Cable news Vol.57

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J:COM、新スマートフォン「HUAWEI P10 lite」を11月2日より販売開始(17.10..30)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、井村公彦社長、以下J:COM)は、「J:COM MOBILE」の新端末として、「HUAWEI P10 lite」を11月2日より販売開始した。
J:COMモバイルは、外出先でも動画が見放題(データ通信量カウントなし)で、無料訪問サービスをはじめとするさまざまなサポートメニューを提供している。
同端末は、シンプルなホーム画面や大きな文字でメールができるなど、初めての人にもやさしい「簡易モード」を特長とし、高性能カメラや大容量バッテリーなど基本機能も充実したスマートフォンである。
J:COM MOBILEは、外出先でも「J:COM TV」サービスで放送中の番組や「J:COMオンデマンド」を見放題(データ通信量カウントなし)で視聴でき、また、加入時の初期設定・操作説明の無料訪問サポートや電話による遠隔サポートを行うなど、顧客が安心してスマートフォンの利用を開始できるサポート体制の充実を強化している。

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キヤノンMJ、ネットワークカメラのクラウド型録画サービスのラインアップを強化。(17.10.30)

キヤノンマーケティングジャパン(株)(東京・港区、坂田正弘社長、以下キヤノンMJ)は、ネットワークカメラのクラウド型録画サービス「VisualStage(ヴィジュアルステージ)の新製品として“簡単な操作で映像の録画や再生が可能な“S-Type VisualStage”を11月13日より発売する。
同製品は、セーフィー(株)(東京・品川区、佐渡島隆平社長)の製品をベースとした小規模事業所向けのクラウド型録画サービスで、シンプルな操作性と高画質録画を実現しつつ、低コストを実現している。アクシス社のACAPカメラ本体を搭載したネットワークカメラに対応しており、カメラ本体をインターネットに接続するだけで、映像を高画質に録画しクラウドサービス上に保存できる。また、離れた場所からでもスマートフォンなどでライブ映像を閲覧したり、録画映像や音声を再生したり、映像を共有したりできる。さらに、暗号化された通信経路を使用しカメラとクラウドサーバーを直接つなぎ、高度なセキュリ。ティー対策を施している。

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ジェイコム千葉とジェイコム船橋習志野、合併を発表(17.10.31)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、井村公彦社長、以下J:COM)の連結子会社である(株)ジェイコム千葉(千葉・浦安市、渡部弘之社長)と(株)ジェイコム船橋習志野(千葉・船橋市、京克樹社長)の2社は、18年1月1日(予定)もって合併することを発表した。
2社は千葉県内で近接したエリアで事業展開をしており、両社が合併することで事業基盤を更に強固なものとして加入獲得を推進するとともに、共通機能の集約化と経営資源の最適配分により、グループ経営の効率化及び競争力強化を図ることを合併の目的・意義としている。
なお、合併後は、(株)ジェイコム千葉が存続会社となり、総加入世帯数は約19万5,700世帯となる。

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パナソニック、8Kスーパーハイビジョンレコーダーを発売(17.10.31)

パナソニック(株)(大阪・門真市、津賀一宏社長)は、8Kスーパーハイビジョンレコーダー「AJ-ZS0580」を11月より発売する。
同社では、15年に8K-DualGreen方式の8Kメモリーカードレコーダーを発売し、4K・8K対応に取り組んできた。20年へ向け、4K・8K放送が広く普及することを見据え、高画AVC-Intraコーデックに対応し、さらに実用性を高めた8Kスーパーハイビジョンレコーダーを製品化した。
8Kスーパーハイビジョンレコーダー「AJ-ZS0580」は、7680*4320/59.94pの8K映像をAVC-Intra4:2:2コーデックで記録する。入出力は12G-SDI4本(Quad Link)を用いた8K-SDI IN/OUT、記録メディアは運用性と信頼性に優れたexpressP2カードを用いる。8K収録時のHD/PROXY同時記録、8K再生時の4K/HD同時出力に対応するほか、microP2カードを用いたHD素材の記録・再生も可能。
VTRライクなジョグ&シャトルダイヤルを備えているほか、有線・無線LANを利用したネットワークPCからの操作にも対応するなど、高い運用性を備えている。8K-DualGreen素材、4K素材の再生にもオプションで対応する。

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パナソニック、2G-SDI対応4K/2Kライブスイッチャー「AV-HS8300」シリーズ発売(17.10.31)

パナソニック(株)(大阪・門真市、津賀一宏社長)は、(12G-SDIに対応したライブスイッチャー「AV-HS8300」シリーズ11月より発売する。
同製品は、2160/59.94pの4K映像フォーマットに対応し、4Kモード時で最大80入力/40出力、最大5ME、2Kモード時で最大160入力/80出力、最大8MEの性能を備えているため、大規模4K番組制作に柔軟に対応できる。4K映像入出力インターフェースには12G-SDIを採用し、高い運用性を確保。4K映像を同軸ケーブル1本で伝送でき、2Kシステムから4Kシステムへ運用性を損なわずにマイグレーションが可能。4Kモード時で各ME列に2chの3D-DVE、リサイザー付き4ch/MEのキーヤーを装備。加えてUSK 8ch、DSK 8chを搭載し、多彩な映像表現を実現する。
同社は、同製品を11月15日から17日まで千葉県・幕張メッセで開催される国際放送機器展「InterBEE2017」に出展する。

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イッツコムとニフティ、「デイリーポータル Z」および「東京カルチャー」の譲渡発表(17.11.1)

東急グループのイッツ・コミュニケーションズ(株)(東京・世田谷区、高秀憲明社長、以下イッツコム)とニフティ(株)(東京・新宿区、荻原正也社長、以下ニフティ)は、ニフティが運営してきた読みものサイト「デイリーポータル Z」とイベントハウス型飲食店「東京カルチャー」について事業譲渡契約を締結し、11月1日からイッツコムが運営を開始したことを発表した。
「デイリーポータル Z」は毎日更新する記事に加え、昨今は「ヘボコン」や「顔が大きくなる箱」など読者参加型の企画を増やし、国内外のイベントに数多く出展して注目を集めている。また、「東京カルチャーカルチャー」はリアルな場を生かし、趣味嗜好をテーマとしたトークイベントに加え、企業とコラボレーションしたイベントなど、さまざまなイベントを数多く開催している。16年12月にはお台場から渋谷に移転し、運営規模を拡大した。
両サービスは、ネットとリアルの両面からエンターテインメントを伝えるサービスとして幅広く活動している。
東急グループは、同グループの一員として「デイリーポータル Z」および「東京カルチャーカルチャー」を同社にて運営することが、既存サービスとのシナジーの創出ならびに事業の拡大に繋がると考え、今回の譲受を進めてきた。
ニフティは、イッツコムの意向を踏まえ、両サービスが東急グループに加わることで、エンターテインメントを伝えるサービスとしての価値をより一層向上させ、さらなる発展が期待できると判断し、このたびの譲渡に至った。今後も両サービスは名称および提供内容は変わることなく提供される。

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J:COM、「ざっくぅ」の18 年「エコー年賀はがき」販売開始イベントを開催(17.11.1)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、井村公彦社長。以下J:COM)は、TVCMキャラクター「ざっくぅ」が18年3月9日に15周年を迎えることを記念して「ざっくぅ版・エコー年賀はがき」を企画した。
親しい方への新年の挨拶である年賀状と共に、「ざっくぅ」を通じて多彩なサービスを提供するJ:COMをより身近に感じてもらえるデザインとなっている。
この「ざっくぅ版・エコー年賀はがき」は、11月1日より東京都千代田区内の郵便局で販売開始。販売開始にあたり東京中央郵便局(東京都千代田区)で「ざっくぅ」1日郵便局長就任式が開催された。

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CNCIグループ、愛知県無料公衆無線LAN認証連携フィールドトライアルに参加(17.11.2)

(株)コミュニティネットワークセンター(愛知・名古屋市、髙原 昌宏社長、以下CNCI)およびCNCI グループ各社は、「あいち無料公衆無線LAN推進協議会」が実施するWeb-API 方式による認証連携(※1)フィールドトライアルに参加する。
フィールドトライアルでは、愛知県はじめ名古屋市、豊田市、安城市、常滑市、みよし市、豊山町が整備した無料公衆無線LAN サービスの各箇所において、利用者がスマホ・タブレットに対応アプリ(※2)をダウンロードし認証手続きをすれば、他の箇所でも再認証手続きすることなくインターネット接続が可能となるもの。
この異なる事業者により整備したWeb-API 方式対応の無料公衆無線LAN サービスエリアにおいて、利用者が複数ある対応アプリから選択し利用する認証連携は国内初。
CNCI グループは、ネットワーク事業者として提供している無料公衆無線LAN サービスにおいて実験環境を提供する。トライアル期間は17年11月9日から18年3月31日。
CNCI およびCNCI グループは、引き続き公衆無線LAN サービスの利便性向上のための取り組みを推進していくとしている。
※1 各事業者が共通の認証方式(Web-API 方式)を利用することで実現
※2 「TRAVEL JAPAN Wi-Fi((株)ワイヤ・アンド・ワイヤレス提供)」(訪日外国人向け)および、「えひめFreeWi-Fi 接続アプリ((株)愛媛CATV 提供)」の対応OS はいずれもiOS・Android/今後追加されるWeb-API 対応アプリでも利用が可能

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「ケーブル4K」、『2017 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』を4K生放送(17.11.2)

(一社)日本ケーブルテレビ連盟(東京・中央区、吉崎正弘理事長)は、ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル「ケーブル4K」にて、11月4日に開催される世界的ビッグイベント『2017 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』(番組提供:(株)ジュピターテレコム)を4Kで生放送した。
さらにレースの模様は、東京ソラマチ5階「J:COM Wonder Studio」と全国各地にある「ジェイコムショップ」45店舗にて、4Kパブリックビューイングとして提供。

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ファーウェイとドコモ、4.5GHz帯で世界初の5G URLLC屋外実験に成功(17.11.2)

(株)NTTドコモ(東京・港区、以下ドコモ)とファーウェイはこのたび、横浜みなとみらい21地区において、第5世代移動体通信(5G)の高信頼低遅延通信(URLLC)に焦点を当てた屋外実証実験を行い、4.5GHz帯で稼動する現在の5G実験装置が国際電気通信連合無線通信部門(ITU-R)が同ビジョン勧告で定義する高信頼低遅延通信(URLLC)の技術性能要件に合致することを示した。
4.5GHz帯を用いたマクロセル環境で、3GPP(移動通信システムの国際標準化プロジェクト)で規格化が進む5Gネットワーク向け無線インターフェース「5G New Radio(NR)」に近い技術を用いた今回の実験の成功は、URLLCをサポートする大規模なマクロセル展開に加え、さまざまな垂直産業を想定した5G NRの活用に向けての基礎を築くもの。
同実証実験では、0.25ミリ秒の伝送時間を有する無線フレーム構造(上下合計)と送受信ダイバーシティ技術が活用された。これにより5Gマクロ基地局による1km四方のカバレッジエリアとパケットサイズ100バイトという条件下で、無線区間の遅延を1ミリ秒以下とするとともに、パケット送信成功率99.999%以上を達成した。4Gにおけるチャネル符号化技術と比較し、Polar符号は同じ信号対ノイズ比(SNR)という条件下のデータ伝送で高い信頼性を実現することができる。今回の実証実験においても高信頼性を確保しつつ、HARQによる自動再送技術を大きく向上させることを示した。
ファーウェイは14年からドコモと連携し、革新的な5G技術の発展を推進してきた。こうした両社の努力は今後、遠隔制御やタッチインターネット機能(Tactile Internet: ネットワークを介した触覚通信)、産業向けインテリジェンス、ARなどの高信頼・低遅延が求められるアプリケーションシナリオやサービスの創造につながることが期待される。ファーウェイとドコモは今後も、3GPPにおけるグローバルな標準化を推進し、2020年の5G商用展開に向けて取り組んでいく。

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NHK「放送開始まであと1年!4K・8Kスーパーハイビジョンパーク」の実施(17.11.2)

NHKは、4K・8K実用放送開始の1年前となる12月1日から3日まで、PRイベント「放送開始まであと1年!4K・8Kスーパーハイビジョンパーク」を開催する。
会場では、8Kスーパーハイビジョンの圧倒的な臨場感を、超高精細映像と22.2chの立体音響で体感できる「8Kスーパーハイビジョンシアター」のほか、近未来の“8Kのある暮らし”をイメージした「8Kリビングシアター」、特別なメガネを必要としない8Kによるバーチャルリアリティー体験「8K:VRライド」など、8K技術を活用したアトラクションやインタラクティブ(双方向)コンテンツなど、4K・8Kの超高精細の世界をさまざまな形で体験し楽しめる。
また、4K・8Kの新しいチャンネルの放送内容を紹介するコーナーや、4K・8Kを家庭で視聴するための方法についてわかりやすく説明するQ&Aコーナーも設ける。入場は自由だが「8Kシアター」のスペシャル上映は、事前の申し込みが必要。申し込み方法等の詳しいことは、NHK のホームページを参照(http://www.nhk.or.jp/event/

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ソニービジネスソリューション、スカパーJSATより次世代マスター設備向け大規模IPルーティングシステムを受注(17.11.7)

ソニービジネスソリューション(株)(東京・港区、宮島和雄代表取締役)は、このほど、スカパーJSAT(株)(以下スカパーJSAT)より、次世代マスター設備向けのIPルーティング設備を受注し、システム構築を行う。
受注したシステムは、スカパーJSATが19年前後に更新を予定している次世代マスター設備に向けたもので、IPライブ伝送技術「ネットワーク・メディア・インターフェース」を用いて、取り扱うベースバンド信号を切り替えるIPルーティング設備。IPにより将来の拡張性が担保され、さらにHDから4Kへの系統変更も柔軟に行える。
スカパーJSATは、従来のSDI方式では困難である、1000系統を超える大規模なシステム構築と、経路二重化による冗長構成を実現することをめざして、IP技術を採用した設備構築を決定した。
今回、IP Liveプロダクションシステム採用の決め手となったのは、世界各地の中継車やスタジオシステムをIPで構築・導入している実績や、これまでスカパーJSATに導入してきた世界初の4K HDR対応中継車・4K送出設備などのシステム構築の実績、保守体制などがある。また、IPライブ伝送方式としての高い互換性、開発環境の容易さも受注に至るポイントとなった。

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J:COM千葉セントラル、平成29年度東京国税局長納税表彰式にて「税務功労等局長感謝状」を授与(17.11.7)

(株)ジェイコム千葉セントラル(千葉・中央区、荒木節夫社長、以下J:COM千葉セントラル、)は、11月7日に、東京国税局長より「税務功労等局長感謝状」を授与された。
東京国税局長納税表彰式は、多年にわたり、租税教育、税務広報の推進を通じて、常に率先して申告納税制度の普及発展および税知識の普及に努め、納税道義の高揚に功績のあった方々を、東京国税局長が表彰するもの。
J:COM 千葉セントラルは、放送する「J:COM チャンネル」において、千葉東税務署主催行事の取材をはじめ、専門学校での租税教室の取材における租税教育の推進など、番組を活用した税務広報を通じて、税務行政の円滑な運営に多大な功績があったとして表彰された。

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エーディテクノ、12G-SDIマルチフォーマット対応ビデオプロセッサー発売(17.11.8)

(株)エーディテクノ(東京・千代田区、長山誠人代表取締役)は、Plura Broadcast Inc.(プルーラ社:本社米国アリゾナ)製 12G-SDI マルチフォーマットビデオプロセッサー[型番:4KXpress]を12月下旬より発売する。
プルーラ社は、米国アリゾナ州に本社を構えドイツ、メキシコ、アラブ首長国連邦、韓国に拠点を有したグローバルカンパニーで、業務用液晶ディスプレイをはじめ、マルチフォーマットプロセッサプラットフォーム、タイムコード関連製品、クロックシステム等、デジタル放送やビデオプロダクション関連製品を設計、製造、販売している。これらの製品は全て米国およびドイツの自社工場にて生産、高品位で競争力の高い価格で提供されており、放送局、ポストプロダクション、スタジオ、ホール、ライブ、デジタルサイネージなど様々な場所やシーンで利用されている。
この度、プルーラ社と同社において、日本国内での販売代理店契約を締結。これに伴い、日本での正規代理店として4KXpressとアップグレード用ライセンスApps(アプリ)の取扱を開始する。
多彩な機能のアップグレードが可能な4KXpressは4K映像制作環境を構築する上で最適なツールとして利用できるという。なお、同製品は11月15日~17日に千葉県幕張メッセにて開催される Broadmedia & Entertainment InterBEE 2017のエーディテクノブース【小間番号:ホール4 - 4512】にて日本初公開となる。

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サイバーエージェント、インターネットテレビ局「AbemaTV」が「Amazon Alexa」に対応開始(17.11.8)

(株)AbemaTVが運営するインターネットテレビ局「AbemaTV」は、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」に対応を開始することを発表した。
Amazonが提供するスマートスピーカーの「Amazon Echo」を支える頭脳である「Alexa」は、話しかけるだけで、音楽の再生、ニュースやスケジュールの読み上げ、タイマーやアラームのセット、スポーツ試合結果の確認ができるほか、「Echo」の遠隔音声コントロール技術により、部屋中のさまざまな場所からでも、話しかけるだけで操作することが可能になるなど、日常のさまざまな場面で役に立つことが期待されている。
同局では、「Alexa Skill Kit」を活用し「Alexa」に対応したことで、「Echo」に話しかけるだけで、同局の人気番組ランキング情報が読み上げられ、音声で気軽に番組情報をチェックすることが可能になった。今後は、番組名や出演者情報での検索や毎日のおすすめ番組など、見どころを音声で確認することができるようになるなど、機能も拡充していく予定。なお、本サービスはAmazon Echoの出荷開始より順次、提供を開始する。

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ファーウェイとドコモ、5Gミリ波対応CPEを用いたデモを日本で初披露(17.11.10)

ファーウェイと(株)NTTドコモ(以下、ドコモ)は、東京・お台場の日本科学未来館で開催中の展示イベント「見えてきた、“ちょっと先”の未来」(11月9日~11日、主催:ドコモ、共催:日本科学未来館)において5Gミリ波対応ユーザー宅内機器(Customer Premises Equipment、CPE)を用いた共同デモを日本で初めて披露した。
両社は今回のデモで、5Gミリ波対応CPEを含むエンドツーエンドの5Gネットワーク上で複合現実によるビデオ通話を実現し、日本において商用展開可能な5Gミリ波対応CPEを初めて使用することに成功した。
今回の共同デモで使用された5Gコアネットワーク、5G基地局、5Gミリ波対応CPEを含むエンドツーエンドの5Gネットワークは、ファーウェイによって提供されている。来場者は「Microsoft HoloLens(マイクロソフト ホロレンズ)」を着用してエンドツーエンドの5Gネットワークに接続し、遠隔地にいる友人と複合現実によるビデオ通話を行い、明瞭な音声通話とフリーズすることのないスムーズなビデオ映像によるイマーシブな体験を楽しんだ。
今回デモで使用したCPEは、ファーウェイの最新のイノベーションの成果の1つであり、業界初となる5Gミリ波対応のCPE製品。通信事業者が屋内において固定ネットワークの速度をはるかに超える約2Gbps超を実現する5G固定無線アクセス(FWA)サービスを提供できるよう支援する。ファーウェイのCPEは、帯域の割当や伝送時の遅延において安定したパフォーマンスを発揮し、エンドツーエンドの5Gネットワーク経由での複合現実によるビデオ通話サービスにおいて優れたユーザー体験を提供。また、高密度な設計により5Gミリ波対応CPE製品として業界最小サイズを実現し、約3Lのインドアユニットは屋内での設置に最適なサイズとなっている。

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ハイセンスジャパン、サッカーロシアW杯フラッグシップモデルの4K対応テレビ発表(17.11.13)

ハイセンスジャパンは11月13日、4K対応液晶テレビ2機種を発表した。65V型(型番:HJ65N8000)と55V型(型番:HJ55N8000)の2機種で、発売は12月中旬。価格はオープンだが、推定市場価格としては、65V型が25万円前後、55V型が17万円前後とのこと。
今回発表された2機種は、「World Cup Official TV」モデル。ハイセンスは、18年6月~7月に開催を予定する「FIFAワールドカップ・ロシア大会」のテレビのオフィシャルスポンサーとなり、130カ国、200地域以上でブランディング活動を展開している。新型テレビの発売に合わせて懸賞キャンペーンを実施するほか、ワールドカップ開催期間にも別途キャンペーンを企画し、販売促進・ブランド認知を狙う。
フラッグシップモデルは、テレビの電源を入れるとワールドカップのロゴが表示される、期間限定発売の特別仕様。ハイセンスが、グローバルで展開している「ULED(ユーエルイーディー)テレビ」を日本で初めて導入した。また、いずれもHDRに対応。HDR 10とDolby Visionをサポートする。残像感が少なくスムーズに観戦できるようにしたという「スポーツモード」も備える。なお、VODサービスは、Netflix、YouTube、アクトビラ、TSUTAYA TV、U-NEXT、ひかりTV、クランクイン! ビデオに対応する。
機種発表会には、元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏が登場し、PRした。

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デジコン、4K中継・映像サービス「4Kista!(R)」がHDR対応に(17.11.13)

デジコン(株)(東京・千代田区、山口秀樹代表取締役)は、車載型4K映像制作システム「4Kista!(R)」について4K HDR/HD SDRの同時出力、全カメラスロー再生、リプレイ・ハイライト、総収録時間が24時間対応等、システムの設備追加を行い、4K映像制作能力の向上・強化を図った。
18年12月にはBS放送において4K HDRの実用放送が開始される予定であり、4K映像の視聴環境拡大とHDRの普及が促進される時代へと変化する中、同社ではこのニーズに対応するべく、4K HDRの制作環境を調えた。「4Kista!(R)」は普通車両に脱着可能な4Kの制作システムを搭載したことで、大型中継車では対応の難しい環境下における車内オペレーションに加え、車外に機材移設をしたオペレーション(キャリング運用)も可能にする。
4K HDRに対応をした車載型4K映像制作システム「4Kista!(R)」は2017年11月末より運用開始予定。

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NTTぷらら、ハイセンスの4Kテレビが、 ひかりTVのVODサービスに対応(17.11.13)

(株)NTTぷらら(東京・豊島区、板東浩二社長)は、同社が運営する映像配信サービス「ひかりTV」のビデオサービス(VOD)を、ハイセンスジャパン(株)(東京・千代田区、李文麗社長、以下ハイセンス)の4Kテレビ向けに12月より提供を開始する。
「ひかりTV」ビデオサービスに対応するハイセンスの4Kテレビは、N8000/N5500/N5100/N5000シリーズとなる。対象シリーズのテレビ利用者は、約7万本のHD画質(ハイビジョン)のVOD作品と、約2,000本の4K映像によるVOD作品を、外付けの対応チューナーを接続することなく視聴可能となる。同社は、今後も各テレビメーカーとの連携により、「ひかりTV」対応のテレビを拡大していく予定という。

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ミハル通信、CATV監視装置が「九都県市のきらりと光る産業技術」受賞(17.11.13)

ミハル通信(株)(神奈川・鎌倉市、二ノ宮隆夫社長)は、同社のCATV監視装置が、九都県市首脳会議が首都圏の優れた企業・団体及びその産業技術を表彰する「九都県市のきらりと光る産業技術」を受賞したことを発表した。
九都県市首脳会議とは、1979年に埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市の六都県市首脳会議として始まり、1992年に千葉市長、2003年にさいたま市長、10年に相模原市長が加入し九都県市首脳会議となり、今年11月13日に相模原市で第72回九都県市首脳会議が開催された。
「九都県市のきらりと光る産業技術」とは、10年より首都圏の優れた企業・団体及びその産業技術を、「九都県市のきらりと光る産業技術」の名称で、首都圏共通の財産として表彰する制度を設けたもの。
受賞したCATV監視装置の特徴は、次の通り。
1.ケーブルテレビの映像・音声信号をオールインワンで監視できる小型装置
2.従来の監視装置はチャンネル毎にセットトップボックスと監視装置の組合せが必要でヘッドエンド数台分が必要だったが、このCATV監視装置を使えば1台で済むので、大幅なコスト削減を実現
3.弊社製ヘッドエンド装置と連携し、監視結果に応じた予備装置への切り替え連携が可能

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ケーブル連盟、「いい番組みよう!」キャンペーン11月末まで展開(17.11.13)

(一社)日本ケーブルテレビ連盟(東京・中央区、吉崎正弘理事長)は11月3日~11月30日にわたり、「いい番組みよう!」プレゼントキャンペーンを実施する。
有料多チャンネル放送事業者(計60チャンネル)がプラットフォームを越えてひとつになり、豪華プレゼントキャンペーンを実施する。番組収録見学、声優体験、プレミアムイベントなど豪華体験や家電、旅行券などの豪華賞品が100名様以上に当たる。
<賞品の一例>
・久保利明王将VS藤井聡太四段 公開対局イベント招待
・水木一郎とカラオケでアニソンを熱唱できる権利
・「坂崎幸之助のももいろフォーク村 NEXT」生放送観覧券
・フィギュアスケーター 小塚崇彦さんによるスケート教室 など
<期間>2017 年11月3日(金)~11月30日(木)
<応募先>http://いい番組みよう.jp/
<協賛>ジャパンケーブルキャスト(株)/(株)ジュピターテレコム/スカパーJSAT(株)/日本デジタル配信(株)/(株)放送衛星システム
<参加チャンネル>アジアドラマチックTV/アニマックス/アニマルプラネット/囲碁・将棋チャンネル/V☆パラダイス/映画・チャンネルNECO/衛星劇場/AXN海外ドラマ/AXNミステリー/MUSIC ON! TV/エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ/カートウーンネットワーク/GAORA SPORTS/歌謡ポップスチャンネル/Kawaiian TV/キッズステーション/QVC/グリーンチャンネル/ゴルフネットワーク/ザ・シネマ/J SPORTS 1/2/3/4/時代劇専門チャンネル/シネフィルWOWOW/女性チャンネル♪LaLa TV/ショップチャンネル/スーパー!ドラマTV/スターチャンネル/スペースシャワーTV/スペースシャワーTVプラス/旅チャンネル/ダンスチャンネル/チャンネル銀河/釣りビジョン/TBSチャンネル1/TBSチャンネル2/TBSニュースバード/ディスカバリーチャンネル/ディズニー・チャンネル/テレ朝チャンネル1/テレ朝チャンネル2/東映チャンネル/ナショナルジオグラフィック/日経CNBC/日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ/日本映画専門チャンネル/BBCワールドニュース/ヒストリーチャンネル/ファミリー劇場/フジテレビONE/フジテレビTWO/フジテレビNEXT/ホームドラマチャンネル/ミュージックエア/ムービープラス/MONDO TV/WOWOW

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日本ケーブルテレビ連盟、『第37回「地方の時代」映像祭2017』入賞作品発表(17.11.14)

「地方の時代」映像祭実行委員会(吹田市、関西大学、日本放送協会、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟)では、11月11日から17日の間、「第37回『地方の時代』映像祭2017」を関西大学千里山キャンパスで開催した。
「地方の時代」映像祭は、放送局部門、ケーブルテレビ部門、市民・学生・自治体部門、高校生(中学生)部門の4つの部門から成る映像コンテストで、「地域でなければ見えないもの、地方だからこそ伝えられること」をテーマにした作品を募集。1980年の開始以来37回を数え、今年は287作品の応募(内訳:放送局149、ケーブルテレビ45、市民・学生・自治体79、高校生(中学生)14)があった。
11月11日に開催した贈賞式では、コンテストの各賞を発表し、グランプリは放送局部門「SBCスペシャル かあちゃんのごはん」(信越放送)が獲得した。グランプリ作品は、11月25日13時30分~17時30分に関西大学東京センターにおいても上映会がある。
なお、学生による応募作品で放送・配信の許諾が確認できた作品は、来年1月よりAJC-CMS(全国ケーブルテレビコンテンツ流通システム)を通じて全国のケーブルテレビに配信するほか、動画配信サイト「じもテレ」で公開する予定。
<ケーブルテレビ部門>
・優秀賞:「米子が生んだ心の経済学者~宇沢弘文が遺したもの~」(中海テレビ放送)/「里山のふところ~生きるマンマ、おかわり!~」(上越ケーブルビジョン)
・選奨:「ゴンザ」(BTV)/「がむしゃらに~青春応援団 我無沙羅」(キャッチネットワーク)/「垂井曳山まつり特番「こうして僕らは役者になる」」(大垣ケーブルテレビ)/「たかずやの里を巣立つ日」(伊那ケーブルテレビジョン)/「戦後70周年特別番組 いま聞いておきたい、あの日の記憶「壊滅した商店街と満蒙開拓団」」(ケーブルテレビ品川)

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メディアキャスト、放送用HTML5簡易CG作画システムを販売開始(17.11.14)

(株)メディアキャスト(東京・品川区、杉本孝浩代表取締役)は、放送用HTML5簡易CG作画システム「GPX5(Graphics Playout eXpress by html5)」を販売開始することを発表した。
「GPX5」は、HTML5で記述されたプログラムで放送用グラフィックスを生成し、放送可能な信号でリアルタイム出力するシステム。HTML5の知識があれば簡単に画面を作成することができ、JavaScriptによる動的コンテンツや外部システムとの連携による報道、スポーツ、選挙、気象などの番組や、双方向番組における投票結果の表示などで効果的に使用できる。HTML5ベースなので、独自の作画コンテンツを記述することも可能で、ハイブリッドキャストやWebサイト、スマートフォンアプリとの連携も容易という。
出荷開始は、2018年1月、販売価格は、160万円(税別/ハードウェア込み)となる。

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J:COM、「ギガ消費実態と中古スマホ利用意向に関する調査 2017」を発表(17.11.14)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、井村公彦社長、以下J:COM)は、全国の15歳~69歳のスマートフォンユーザーを対象に「ギガ消費実態と中古スマホ利用意向に関する調査 2017」を17年10月6日~10日の5日間においてインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計した(調査協力機関:ネットエイジア(株))。
調査結果からは、主に、次のような傾向があげられた。
・動画視聴で不満蓄積!
10代のおよそ3人に1人が「120分以上」動画視聴/動画視聴の二大不満は「バッテリー消費」と「ギガ消費」
・動画アプリで“ギガ死”続出!
10代と20代の女性では6割以上が、「使いすぎて通信速度制限」いわゆる“ギガ死”を経験/二度とごめんだ!40代男女では3人に1人以上が経験/ギガ不足の原因「動画アプリの使いすぎ」がダントツ
・中古スマホ利用が急拡大へ!
中古スマホのイメージ 「端末が割安」「2 年縛りがない」/若者から人気に火がつく!10代の利用意向が高め

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ビコム、世界初の鉄道前面展望4K ULTRA HDブルーレイソフトを発売(17.11.15)

ブルーレイ・DVDソフト制作・販売のビコム株(株)(福岡・久留米市、山下豊代表取締役 )は、鉄道映像ソフト『東京モノレール《Day&Night》モノレール浜松町~羽田空港第2ビル2往復』(4K ULTRA HDブルーレイ版、ブルーレイ版)を11月21日に発売する。
同社では4K ULTRA HDブルーレイ版の映像ソフトとして、16年3月に「4K夜景」、同4月に「宮古島~癒しのビーチ~(4K・HDR)」を発売しているが、同社の得意分野である「鉄道前面展望作品」としては世界初のリリース(同社調べ)で、映像関連業界でも期待の高い商品となる。

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ソニービジネスソリューション、日本テレビ放送網より4K HDR対応制作スタジオ設備を受注(17.11.15)

ソニービジネスソリューション(株)(東京・港区、宮島和雄代表取締役)は、このほど、日本テレビ放送網(株)(東京・港区、大久保好男社長)より、麹町新スタジオ(仮称)向けの4K HDR制作に対応する制作スタジオ設備を受注した。4K HDR/HD SDRの同時ライブ映像制作の実現と、12G-SDIでのシステム構築を評価され、今回の採用決定となった。
受注したシステムは、4K映像信号を1本の同軸ケーブルで伝送できるインターフェース12G-SDIをベースに構築される4Kライブ制作システムとしては、ソニーとして国内初の受注となる。

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ソニービジネスソリューション、大容量4K映像を高効率に圧縮できるビデオフォーマット対応コーデックチップを開発(17.11.15)

ソニーは、18年にBS4K実用放送の開始に向けて、放送事業者の4K映像運用をサポートするため、4K映像を高効率かつ高画質で圧縮できるビデオフォーマットXAVC-L422 QFHD 200(正式名称:XAVC QFHD Long422 200Mbps)に対応したコーデックチップを開発した。
同コーデックチップは、4K映像の高画質を維持しながら、200Mbpsという従来比約1/3の低ビットレート化を実現する。また普及が進むHDR映像でも十分に性能を発揮できるよう、10bit/4:2:2サンプリングにも対応する。

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ソニービジネスソリューション、カメラコントロールユニット『HXCU-FB80』を発売(17.11.15)

ソニーは、2/3型3CMOSイメージセンサーを搭載し、3G伝送に対応したHDポータブルカメラ『HXC-FB80』とカメラコントロールユニット『HXCU-FB80』を発売する。
3G対応により1080/59.94p信号が伝送できるほか、カメラコントロールユニットでアップコンバートして4K映像を出力することも可能。高画質・高機能かつコストパフォーマンスに優れたカメラシステムとして、スタジオ・スポーツ・音楽ライブなど、さまざまなライブ制作用途に活用できるという。

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スカパー、NTT東西、「フレッツ・テレビ」等におけるBS右旋4K放送への対応について(17.11.16)

スカパーJSAT(株)(東京・港区、高田真治社長、以下スカパーJSAT)、東日本電信電話(株)(東京・新宿区、山村雅之社長、以下NTT東日本)および西日本電信電話(株)(大阪市中央区、村尾和俊社長、以下NTT西日本)は、2018年12月より実用放送が開始される BSデジタル放送/110度CSデジタル放送(以下BS/110度CS)の4K・8K放送について、「フレッツ・テレビ」等のFTTHサービスにおいて、BS右旋4K放送を2018年12月1日(土)より提供開始する予定と発表。
【背景】
スカパーJSAT、NTT東日本およびNTT西日本は、アンテナ不要でテレビに専用端末(セットトップボックス等)を取り付けることなく地上/BSデジタル放送が受信できる「フレッツ・テレビ」を2008年より提供してきた。 また、スカパーJSATは2015年3月1日に有料チャンネルとしては世界初の4K専門チャンネルを開局し、現在は「スカパー!4K映画」「スカパー!4K総合」「スカパー!4K体験」 の3チャンネルを提供するなど、積極的に4K放送に取り組んできた。なお、「フレッツ・テレビ」等においてもこの3チャンネルを2015年4月4日より提供している。
このような中、現行の地上/BSデジタル放送および110度CS放送に加えて、2018年12月よりBS/110度CSの4K・8K実用放送が開始されるにあたり、より多くの顧客に高精細な画質による放送を視聴してもらうため、3社で「フレッツ・テレビ」等のFTTHサービスにおける実用放送への対応を検討してきた。
【対応概要】
BS右旋4K放送について、2018年12月1日(土)よりパススルーによる提供開始を予定している。これにより、現在「フレッツ・テレビ」等のFTTHサービスを利用してBS放送を視聴して いる戸建住宅および集合住宅においては、実用放送に対応する4Kテレビまたは4Kチューナーにより、BS右旋4K放送を視聴できるようになる。
提供開始日:2018年12月1日(土)
提供エリア:「フレッツ・テレビ」提供エリア
テレビ放送局:ビーエス朝日、BSジャパン、日本放送協会、BS-TBS、ビーエスフジが放送開始予定 *2019年12月1日(日)よりBS日本も放送開始予定
【各社の主な役割】
スカパーJSAT:「スカパーJSAT施設利用サービス」の提供
NTT東日本、NTT西日本:「スカパーJSAT施設利用サービス」の伝送に必要となる「フレッツ光」および「フレッツ・テレビ伝送サービス」の提供(光コラボレーションモデルにおける提供を含む)。
【今後の展開】
「フレッツ・テレビ」等のFTTHサービスにおけるBS/110度CS左旋4K・8K放送への対応については、現在検討中で、詳細が決まり次第改めて発表する。

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「Inter BEE 2017」出展者数・登録来場者数ともに過去最多を記録(17.11.17)

(一社)電子情報技術産業協会(長榮周作会長/パナソニック(株)取締役会長、略称JEITA)が11月15日~17日の3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催した音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE 2017」(第53回国際放送機器展)は、出展者数1,139社・団体(うち海外33カ国・地域から643社)、出展小間数1,983小間、登録来場者数3万8,083名と、出展者数・小間数・来場者数ともに過去最多となった。各日の登録来場者数は次の通り(カッコ内はうち海外登録来場者)。
11月15日1万3,365人(517人)
11月16日1万2,381人(298人)
11月17日1万2,337人(118人)
合計3万8,083(933人)
なお、2016年開催規模は次の通り。
出展者数:1,090社・団体(うち海外34カ国・地域593社)
出展小間数:1,926小間
「Inter BEE」は「Society 5.0(超スマート社会を目指すビジョン)」の実現がもたらすメディアの変革を提示する場として、2019年までの3カ年で「コンテンツ」を中核に位置づけ、「つくる(制作)」「おくる(伝送)」「うける(体験)」の領域を網羅し、メディアコミュニケーションとエンターテインメントの最新テクノロジーを集約した総合イベントへの発展を目指しているが、2017年はその初年度として第一歩を踏み出したとしており、来年はさらなる発展を図っていく。
次回「Inter BEE 2018」は、2018年11月14日(水)~16日(金)の3日間、幕張メッセにて開催予定。

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J:COM制作「言葉をひろう」、埼玉県に番組DVDを寄贈(17.11.17)

(株)ジェイコムさいたま(埼玉・さいたま市浦和区、菊池孝太郎社長)および(株)ジェイコム北関東(埼玉・さいたま市浦和区、平岩光現社長)、(株)ジェイコム川口戸田(埼玉・川口市、代表取締役社長蒲原成人)は、J:COM制作「言葉をひろう」の番組DVDを埼玉県へ寄贈するにあたり、2017年11月16日(木)埼玉県庁で贈呈式を行なった。
「言葉をひろう」(制作・著作J:COM)は、2015年にスタートした番組で、埼玉県内各地で活躍し、地域活動に貢献する「人」「地域」「企業」などにスポットを当て紹介している。番組は、インタビューなどを通じ、地域と真剣に向き合っている人から発せられた「言葉」に注目し構成されており、これまでに50本を制作(2017年11月現在)し、視聴者や弊社放送番組審議会委員からも高い評価を得ている。
中でも、春日部市の特産品である麦わら帽子を製造する会社「株式会社よこい(春日部市)」を紹介した番組は、2016年9月に日本ケーブルテレビ連盟主催「第42回日本ケーブルテレビ大賞番組アワードコミュニティ部門奨励賞」を受賞した。
3社は、この「言葉をひろう」を、より多くの方に視聴していただくことを目的に、埼玉県教育局へ番組DVDを寄贈。これにより、埼玉県立図書館や県内の各市町にある公立図書館・分室、公民館図書室など、174館で貸出・視聴ができ、この寄贈DVDを地域のまちづくりなどへの参考映像資料として、役立ててほしいとしている。

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ソニーネットワーク、世界最速インターネット“NURO”のサービス提供エリアを東海・関西へ拡大(17.11.20)

ソニーネットワークコミュニケーションズ(株)(東京・品川区、十時 裕樹社長)は、関東1都6県で展開している世界最速ンターネット“NURO(ニューロ)”の提供エリアを東海・関西エリアに拡大します。11月20日に申込受付を開始し、18年1月下旬より順次サービスを提供する。
同社は13年4月にサービスブランド“NURO”を設立。光インターネットにおける伝送規格「GPON」を採用し、下り最大速度2GbpsのFTTHサービス『NURO 光』をスタート。回線使用料とプロバイダー料金、高速無線LAN、最大5台まで使えるセキュリティサービスを含めて月額4,743円で提供している。超高速通信・リーズナブルな価格・サービス品質などが評価され、数々の賞を受賞している。
このほど、関東以外の顧客からの要望に応え、『NURO 光』の提供エリアを新たに東海4県(愛知県・静岡県・岐阜県・三重県)、関西2府3県(大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県)へ拡大し、順次サービスを提供する。音楽や動画コンテンツファイルのダウンロード、ストリーミングサービス、ブラウジングなどが快適に利用できる、超高速・大容量のインターネット環境が、東海・関西エリアでも利用できるようになる。
なお、利用開始から最大3カ月間、月額基本料金が500円になる「ワンコイン体験キャンペーン」をはじめとした様々なキャンペーンも実施する。
また、15年1月より提供しているマンション向けプラン『NURO 光 for マンション』、15年6月にスタートした「GPON」の次世代規格である「XG-PON」を採用した下り最大速度概ね10Gbpsの世界最速インターネットサービス『NURO 光 10G』も、東海・関西エリアで順次提供していく。なお、『NURO 光 10G』の提供エリアは、静岡県・大阪府・兵庫県・奈良県の一部エリアとなる。

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ジャパンケーブルキャスト、JPNAP接続回線を活用しJC-HITS信号を伝送(17.11.21)

ジャパンケーブルキャスト(株)(東京・千代田区、大熊茂隆社長、以下JCC)は、インターネットマルチフィード(株)(本社:東京・千代田区、鈴木幸一社長、以下マルチフィード、)が提供するインターネットエクスチェンジサービス“JPNAP”への接続回線を活用し、多チャンネル映像配信サービス“JC-HITS”の映像信号の伝送を開始した。
このほど、JCCがJPNAP経由でJC-HITS信号を伝送できることにより、マルチフィードが提供するJPNAPを利用中のケーブルテレビ事業者は、JC-HITS信号アクセス回線の選択肢としてJPNAP経由での伝送が可能になる。
(株)秋田ケーブルテレビ(秋田・秋田市、松浦隆一社長、以下CNA、)は、このサービスを活用し、CNAが専用線で接続する“JPNAP”の余剰帯域に”JC-HITS”の副系の映像信号を伝送することで、回線帯域の有効活用を図り、冗長構成に関するコストダウンを実現した。
このように、ケーブルテレビ事業者は、JPNAPに接続している専用線の余剰帯域をJC-HITS信号と重畳する事で、コストダウンおよび有効利用できるメリットがある。
なお、JC-HITSは全国のケーブルテレビ事業者へ、主系および副系の冗長構成にて伝送をしており、主系信号は従来どおりJCC配信網からの伝送であり、副系信号をJPNAP経由で伝送することが可能。

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神奈川県下のケーブルテレビ8社が12月3日開催「第12回湘南国際マラソン」を7時間実況生中継(17.11.21)

神奈川県ケーブルテレビ協議会傘下の県内ケーブルテレビ8社は、12月3日に湘南地域で開催される「第12回湘南国際マラソン」(主催:湘南国際マラソン実行委員会)の様子を各社のコミュニティチャンネルで実況生中継する。
第12回湘南国際マラソンは、「『すべての人が“HAPPY”になる日』~HAPPY for ALL~」を基本コンセプトに開催され、フルマラソン、ハーフマラソン、10キロ、ファミリーランなどの各種目に、県内・県外から約24,000人のランナーが参加する国内最大級のマラソン大会。
番組では、スタート・フィニッシュ地点をはじめ、大磯、二宮、平塚、茅ヶ崎、藤沢のマラソンコースに沿って設置されたカメラと移動カメラ合計14台により、レースの模様やランナーたちの表情を、臨場感のある映像に実況・解説を交え、7時間の生中継で伝える。また、スマートフォン・タブレット端末用アプリ「かながわCATVライブカメラ」とJ:COMの地域情報アプリ「ど・ろーかる」でのライブ配信も行うほか、大会当日の夜にはダイジェスト番組も放送する。
そのほか、かながわCATV情熱プロジェクトのホームページでは、フィニッシュタイムを入力すると、その時間のフィニッシュシーンを見ることができる動画を配信する予定という。
放送日時は、12月8日8時30分~15時30分。再放送は、12月10日10時~17時。

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YOUテレビ、初のサテライトスタジオ「PRISM TV STUDIO(愛称:プリズム)」開設(17.11.22)

川崎市および横浜市においてケーブルテレビ事業を展開するYOUテレビ(株)(横浜市鶴見区、大野 弘社長)は、JR川崎駅に直結する商業施設「アトレ川崎」に新設される“コモレビテラス”に隣接した場所に、サテライトスタジオ「PRISM TV STUDIO (愛称:プリズム)」を2018年2月17日(土)に開設する。
「PRISM TV STUDIO」は、コミュニティチャンネルの番組制作や公開収録の場としてだけでなく、災害時においては帰宅困難者への情報受発信の拠点としての役割を果たす。当スタジオは、2018年に開局25周年を迎えるYOUテレビにとって、初めてのサテライトスタジオとなる。また、デザインは人々が交わる空間を作ることに意欲的な活動を続けている新進気鋭の建築家 隈 太一氏(設計補助、プログラミング補助:合同会社髙木秀太事務所)が手がけ、ふんだんに木材を使用した温かみのあるスタジオとなっている。
YOUテレビではサテライトスタジオ「PRISM TV STUDIO」を活用し、コミュニティチャンネルの自主制作番組である「好きです かわさき!」の公開収録などを行うこととしており、さらに、「映像のまち・かわさき」「音楽のまち・かわさき」「スポーツのまち・かわさき」といった川崎市の文化振興活動や多岐にわたる魅力を発信する新たな番組の制作、コモレビテラスで行われるイベントの番組化なども行なっていく予定。
【スタジオの役割】
▼平常時 : 川崎市の魅力、地域資源、スポーツ文化活動等を伝える番組制作や公開収録の他、川崎市・JR東日本・アトレ川崎と連携し、川崎市および駅周辺の賑わい創出や価値向上等にも貢献。
▼害時 : 駅改札に直結する立地を活かし、大規模災害時の帰宅困難者へ情報受発信を行う。

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「ジャパンケーブルキャストセミナー2017」(東京)開催(17.11.22)

ジャパンケーブルキャスト(株)(東京・千代田区、大熊茂隆社長、以下JCC)は、ケーブル業界においてIPサービスへの対応やIoT、5G等、新たなテクノロジーとの共存など他業種・他業界との大競争時代が到来しているとし、ケーブルテレビ事業者を主な対象とした「ジャパンケーブルキャストセミナー2017」を東京(11月22日(水))と大阪(11月24日(金))で開催した。
同セミナーは3部構成で、第1部は、(株)ブロードバンドタワー代表取締役会長兼社長 CEOの藤原洋氏による「IoT&5G時代の新たなケーブルテレビのビジネスチャンス」と題した基調講演が行われた。第2部では、JCC専務執行役員 技術・運用本部 本部長田中慶彦氏より「放送高度化への取り組み」についての説明の後、(株)QVCジャパン 代表取締役社長 内田康幸氏、(株)東北新社 取締役常務執行役員 岡本光正氏、(株)WOWOW 経営戦略局 経営企画部長 勝山 明氏の各放送事業者による4K放送に関するパネルディスカッションが行われた。
続いて第3部では、JCC執行役員 営業本部長 原仁美氏からの挨拶の後、「ケーブルテレビ業界を巡る環境と「JC-HITS IP」のご紹介」(営業本部 新プラットフォーム事業部長 那須野 英樹氏)、「インターネット上位ソリューションのご紹介」(同本部 ソリューション事業部長 徳永 慶一郎氏)より、それぞれ説明発表がされた。

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日本ケーブルテレビ連盟、ケーブル4K 開局2周年 特別企画『ノーマン・ザ・スノーマン』他、人形アニメーション3作品を一挙放送(17.11.22)

(一社)日本ケーブルテレビ連盟(東京・中央区、吉崎正弘理事長)は、ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル「ケーブル4K」が、12月1日に開局2周年を迎えることを記念して、『ノーマン・ザ・スノーマン~北の国のオーロラ~』(制作:太陽企画、エクスプローラズ・ジャパン)他、4K制作の人形コマ撮りアニメーション3作品を、ケーブル4Kで12月23日から、29日まで一挙放送する。
さらに放送に先駆け、『ノーマン・ザ・スノーマン~北の国のオーロラ~』の4K上映会を12月4日から9日まで、東京ソラマチ5階「J:COM Wonder Studio」にて、開催する。
1コマ毎に人形を動かし、4Kカメラで丹念に撮影された画像をつなぎ合わせた映像の美しさは圧巻であり、各作品に登場する星空の美しさはプラネタリウムで上映されるほど。そんな美しい映像と心温まる物語をJ:COM Wonder Studio が誇る98インチの大画面や、ケーブル4Kの放送を通じて視聴者に届ける。

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総務省「4K・8K時代に向けたケーブルテレビの映像配信の在り方に関する研究会」開催(17.11.24)

総務省は、4K・8Kをはじめとして、放送サービスの高度化が進展しつつあること等を踏まえ、ケーブルテレビ事業者がインターネットプロトコル(IP)を活用して、多様な放送サービスを円滑に提供することが可能となるよう、IPを活用した放送の在り方等について検討を行うことを目的として、「4K・8K時代に向けたケーブルテレビの映像配信の在り方に関する研究会」を開催する。
テレビ視聴形態が多様化し、放送を取り巻く環境が変化しているとともに、固定ブロードバンド網の広帯域化、多様化が進むなど、ケーブルテレビ事業における放送やそれに用いるネットワークの在り方にも変化が求められている。こうした中で、ケーブルテレビ事業者が、インターネットプロトコル(IP)を活用して、多様な放送サービスを円滑に提供するため、IP放送の技術的条件等について検討が必要であることを踏まえ、同研究会を発足した。平成30年春をめどにとりまとめを行う予定。
第1回会合が11月28日10時30分より総務省内会議室にて開催される。傍聴希望は下記を参照。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/4k8k_cable_ip/02ryutsu12_04000110.html

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