Cable news Vol.37

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AbemaTV、開局5カ月で800万ダウンロードを突破(16.9.12)

インターネットテレビ局「AbemaTV」((株)AbemaTV、東京・渋谷区、藤田晋社長)は、9月11日時点でアプリのダウンロード数が累計800万ダウンロードを突破した。
AbemaTVは2016年4月11日に本開局。本開局から3カ月で500万ダウンロードを突破していた。9月5日からは新たに「検索機能」も追加している。

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U-NEXT、Wi-Fiスポットを約8万2,000カ所へ拡大(16.9.12)

(株)U-NEXT(東京・渋谷区、宇野康秀社長)は、モバイル通信サービス「U-mobile」契約者向けに無償提供している無線ネットワーク接続サービス「U-NEXT Wi-Fi」のWi-Fiスポットを、現在の約4万カ所から倍以上の約8万2,000カ所へと増設する。
今回の増設では主に西日本エリアのスポット拡充を計画。またあわせて、U-NEXTと(株)インターネットイニシアティブの協業によるプラン「U-mobile PREMIUM」の契約者向けにも「U-NEXT Wi-Fi」の無償提供を開始する。

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イッツコム、「インテリジェントホーム」を愛媛CATV、CACに提供(16.9.13)

イッツ・コミュニケーションズ(株)(東京・世田谷区、高秀憲明社長、以下イッツコム)は、(株)愛媛CATV(愛媛・松山市、宮内隆社長)および(株)CAC(愛知・半田市、金澤茂明社長)と、スマートホームサービス「インテリジェントホーム」の販売に関して基本合意した。これによりインテリジェントホームを採用するケーブルテレビ局は20局、対象世帯数は約652万世帯となった。
インテリジェントホームは、対象物件に設置したIP カメラ、スマートロック、各種センサー、家電コントローラーなどのデバイス一式を、インターネット回線を経由し、ユーザーのスマートフォンやモバイル端末のアプリを利用して遠隔コントロールするなどといった機能を提供するサービス。
イッツコムはインテリジェントホームのライセンスを愛媛CATV、CACに提供。イッツコムの子会社Connected Design(株)がインテリジェントホーム向けの各種デバイスを販売する。

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J:COM調布、防犯パトロール隊が始動(16.9.13)

(株)ジェイコムイースト 調布局(東京・調布市、荒井明局長、以下J:COM調布)は9月より、「J:COM調布 防犯パトロール隊」を発足させ、活動初日となる9月12日に調布警察署で出発式を行なった。
「J:COM調布 防犯パトロール隊」は調布警察署と連携した取り組み。営業や工事・作業等でエリア内で就業中のJ:COMスタッフが事件・事故、不審者との遭遇や、不審物を発見した際に、直ちに警察へ通報する等、地域の防犯活動に協力する内容となっている。また営業車両14台、三輪バイク36台に「防犯パトロール中」と明記されたステッカーを貼り、日常的に防犯パトロールが行われている街であることを印象付けるとともに、地域における防犯意識の向上と犯罪発生の抑止を図る。

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東急住宅リース、イッツコム、コネクティッド・デザイン3社、スマートロックを活用した空室内覧の実証実験開始(16.9.15)

賃貸管理会社の東急住宅リース(株)(東京・新宿区、北川登士彦社長)と、ケーブルテレビ局のイッツ・コミュニケーションズ(株)(東京・世田谷区、高秀憲明社長、以下イッツコム)、スマートライフ事業を展開するConnected Design(株)(東京・世田谷区、新貝文将社長)は、IoTサービス「インテリジェントホーム」を活用した空室内覧の効率化を図る実証実験を9月20日から開始する。
今回の実証実験は、横浜市青葉区にある東急住宅リースの管理賃貸住宅の一部の空き室に、イッツコムが提供する「インテリジェントホーム」機器のひとつであるスマートロック(電子錠)を設置し、コネクティッド・デザインが開発したIoT機器を管理する「Connected API」を用いて行われる。
内覧希望者や不動産仲介会社からこの物件の内覧希望の連絡を受け、東急住宅リースがスマートロックの遠隔開閉を行う。また、時間制限のある鍵を送付し、内覧者が自身でスマートロックの開閉を行い、時限式の鍵の試行操作などの動作検証を予定している。実験は、来年1月までの6カ月間実施される予定。

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NTTぷらら、「第18回 DigiCon6 ASIA」に協賛。日本大会で「ひかりTV大賞」新設(16.9.15)

(株)NTTぷらら(東京・豊島区、板東浩二社長)は、(株)東京放送ホールディングスが主催する映像フェスティバル「第18回DigiCon6 ASIA」への協賛を通じ、10月15日に開催される同映画祭の日本大会において「ひかりTV大賞」を新設する。
同賞は、アジア11の国と地域から優れたコンテンツクリエイターを発掘・支援することを目的に2000年からスタートした映像フェスティバル。
この日本大会において、「ひかりTV賞」を新設。この賞は、NTTぷららが提供しているゲーム、電子書籍、音楽、ショッピング(グッズ販売)など、さまざまなデジタルコンテンツへの多角的な展開が可能な、オリジナリティの高いキャラクターが登場するアニメ映像を制作した監督へ贈られる。

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「第42回 日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード」グランプリはLCV『満州 富士見分村~戦後70年の証言~』(16.9.15)

(一社)日本ケーブルテレビ連盟(東京・中央区、吉崎正弘理事長)は、iTS COM STUDIO&HALL二子玉川ライズ(東京・世田谷区)にて、「第42回 日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード」贈賞式を開催した。
「日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード」は、全国のケーブルテレビが独自に制作する「ふるさと発」の優れた番組を顕彰し、地域住民のための映像情報文化の更なる発展を目指して開催されているアワード。今回は映像作品として優れた番組を審査する「コンペティション部門」、地域密着のケーブルテレビならではの制作に取り組んでいる番組を審査する「コミュニティ部門」のほか、4K制作番組を表彰する「4K部門」も新設された。
グランプリ 総務大臣賞を獲得したのは、コンペティション部門に出品されたエルシーブイ『満州 富士見分村~戦後70年の証言~』。準グランプリにはコミュニティ部門より明石ケーブルテレビ『ええやん!!あかし』が選ばれた。
受賞作は以下の通り。
▼グランプリ 総務大臣賞=『満州 富士見分村~戦後70年の証言~』エルシーブイ▼準グランプリ=『ええやん!!あかし』明石ケーブルテレビ
<コンペティション部門>
▼優秀賞=『コトマチ ~子どもが育む、地域の未来~』新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合/『ありがとう 三浦屋』ケーブルテレビ品川▼審査員特別賞=『住民パワーでふるさと創り 下郷沢活性化組合』上田ケーブルビジョン▼奨励賞=『市制施行45周年記念映像「物語の生まれるまち我孫子」』ジェイコムイースト/『「泉秀樹の歴史を歩く」 ~江川太郎左衛門の反射炉とパン~』ジェイコム湘南/▼『横浜ミストリー よみがえれ!大師海苔 ~川崎の海で生まれた最高級の海苔~』YOUテレビ/『平成28年国府宮はだか祭』稲沢シーエーティーヴィ/『8月7日の語り部~記憶の継承者たち~』中部ケーブルネットワーク
<コミュニティ部門>
▼優秀賞『デイリーニュース【防災企画】 東日本大震災から5年 ~いま、私たちに必要な防災・減災とは?~』ジェイコム東葛葛飾/『なないろゆでたまご』BAN-BANネットワークス▼審査員特別賞『お買い物情報』九州テレ・コミュニケーションズ▼奨励賞=『地域ドキュメンタリー「言葉をひろう」~株式会社よこい~』ジェイコム北関東/『第7回中学生「東京駅伝」大会』ジェイコムイースト/『放送セミナー 戦後70年 「戦時下の鈴鹿市 戦争の記録と記憶」「戦後の鈴鹿市 軍都から緑の工都へ」』ケーブルネット鈴鹿/『速報!ジャスタイム石見』石見ケーブルビジョン/『佐伯なぜ旅漫遊記 蒲江編』ケーブルテレビ佐伯/『運だもしたんパラダイス』BTV
<4K部門>
▼4K大賞=『ミツメル松本』テレビ松本ケーブルビジョン▼4K映像表現賞=『長崎クルーズ客船奮闘記』長崎ケーブルメディア/『絶版バイク~甦れ!日本の名車~スズキ GSX1100S カタナ』ヒストリーチャンネル▼4K技術賞=『雪と暮らす ~そして、春を待つ。~』秋田ケーブルテレビ/『水のふるさとに生きる ~富山の四季~』ケーブルテレビ富山

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ケーブル連盟とヒストリーチャンネル、4Kシリーズ『水が育む歴史ある文化』採用作品を決定(16.9.15)

(一社)日本ケーブルテレビ連盟(東京・中央区、吉崎正弘理事長)と歴史&エンターテイメント専門チャンネル「ヒストリーチャンネル 日本・世界の歴史」(ヒストリーチャンネル・ジャパン合同会社、東京・港区、アラン・ホッジス社長)は、4K共同製作番組企画『水が育む歴史ある文化』を製作・放送する。
同シリーズは、ケーブルテレビとヒストリーチャンネルが、地元の歴史的背景のある遺産を4K映像で記録し、全国に発信していく企画の第2弾。昨年は第1弾として『麗しき日本の神社仏閣』が4K制作され、ケーブルテレビ共通4Kチャンネル「ケーブル4K」やヒストリーチャンネルで放送(HD放送)された。
今回のシリーズでは地元の水に関する歴史や文化を取り上げた番組企画を全国のケーブルテレビから募集。うち12企画が採用された。これに加えヒストリーチャンネル制作のパイロット版、総集編番組も加え、全14番組が放送される。スケジュールは12月にケーブル4Kでパイロット版を放送、2017年2月にヒストリーチャンネルでパイロット版、シリーズ12番組、総集編をHD放送する。その後17年3月にケーブル4Kでシリーズ12番組と総集編を放送する。
企画採用番組は以下の通り。
▼『日本初の温水路・上郷温水路群~秋田・鳥海山~』(秋田ケーブルテレビ)▼『138kmの愛される河川へ、ふたたび ~東京・多摩川~』(イッツ・コミュニケーションズ)▼『湯つづきの里 -温泉が育む長寿の里- ~長野・信州高山温泉郷』(須高ケーブルテレビ)▼『健康・長寿を願い、人が集うまちへ~岐阜・養老の滝、菊水泉~』(中部ケーブルネットワーク)▼『古の旅人が愛した温泉~和歌山・湯の峰温泉~』(ZTV)▼『脅威に立ち向かう守り人たち~富山・立山カルデラ~』(ケーブルテレビ富山)▼『大山さんの水物語~鳥取・大山~』(中海テレビ放送)▼『川の名になった男 -足立重信- ~愛媛・重信川~』(愛媛 CATV)▼『四国三郎が生み出したジャパンブルー~徳島・吉野川~』(ケーブルテレビ徳島)▼『最古の一斗俵沈下橋が見つめた日本最後の清流~高知・四万十川~』(四万十ケーブルテレビ)▼『歌人、若山牧水の源流を辿る~宮崎・坪谷川~』(ケーブルメディアワイワイ)▼『綾ユネスコ エコパークの森から~宮崎・綾湧水群~』(宮崎ケーブルテレビ)
日本ケーブルテレビ連盟とヒストリーチャンネルは、すでにシリーズ第3弾の製作も決定。第3シリーズは『ニッポンの新・伝統工芸』をテーマに、2017年に制作される予定。

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J:COM人事異動(16.9.16)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、牧俊夫社長)は、9月16日付で人事異動を行なった。人事は下記の通り。( )内は旧職。
▼人事本部長 兼 労務厚生部長=黒田 亨(人事本部長)▼J:COMメディア広告営業部長=山下幸之(コミュニティチャンネル部 副部長)

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UQ、販売ショップ「UQスポット」を東京・大阪でオープン(16.9.20)

UQコミュニケーションズ(株)(東京・港区、野坂章雄社長)は9月21日に、UQ初の販売ショップとして、東京・上野に「UQスポット上野」を、大阪・心斎橋に「UQスポット心斎橋北」をオープンする。
「UQスポット」ではスマートフォンサービス「UQ mobile」や高速モバイル通信サービス「UQ WiMAX」の販売を行う。またiPhone 5SなどのUQ mobileの最新スマートフォンやWiMAXモバイルルーター等を手に取って試すことができる。端末やSIMカードの即日開通にも対応する。

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NCT、「ひかりTV with NCT」を10月提供開始(16.9.20)

(株)エヌ・シィ・ティ(新潟・長岡市、澤田正彦社長、以下NCT)は、スマートTVサービス「ひかりTV」((株)NTTぷらら、東京・豊島区、板東浩二社長)を、ジャパンケーブルキャスト(株)(東京・千代田区、大熊茂隆社長)と連携し、「ひかりTV with NCT」として10月中にサービスを開始する。
「ひかりTV with NCT」では、「ひかりTV」の提供するVODや多チャンネル放送、音楽、ゲームなどのエンターテイメントサービスを利用可能。また4Kコンテンツを提供する。
NCTではNTT光コラボレーションモデルを活用した「NCT光(コラボモデル)」と「ひかりTV with NCT」を組み合わせることで、集合住宅や隣接エリアに対しても映像、インターネット、電話のトリプルプレイサービスを提供できるようになる。

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パナソニック、4K60p動画撮影可能なミラーレス一眼カメラを開発(16.9.20)

パナソニック(株)(大阪・門真市、津賀一宏社長)は、4K60pおよび4:2:2 10ビット4Kでの動画撮影可能なミラーレス一眼カメラ「GH5」を開発した。映像から約18メガ相当の写真を切り出す「6K PHOTO」機能も有している。
同カメラは、ドイツ・ケルンで9月20日~25日に開催される展示会「フォトキナ2016」に出展される。来春を目処に商品化し、グローバル市場に投入する予定。

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J:COM、「J:COM電力 共用部コース」を提供開始(16.9.21)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、牧俊夫社長)は9月22日より、マンション共用部向け低圧電力小売サービス「J:COM電力 共用部コース」を提供開始する。
同サービスは分譲マンションの共用部で使用される電力を対象としたメニュー。照明などで使用される電力を対象とした「電灯用メニュー」と、エレベーターやポンプなどの動力用電力も含めた「電灯用+動力用メニュー」の2種類を提供する。地域電力会社と比較して電力料金を割り引いて提供し、共用部の電気料金のコスト削減に貢献するサービスとなっている。集合住宅オーナーや管理組合向けに販売していく。

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日本ケーブルラボ、「HDRワークショップ」を開催(16.9.21)

(一社)日本ケーブルラボ(東京・中央区、藤本勇治理事長、以下JLabs)は、TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター(東京・中央区)にて、セミナー「HDRワークショップ ~高画質化技術『高ダイナミックレンジ』、『広色域』の対応に向けた取り組み~」を開催した。
同セミナーは注目を集める映像技術「HDR」の基礎や動向などを紹介する内容。まずJLabs 事業調査部の松葉匡哉氏が「高画質化技術 ~HDR・広色域、標準化動向の概要~」と題した講演を行い、HDRの概要や規格化の動向、ケーブルテレビにおけるHDR対応などについて説明した。
続いてJLabs 事業調査部の三輪田悠介氏が「4K HDR化による伝送レート増分分析報告」と題した講演で、15Mbps/25Mbps/35Mbpsの伝送レートにおけるSDRおよびHLG/PQのHDR2方式の映像の主観評価結果などを紹介した。
さらにNHK放送研究所の瀧口吉郎氏が「HDR映像フォーマット標準化への取り組み」と題した講演を行い、HDR各方式の特徴やITU-R新勧告の概要などを解説した。
その後ソニービジネスソリューション(株)およびHarmonic Japan合同会社が、HDR制作ソリューションやHDR対応エンコーダーなどの紹介を実施。セミナー終了後には意見交換会も行われ、会場では4K HDR(HLG/PQ)増分分析デモや、4K HDR非圧縮映像デモ、HDR10/SDR映像比較デモも実施された。

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J:COM、コミュニティチャンネルで土浦の花火大会を生中継(16.9.23)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、牧俊夫社長)は、茨城県土浦市で開催される「第85回土浦全国花火競技大会」の模様を、コミュニティチャンネル「J:COMテレビ」で10月1日から17時30分~21時まで生中継する。全国のJ:COMサービスエリア1,360万世帯に向けて放送される。

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町田市、町田商工会議所、ジェイコムイースト、小田急が情報発信連携協力(16.9.23)

町田市(石阪丈一市長)、町田商工会議所(東京・町田市、深澤勝会頭)、(株)ジェイコムイースト 町田・川崎局(神奈川・川崎市、矢端雅子局長)と小田急電鉄(株)(東京・新宿区、山木利満社長)は、9月23日に「情報発信連携協力に関する協定書」を締結した。
4者は、町田市および待ちだし中心市街活性化協議会が策定した「町田市中芯市街街づくり計画」に定められている「まちの魅力情報発信プロジェクト」をもとに、町田市の中心市街活性化のため、小田急町田駅ビル東口広場を主な拠点として、町田市の観光、商業、イベント、行政等での情報発信で連携・協力していく。

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