Cable news Vol.16

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「第4回ヒストリーアワード」開催。作品募集を開始(15.8.12)

歴史エンターテイメントチャンネル「ヒストリーチャンネル」((株)ヒストリーチャンネル・ジャパン、東京・港区、鈴木秀明、アラン・ホッジス代表取締役)は、「第4回 ヒストリーアワード~地方の歴史から日本を紐解く~」を開催する。
同アワードは、地方にこそ日本史のエッセンスが詰まっているとの考えのもと、全国のケーブルテレビ局制作のご当地歴史番組を募集し、グランプリを決定するもの。審査委員長は松平定知(京都造形芸術大学教授)。また、受賞番組は、16年2月にヒストリーチャンネルで全国放送される予定。
応募期間は8月17日~9月30日まで。グランプリ・準グランプリ・入選作は12月に発表される予定。グランプリには賞金50万円が授与される。

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ジェイコムウエスト、泉佐野市の市民総合体育館のネーミングライツ取得(15.8.18)

(株)ジェイコムウエスト(大阪・大阪市、足立好久社長)は、大阪府泉佐野市が設置する市民総合体育館のネーミングライツを取得することを決定した。9月1日から、「J:COM 末広体育館」となる。契約期間は18年3月31日まで。

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ひかりTV、映画『探検隊の栄光』のプロローグとなるスピンオフドラマを4K制作&配信(15.8.19)

(株)NNTぷらら(東京・豊島区、板東浩二社長)は、10月16日から全国劇場公開される映画『探検隊の栄光』のプロローグとなるスピンオフドラマを4Kで制作し、「ひかりTV」で映画公開に先駆けて、9月11日から4K-VODで独占提供を開始する。HDでのVOD提供も行う。
スピンオフドラマのタイトルは、『実録!ひかりTVスペシャルこれが伝説の隊長、誕生の瞬間だ!~ROAD TO 探検隊の栄光~』。映画『探検隊の栄光』は、落ち目の俳優となった杉崎正雄(藤原竜也)が俳優人生を賭けて新境地に挑むべく、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」 を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦する姿を描いた作品。スピンオフドラマは、映画の前段を描いたもので、杉崎が隊長になるまでのいきさつを描いた、各話完結のショートドラマ(全5話)となっている。

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CNCI、地域BWA用の無線局免許取得。10月から自治体向けに回線提供(15.8.19)

(株)コミュニティネットワークセンター(愛知・名古屋市、多和田博社長、以下CNCI)は、8月19日に地域BWA用の無線局免許の交付を受けた。
地域BWAとは、地域の公共サービスの向上等を目的として、2,575~2,595MHzに割り当てられた地域バンドのことで、総務省の制度改正により新たにWiMAX R2.1 AE方式とAXGP方式が追加されたことで、従来のWiMAX(下り最大20Mbps)に比べて、高速なデータ通信(同最大220Mbps)が可能になった。
CNCIはこの地域BWAを利用して、15年10月には名古屋市、北名古屋市、岐阜県可児市他の自治体向けに、河川監視カメラの映像提供や災害時の緊急インフラとしての回線提供を開始する。

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パナソニック、4K撮影可能な回転台一体型カメラを10月に発売(15.8.19)

パナソニック(株)は、4K映像の撮影が可能な回転台一体型の4Kインテグレーテッドカメラ「AW-UE70W/K」を10月に発売開始する。同製品は、HDインテグレーテッドカメラシリーズをベースに、さまざまな機能向上を図り、かつ4K対応にした製品。
1/2.3型 MOSセンサーと4K撮影での高画質ズームを実現する4ドライブレンズシステムを搭載。光学20倍と超解像30倍(4Kモード時は22倍)、さらに4Kのフォーカスアシストとしても使用できるデジタルエクステンダーズームで、広い屋内空間でも無理のない撮影を実現する。
出力端子はHDMI、SDI、USB、LANの4種類を装備。HDMIだけでなくLANやUSB、IP伝送を使った4K映像出力へも対応している。microSDメモリーカードへの4K映像の記録も可能。
操作は、webブラウザーを用いた遠隔地からのカメラ制御など、IPをベースにしたシステム構築でき、ニーズにあわせたカメラ設置ができる。

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テレビ朝日とKDDI、スマホ向け動画配信事業で業務提携(15.8.20)

(株)テレビ朝日(東京・港区、吉田慎一社長)とKDDI(株)(東京・千代田区、田中孝司社長)は、スマートフォン向け動画配信事業において戦略的業務提携を締結した。
今回の提携では、KDDIのビッグデータを活用した、地上波番組連動のオリジナルコンテンツの共同制作を実施。第1弾として10月より、秋元康が企画する、AKB48グループメンバー主演エンターテイメントドラマを、auスマートフォン向け動画配信サービス「ビデオパス」で配信。地上波放送番組だけでなく、「ビデオパス」オリジナルエピソードも配信する。コンテンツ制作はテレビ朝日が提案し、KDDIは検索履歴や視聴履歴等の統計データを分析した結果、共同制作コンテンツとして賛同した。
その他テレビ朝日で放送中のドラマ『民王』をSVODサービスとしては唯一「ビデオパス」で見放題配信するほか、バラエティ番組等の地上波放送番組やオリジナル動画に関しても「ビデオパス」での独占配信を実施する。
両者は今後もビッグデータを活用した企画立案やコンテンツ共同制作を行なっていきたい考え。

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イッツコム、モバイルサービス端末に「ZenFone 2 Laser」を追加(15.8.20)

イッツ・コミュニケーションズ(株)(東京・世田谷区、高秀憲明社長、以下イッツコム)は9月1日より、MVNOサービス「イッツコムモバイル」の「イッツコム データSIM+(スマホタイプ)」端末ラインナップに、新端末「ZenFone 2 Laser(ZE500KL)」を追加する。
「ZenFone 2 Laser」はASUS JAPAN(株)が8月8日より販売を開始したSIMフリー版Androidスマートフォン。Android 5.0を搭載し、CPUはSnapdragon 410(1.2GHz)を採用。2GBのメインメモリと16GBの保存領域を有している。そのほかレーザーオートフォーカス機能搭載のカメラも内蔵されている。
同端末は、イッツコムが同時に提供開始する月額通信データ量5GB/7GBいずれかのSIMカードとモバイル端末をセットにした「イッツコム データSIM+(スマホタイプ)」(月額2,980円(税抜))での提供となる。

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イッツコム、女性向け日本酒試飲会「FUTAKO日本酒女子会」を開催(15.8.20)

イッツ・コミュニケーションズ(株)(東京・世田谷区、高秀憲明社長、以下イッツコム)は、9月21日にiTSCOM STUDIO & HALL(東京・世田谷区)にて、女性のための日本酒試飲会「FUTAKO日本酒女子会」を開催する。
同イベントでは、「全国新種鑑評会」で金賞を受賞した「羽根屋」(富山)や、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2015」で金賞を受賞した「楯野川」(山形)といった、女性におすすめのスパークリング日本酒や純米大吟醸など約50種類の日本酒を用意。試飲グラスにはドイツの老舗ツヴィーゼル・クリスタルグラス社の日本酒向けグラス「SAKE GRASS」を採用し、ワイングラスで日本酒をテイスティングする。試飲に使用したグラスは参加者全員にプレゼントする。
その他日本酒をテーマにしたトークステージや、日本酒試飲会初参加の女性に向けた「試飲会ミニツアー」も開催する予定となっている。
イベントは有料で、チケット金額は前売り3,800円/当日4,000円(ともに税込)。第1部・第2部の2部開催となる。

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CNCIとスターキャット、下り最大2Gbpsの光サービスを戸建住宅に提供開始(15.8.21)

(株)コミュニティネットワークセンター(愛知・名古屋市東区、多和田博社長)とスターキャット・ケーブルネットワーク(株)(愛知・名古屋市中区、久田良雄社長)は、10月1日より、集合住宅向けに提供しているFTTHサービス「スターキャット光」の対象を戸建住宅にも広げる。
同サービスはGPONを採用したFTTHサービス。最低利用期間2年間の「2G2年約束コース」では、月額5,900円で下り最大2Gbpsの通信サービスを利用できるという。

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ひかりTVミュージック、LGやシャープのテレビに対応(15.8.24)

NTTぷらら(東京・豊島区、板東浩二社長)は、定額制音楽配信サービス「ひかりTVミュージック」の再生機能が、8月26日から各メーカーのテレビに搭載されることになったと発表した。
ひかりTVミュージックは、250万曲以上の楽曲を聴き放題で楽しめる定額制音楽配信サービス。これまでひかりTVミュージックをテレビで楽しむには、ひかりTV対応チューナーを利用する必要があった。今回、対応テレビとフレッツ光または光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスを直接接続することで、同サービスが利用可能になる。搭載されるテレビは、LGエレクトロニクス・ジャパン(株)の有機ELテレビ「EG9600」と
4K液晶テレビ「UF9500」「UF8500」「UF7710」「UF6900」およびシャープ(株)の4K液晶テレビ「アクオス」(XU30/US30/U30)の各シリーズ。
同サービスは、スマートフォンに専用アプリをダウンロードすることで、追加料金不要で外出先でも楽しめる。また、スマートフォンとテレビ間でプレイリストの共有もできる。

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ソフトバンクとNetflixがサービス提供面で業務提携。コンテンツ共同制作も視野に(15.8.24)

ソフトバンク(株)(東京・港区、宮内謙社長兼CEO)は、世界最大の動画配信サービス「Netflix」の日本法人、Netflix(株)(東京・港区、グレッグ・ピーターズ社長)は、Netflixの日本でのサービス取り扱いについて業務提携した。
両社は今後コンテンツの共同制作の検討も進めていく。
Netflixは9月2日から日本でのサービスを開始。Netflixでは、3つの視聴プランを提供。SD画質での視聴コース「ベーシックプラン」が月額650円、HD画質「スタンダードプラン」が月額950円、4K画質が視聴可能な「プレミアムプラン」が月額1,450円。ともに税抜価格。ソフトバンクでは、Netflixの加入申し込みをソフトバンクの携帯電話、光プロードバンドサービス「Soflbank 光」利用者を対象に、ソフトバンクショップや家電量販店、専用サイト、コールセンター等で受付を開始する。

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ひかりTV 4K-VOD、ソニーのTV向けにも開始(15.8.25)

(株)NTTぷらら(東京・豊島区、板東浩二社長)は、ソニー(株)の4Kテレビ向けに、スマートTVサービス「ひかりTV」のVODサービスの提供を8月27日から開始した。
サービス対象となるのは、ブラビア「X9500B/X9200B/X8500B シリーズ」。対象テレビ利用者は、ひかりTV 4Kで提供している約400本の4K-VOD作品と、HD画質のVOD作品を、対応チューナーを接続することなく楽しめるようになる。

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キヤノン、4K放送用 広角ズームレンズを16年2月に発売(15.8.25)

キヤノンは、4K放送用カメラに対応する、ポータブルタイプの広角ズームレンズとして、焦点距離4.3~52mmで12倍ズームの「CJ12e×4.3B」を16年2月下旬から発売する。価格は315万円(税別)~。
新製品は、2/3型センサー搭載4K放送用カメラに対応するポータブルタイプの広角ズームレンズ。広角端4.3mmと最至近撮影距離0.3mを達成。スタジアムの全景や広大な景色などの広角を活かした撮影から、スペースの限られた場所での撮影までをこなせる。

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J:COM初の有料音楽フェス開催。10月4日に放送(15.8.26)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、牧俊夫社長、以下J:COM)は、(株)サンライズプロモーション東京と協力し、8月14日に豊洲PITでJ:COM初主催の有料音楽フェスティバル「J:COM FESTIVAL Vol.1 Produced by 童子-T」を開催した。3,000人が同フェスを楽しんだ。
出演したのは、BREATHE、DOBERMAN INFINITY、Crystal Kay、DEEP。この模様は、コミュニティチャンネル「J:COMテレビ」で10月4日に放送する予定。

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ジェイコム九州、「ふくぎんマネー大学@J:COMキャンパス」を無料配信(15.8.27)

(株)ジェイコム九州(福岡・福岡市中央区、徳田瑞穂社長)は9月1日より、(株)福岡銀行の協力のもと、映像によるマネー講座「ふくぎんマネー大学@J:COMキャンパス」を開講し、VODサービス「J:COMオンデマンド」で無料配信する。
「ふくぎんマネー大学@J:COMキャンパス」は、福岡銀行の行員等が講師となって行われるマネー講座。当初は「生命保険の基礎」「資産形成×NISA」の2講座を各15分程度のコンテンツとして配信。専用webサイトも開設し、受講者からの質問や意見を受け付ける。今年度中に10講座程度を展開する予定。

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ひかりTV、インターネットブラウザがクラウド対応に(15.8.27)

スマートTVサービス「ひかりTV」((株)NTTぷらら、東京・豊島区、板東浩二社長)は8月27日より順次、ひかりTV対応チューナー「ST-3200]「ST-4100」「AM900」で使用できるインターネットブラウザをクラウド対応にする。
これまでひかりTVのインターネットブラウザはSTB側で描画処理を行なっていたが、クラウド対応とすることでサーバー側で描画処理を行うようになり、これによりwebサイトに表示を約2倍に高速化することができる。またテレビ画面上のwebサイトを、手元のモバイル端末で表示・操作することもできるようになる。
今回のインターネットブラウザのクラウド対応には、NTTの「分散型web実行プラットフォーム技術」を活用。同技術は、NTTが策定した通信遅延の短縮および端末の負荷軽減を目指す「エッジコンピューティング構想」の第1弾として開発されたもので、商用サービスに採用されるのは今回が初。

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ジェイコムウエスト、神戸市の防災行政無線を「防災情報サービス」で配信(15.8.28)

(株)ジェイコムウエスト(大阪・大阪市中央区、足立好久社長)は9月1日より、神戸市が市民向けに放送する防災行政無線の内容を、J:COM「防災情報サービス」専用端末を通じて配信開始する。
神戸市とジェイコムウエストは8月26日に覚書を締結し、同サービスの実施を決定。J:COM防災情報サービス加入者は、マンションや気密性の高い住宅内でも、J:COM防災情報サービス専用端末を通じて防災行政無線の内容を聞くことができるようになる。

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NCT、「NCT光 with NTT東日本」を10月提供開始(15.8.31)

(株)エヌ・シィ・ティ(新潟・長岡市、澤田正彦社長、以下NCT)は10月より、東日本電信電話(株)(以下NTT東日本)のフレッツ光回線の卸提供を活用した新サービス「NCT光 with NTT東日本」を提供開始する。
新潟県のケーブルテレビ局でNTT光コラボレーションモデルを活用したサービスを展開するのは、NCTが初。月額料金は戸建てが4,400円、集合住宅が3,400円となる。エリア外へのサービス提供も可能となり、NCTではこれまでサービスを提供できなかった三条市の一部と燕市などの県央エリアより営業を開始する。

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NTTぷららとNTTドコモ、ひかりTVチューナーを「dTV」対応に(15.9.1)

(株)NTTぷらら(東京・豊島区、板東浩二社長)と(株)NTTドコモ(東京・千代田区、加藤薫社長)は9月3日より、全国のドコモショップ、ドコモ取扱店、ドコモのインフォメーションセンターでのNTTぷららのスマートTVサービス「ひかりTV」契約者に対し、利用するひかりTV対応チューナーをNTTドコモの定額制動画配信サービス「dTV」対応とする。
また上記のNTTドコモのチャネル経由でひかりTVに既に契約している利用者も、ひかりTV対応チューナーをソフトウェア更新することで、チューナー機器でdTVを視聴可能となる。対象となるチューナーは「ST-3200」となっている。

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TCNとCCJ、業務協力協定を締結(15.9.1)

東京ケーブルネットワーク(株)(東京・文京区、土井良一社長、以下TCN)と、(株)CCJ(三重・四日市市、森紀元社長)は、今年7月に両社の株式の一部相互保有を実施するとともに、8月27日に「業務における相互協力に関する基本協定書」(以下、業務協力協定)を締結した。
この業務協力協定により、TCNとCCJは新サービスの検討や新技術の開発などで協力し、顧客満足度向上と事業継続力の強化につなげていく。

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CCJ、新中期経営計画を策定(15.9.1)

(株)CCJ(三重・四日市市、森紀元社長)は2015年度を初年度とする3カ年のグループ中期経営計画(第2次)を策定した。
同計画はCCJグループビジョン2020「生活・情報サービス『地域ナンバーワン』」を目指す長期戦略の第1ステージに位置づけられるもの。グループ経営理念「地域とともに歩み、喜びや感動を共有する」という新たなコンセプトのもと、これまでの情報インフラとしての事業(テレビ・インターネット・電話)から生活・情報サービス企業グループへの進化をとげることを目標に、業界・地域とのさまざまな形態での連携を模索し、具体的戦略を各分野で実行していく。

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アクトビラ、利用者600万人突破記念半額キャンペーンを実施(15.9.2)

(株)アクトビラ(東京・港区、中村忠司社長)は9月2日より、アクトビラサービス利用者(累計接続台数)が600万人を突破したことを記念し、期間限定でアニメ21作品・計420話、映画50作品以上を半額で購入できるキャンペーンを開催する。
第1弾では、9月2日~15日まで『機動戦士ガンダムUC』や『紺碧の艦隊』など対象アニメ作品を半額で提供。第2弾では9月15日~30日まで『ラッシュ/プライドと友情』『大統領の料理人』など映画作品を半額で提供する。

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キヤノン、夜間視認性の高いネットワークカメラを開発(15.9.2)

キヤノン(株)(東京・大田区、御手洗冨士夫会長兼社長CEO)は、昼夜を問わず鮮明に記録する高感度ネットワークカメラを開発している。
開発中のネットワークカメラは600mnを超える望遠端においてもF値2.4を達成する大口径の超望遠ズームレンズを搭載。非球面レンズやUDレンズの採用などにより、大口径化に伴って増大する収差を抑制しつつ、レンズユニットの小型化も実現している。
また大口径レンズと高感度センサー、高性能映像エンジンの組み合わせにより、月明かり程度の明るさに相当する0.08luxの暗い環境下でも100m先の人物の顔をカラーで認識できる。カメラには電動駆動のパン・チルト機能も搭載される予定。

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NHKとシャープ、HDR対応85V型8K液晶ディスプレイを開発(15.9.3)

NHK(東京・渋谷区、籾井勝人会長)とシャープ(株)(大阪・大阪市阿倍野区、高橋興三社長)は、HDR対応の85V型8K液晶ディスプレイを共同開発した。9月11日~15日にオランダ・アムステルダムで開催される放送機器展「IBC2015」で展示される。
HDRは映像の名阪の幅を拡大する技術。新開発の8Kディスプレイでは最大輝度1,000cd/平方メートル以上、コントラスト比100,000:1以上を実現している。

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WOWOW、連続ドラマW『海に降る』を4K HDR制作(15.9.3)

「WOWOW」((株)WOWOW、東京・港区、田中晃社長)は9月3日に行われた定例会見の中で、10月10日放送開始の連続ドラマW『海に降る』を4K HDR制作したことを明らかにした。同社によると4K HDR制作のドラマは日本初だという。
WOWOWでは同ドラマを4K RAWで撮影し、グレーディング時にHDRに変換。同ドラマ プロデューサーの岡野真紀子氏((株)WOWOW 制作局 ドラマ制作部)は一昨年に4K制作されたドラマW『チキンレース』でもプロデューサーを務めていたが、「2Kから4Kに変わった時よりもSDRからHDRに変わった時の方が、圧倒的に驚きがあった。テレビドラマはどう変わっていくのだろうと衝撃を受けるほど、HDR制作の意義を感じた」と話していた。
連続ドラマW『海に降る』は、WOWOWの放送では2K SDRで放送。別途4K HDRでの試写会等の機会も設ける。

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パナソニック、トリプルチューナー、Hybridcastなどに対応したベーシックタイプのSTB、10月発売(15.9.4)

パナソニック(株)(大阪・門真市)は10月から、トリプルチューナー、リモート視聴、Hybridcastなどに対応した新ベーシックタイプのCATVデジタルセットトップボックス(CATV STB)「TZ-LT400PW」を発売する。
ベーシックタイプにトリプルチューナーを搭載し、外付けUSB-HDDを接続することで、2番組同時録画しながら、さらに別の番組も見ることが可能。
また、昨年12月に発売したHDD内蔵モデルTZ-HDT620/621シリーズで搭載したリモート視聴を本機でも搭載。宅内だけでなく、外出先からでも放送中の番組や録画した番組をスマートフォン・タブレットで楽しむことができる。さらに無線LAN子機を標準搭載。ネット環境にも簡単に接続でき、ホームネットワーク機能やさまざまなアプリ、Hybridcastなど、インターネットを利用した便利な機能も楽しめる。
同製品のケーブルテレビ事業者への販売はパナソニック システムネットワークス(株)が担当する。

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旅チャンネル、『太田和彦の新居酒屋紀行』を4K制作(15.9.4)

旅番組等を放送する「旅チャンネル」(ターナージャパン(株)、東京・中央区、トム・ペリー執行役員GM兼シニアバイスプレジデント)は、9月5日より同チャンネルの4K制作シリーズ第3弾として、『太田和彦の新居酒屋紀行』を放送開始する。
同番組は太田和彦が東京の郊外型居酒屋を紹介する居酒屋紀行番組。4Kで収録され、放送では4KからHDにダウンコンバートした映像が使用される。
番組では東京・大岡山と下高井戸にある居酒屋を紹介する。

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