Cable news Vol.14

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稲沢CATV、ソフトバンク「ケーブルライン」提携で固定電話サービス開始(15.7.3)

稲沢シーエーティーヴィ(株)(愛知・稲沢市、代表取締役:加藤 睦郎・杉野 智幸、以下稲沢CATV)とソフトバンク(株)(東京・港区、宮内謙社長)は、稲沢CATVのサービスエリアで同社が提供するケーブルテレビサービス、またはインターネット接続サービスを利用の加入者に、7月下旬から固定電話サービス「ケーブルライン」の提供を開始する。
「ケーブルライン」に加入すると、現在使用している加入電話番号(0AB~J番号)を変更したり、電話機を交換したりすることなく通話が可能で、ソフトバンクが提供するIP電話サービスとの無料通話など、割安の料金で利用できる。さらに、オプションサービス「ホワイトコール24」を併せて利用することで、ソフトバンク携帯電話への国内通話が24時間無料で利用できるほか、ソフトバンク携帯電話とセットで利用することで、携帯電話の料金が割引になる「スマート値引き」が適用される。

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ジェイコム湘南 鎌倉局、夏休み作文コンクールを実施(15.7.6)

(株)ジェイコム湘南(神奈川・横須賀市、牟田口新一郎社長)鎌倉局は、「ジェイコム湘南 鎌倉局 夏休み作文コンクール」を実施する。
同コンクールは地域貢献の一環として実施しており、開催は今年で5回目。鎌倉市・逗子市の小学校高学年を対象とした作文コンクールとなる。今年は「大人になってどんなことをやりたいですか?」をテーマにした作文を募集する。
審査後に「ジェイコム湘南 鎌倉局賞」等各賞を決定するほか、入選作品は冊子として鎌倉局加入世帯約3万3,000世帯に配布される。また応募者全員に参加賞としてJ:COMオリジナルグッズは贈呈される。
表彰式は11月下旬に開催。その模様はコミュニティチャンネル「J:COMチャンネル」で特別番組として放送される。

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WOWOW、定例会見で田中晃新社長が初会見。WOWOWのこれからを語る(15.7.9)

「WOWOW」((株)WOWOW、東京・港区、田中晃社長)は7月9日、本社内会議室にて7月定例会見を開催。6月に就任した田中晃新社長が、和崎信哉会長らとともに出席した。
田中社長は会見冒頭で「スカパー!に10年間いたが、その頃は3つの点においてWOWOWをリスペクトしていた。1つ目は強力なオリジナル番組の制作力。2つ目は高いクオリティのデータマーケティング。3つ目はチャレンジ精神」と前職のスカパー!時代におけるWOWOWの印象を語りつつ、「入社後新たに発見した面もある。1つは、制作力はもっともっと強くなる余地があると感じたこと。2つ目は、今がWOWOWの攻め時であるということ。社員一丸となって上質な番組を生み出してきた努力とフォローの風があいまって、ブランド力が高まっている。社員一同“攻めダルマ”となってやっていきたい」と、今後は攻勢を強めていく姿勢を打ち出していた。
また和崎会長は社長就任期間を振り返り、「私がWOWOWに来たとき、“テレビ局の命はコンテンツ”ということを全社で共有した。と同時に、No.1プレミアムペイチャンネルとして“上質”をキーワードに掲げて運営してきた。デジタルをキーワードに放送業界が動く中で、アナログ停波や3チャンネル化、WOWOWメンバーズオンデマンド開始などといったステップを踏み、昨年段階で累計加入件数275万強、連結売上高726億円を達成できた」と総括。田中社長に対しては「広告テレビ、有料テレビの経験を踏まえた上で、WOWOWの掲げるテレビ&web&リアルの次のステージへ成長する力となってもらいたい」と期待を述べた。
そして田中社長はWOWOWのこれからについて、「和崎社長時代に強いリーダーシップのもとでテレビ局として成長してきた路線を、正しく継承して成長させていくことが使命。社員全体集会では『日本で最強のプロデューサー集団になろう』と話した。何をもって最強とするかは議論があるが、国内外のクリエイターや製作者、作家、役者たちが『WOWOWで番組を作りたい、仕事をしたい、表現したい』と集まってくるような、そんな集団になりたい。加入者の拡大やブランド力の向上は、お客様のニーズに応えるだけでなく、その予想を上回り、新鮮な驚きや感動をあたえられるかにかかっている。新しい放送技術やICTにも積極的にチャレンジする。No.1プレミアムチャンネルとして社会から愛され、必要とされるメディアにしていく」と抱負を語った。

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ファーウェイとソフトバンクが、TDD+の実証実験を共同で実施(15.7.10)

ファーウェイとソフトバンク(株)は、次世代移動体通信技術としてファーウェイが提案する「TDD+」向け高度化技術の実証実験、技術評価および研究開発を共同でソフトバンクの通信ネットワークで行うことに合意した。
TDD周波数帯域を保有するソフトバンクは、日本でいち早くTDDと相互性のあるAXGPネットワークの構築に取り組んできた。両社は共同で研究開発することで、現在のAXGPネットワークに対し、周波数利用効率を5倍程度向上させることが可能になるという。

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オール、Chrome OSベースのデジタルサイネージシステムを発売(15.7.14)

(株)オール(東京・港区、小林由明代表取締役)は8月より、Chrome OSベースのデジタルサイネージデバイス「Chromebox Commercial」「Chromebase Commercial」およびChrome管理コンソール(以下CMC)を発売する。
同製品はChrome OSをベースにAOPEN社が開発したものに、オール社がデジタルサイネージ用アプリケーションソフトとCMCを組み合わせた形。サイネージアプリケーションの集中管理に適したChrome OSをベースに開発し、高機能・高性能・コンパクト・低価格なデジタルサイネージシステムを実現している。

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UQコミュニケーションズ、名古屋市営地下鉄全線でのWiMAX 2+エリア整備を完了(15.7.14)

UQコミュニケーションズ(株)(東京・港区、野坂章雄社長、以下UQ)は、名古屋市営地下鉄の駅構内および列車内におけるWiMAX 2+エリア整備を完了した。これにより名古屋市営地下鉄全線でWiMAX 2+を利用できるようになった。
同社では今後も全国の主要鉄道路線でのエリア整備を進めていく予定。

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アクトビラ、MPEG-DASH方式でのマルチデバイスサービスを開始(15.7.15)

(株)アクトビラ(東京・港区、中村忠司社長)は、MPEG-DASH方式を採用したスマートフォン向け動画配信サービスを開始した。
同サービスでは専用動画プレイヤーアプリ「アクトビラ動画プレイヤー」を使用。ますはAndroid向けにアプリを提供開始した。今夏にはiOS、PCに順次対応する予定。サービス当初は「ディスカバリー オンデマンド」提供の無料動画を中心に配信する。
DRM方式はMarlin BB。ビットレートは1.5Mbps/384Kbpsで可変ビットレートを想定。配信方式はMPEG-DASH/mp4、符号化方式はAVC、動画暗号化方式はCENC(AES128bit)となっている。

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Channel 4K、夏の高校野球準決勝・決勝を4K生中継(15.7.15)

4K試験放送チャンネル「Channel 4K」(一般社団法人次世代放送推進フォーラム、東京・港区、須藤修理事長)は、8月の番組編成を発表。夏の高校野球準決勝2試合と決勝では初の4K生中継を行う。制作は朝日放送。
その他8月は『あじわい目線、もてなし目線 TE-SHIGOTO ISHIKAWA』(制作:石川県)やサッカーJ1 2ndステージ5試合生中継を、新番組として放送する。

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民放キー5局、10月にAVOD「TVer」開始(15.7.16)

日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の民放キー5局は、10月に共同でテレビ番組を広告付き無料動画配信するキャッチアップサービス「TVer(ティーバー)」を立ち上げる。
キー5局は、各社それぞれ配信サービスを実施、検討してきたが、今回5局が共同でポータルを立ち上げる。また、広告付きで無料配信し、PCやスマートフォン&タブレット端末で視聴可能の予定。配信コンテンツは、各社放送中のドラマやバラエティで、各社1週間に10番組手小戸で調整中。配信期間は放送終了後から次回放送までの1週間程度が基本。運営会社は、(株)プレゼントキャスト。また、公式サービスを開始し、広げていくことで、違法動画配信の撲滅にもつながるとしている。

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イッツコム、コミチャンとFMラジオ、アプリで花火大会の模様を生放送&配信(15.7.17)

イッツ・コミュニケーションズ(株)(東京・世田谷区、高秀憲明社長)は、8月22日の玉川花火大会の模様をコミュニティチャンネルとラジオ(FMサルース)で生中継するほか、コンテンツアプリ「LiDi」でも映像を配信する。
特別番組は、二子玉川ライズから公開生放送。イッツコムが4月から提供開始したコンテンツアプリでは、花火の映像をライブ配信する。

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J:COM、「夏のチャンネルマラソン in J:COM Wonder Studio」開催(15.7.17)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、牧俊夫社長、以下J:COM)は、7月18日~8月31日の45日間、東京スカイツリー内の「J:COM Wonder Studio」で、J:COMで視聴可能な専門チャンネルの魅力を紹介する「夏のチャンネルマラソン in J:COM Wonder Studio」を開催する。
期間中には、人気アニメのクイズラリー、恐竜に関するクイズ、サッカープレミアリーグ開幕を記念したトークショーやゲームなど多数のイベントを開催する。また、ケーブルインターネットキャラクターの「ざっくぅ」のグッズ専門ショップ等も展開する。

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