Cable news Vol.10

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朝日新聞、動画・生放送キュレーションサービス「eeny」を開始(15.5.11)

(株)朝日新聞社(東京・中央区、渡辺雅隆社長)は、動画・生放送キュレーションサービス「eeny」(https://eeny.jp)を提供開始した。
「eeny」は、SHOWROOM、ニコニコ動画、ニコニコ生放送、Ustream、YouTubeが提供する番組情報をもとに、独自アルゴリズムによって「今、一番盛り上がっている動画・生放送」を横断的に紹介するサービス。利用料は無料。ユーザーの趣味・嗜好や行動などに合った番組を紹介するおすすめ機能も提供する。

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A1インターンナショナル、ウェアラブルカメラアクセサリ「Gopod」シリーズを発売(15.5.11)

(株)A1インターナショナル(埼玉・川越市、徳田靖代表取締役)は、同社が企画するウェアラブルカメラアクセサリシリーズ「Gopod」を販売開始する。
発売されるのは、GoPro用モノポッド「Gopod 6段伸縮グリップ for GoPro」「Gopod 3段伸縮グリップ for GoPro」、およびGoPro固定用のアルミ製カラーノブスクリュー「Gopod アルミCNCスクリュー レッド/ブルー/ゴールド/シルバー/ブラック」となっている。

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イッツコム、新CMとショートムービーを放送開始(15.5.11)

イッツ・コミュニケーションズ(株)(東京・世田谷区、高秀憲明社長、以下イッツコム)は5月11日より、スマートホームサービス「インテリジェントホーム」と生活情報プッシュ配信サービス「iTCOM テレビ・プッシュ」の訴求を目的に、新CMとショートムービーを展開する。
新CMおよびショートムービーは「守る、以上。もはや家族」をテーマに制作。「インテリジェントホーム」「iTCOM テレビ・プッシュ」を「暮らしのコンシェルジュ・マモルちゃん」として擬人化し、マモルちゃんと家族との物語を描いていく。マモルちゃん役を近藤芳正が演じている。
CMとショートムービーはコミュニティチャンネル「イッツコムチャンネル」やwebサイト、デジタルサイネージ等で放送・配信される。

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テクノマセマティカル、小型軽量・低遅延/低ビットレート対応映像・音声伝送装置を発売(15.5.12)

(株)テクノマセマティカル(東京・品川区、田中正文社長)は、自主開発の小型軽量・低遅延/低ビットレート対応の高画質映像・音声伝送用装置を本格販売開始する。
同装置では伝送に独自アルゴリズム「DMNA(Digital Media New Algorithm)を使用したオリジナルコーデックを採用。演算量の大幅削減と高画質、小型化、高速化、低消費電力を実現している。遅延は装置間100ms、ビットレートは3Mbps~128Kbpsまで対応。本体重量は約1.3kgとなっている。映像入力はHD-SDIおよびHDMI、映像出力はHDMIのみ。

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スカパー、2014年度決算は減収増益に(15.5.13)

(株)スカパーJSATホールディングス(東京・港区、高田真治社長)は平成27年3月期の連結決算を発表した。詳細は以下の通り。※( )内は前年同期比
▼営業収益=1,632億9,400万円(-4.9%)▼営業利益=196億2,700万円(-9.6%)▼経常利益=195億8,000万円(-9.1%)▼当期純利益=135億1,500万円(+39.9%)
有料多チャンネル放送はMPEG-2サービス終了・HD移行による費用減等で増収増益を達成。一方宇宙衛星事業は官公庁案件の剥落等により減収減益となった。
また15年度連結業績予想も発表した。詳細は以下の通り。※( )内は今年度との増減率
▼営業収益=1680億円(+2.9%)、▼営業利益=230億円(+17.2%)、▼経常利益=225億円(+14.9%)、当期純利益=145億円(+7.3%)

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Blackmagic Design、放送局向け製品デモツアーを実施(15.5.13)

Blackmagic Designは6月より、全国各地の民放およびNHK各局向けに製品デモツアーを実施する。各社担当者よりの申込を受け、訪問でデモを行う形。
主なデモ可能製品は「Fusion 8」「DaVinci Resolve 12」「ATEM Switchers」や各種カメラ、4K60p対応機器、再生機、コンバーター、キャプチャー、4Kモニターなどとなっている。

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NHK、5月末に技研公開。世界初の8Kの衛星放送実験を披露(15.5.14)

NHKは、第69回「NHK技研公開」を5月28日~31日の4日間行う。
16年の試験放送開始を目指す「8K スーパーハイビジョン」の衛星放送実験を世界初公開するほか、地上波による都市部での8K伝送実験やケーブルテレビでの再放送技術などを展示する。
8K衛星放送実験では、渋谷のNHK放送センターから送信した8K信号を、現行のBSを経由して技研公開の会場で受信する。HEVCにより72Gbpsの8K信号を85Mbpsに圧縮し、新開発のリアルタイム複合装置でごく号する。符号化・複合装置は、MPEG-4 AACに対応した22.2マルチチャンネル音響の符号化・複合機能を備えているほか、映像と音声をひとつの信号として伝送するための多重化方式MMTを採用している。衛星伝送の変調方式には16APSKを用い、約100Mbpsの伝送を実現する。
このほか、ハイブリッドキャストについてもネット経由でのコンテンツと放送番組を同時にテレビ画面に表示する技術、手話CG自動生成システムなどを披露する。
場所は、NHK放送技術研究所(東京・世田谷砧)。30日と31日には、技研研究員が子どもたちを対象としたイベントやガイドツアーを行う。

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日本ケーブル連盟、第8回「ケーブル・アワード2015ベストプロモーション大賞」入賞作決定(15.5.15)

一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(東京・中央区、西條温理事長)と(株)イード(東京・新宿区、宮川洋社長)は5月12日、第8回「ケーブル・アワード2015ベストプロモーション大賞」の審査員審査会を実施し、13点の入賞作を決定した。
同賞は、ケーブルテレビ事業の認知拡大を目的にさまざまな地域で展開されている取組みやサービス、プロモーション活動を年に1回各地のケーブル局から募り、表彰するもの。122作品の応募が寄せられた。
今回13点の入賞作が決定され、その中から「ベストプロモーション大賞」グランプリ・準グランプリをはじめ各賞の選定が行われる。今回から新たに創設されたケーブル局員から多くの支持を集めた作品を表彰する「ケーブル・チョイス賞」を設けられたほか、ケーブルテレビ誕生60周年を記念し、アンバサダーとして久保純子氏を迎え、こども・教育をテーマとした作品から特別賞を選定した。
同賞の発表は、6月10日に東京国際フォーラムにて行われる「ケーブルコンベンション2015」式典の贈賞式にて各賞の受賞作品が発表される。
各部門の入賞局は下記の通り。
▼チラシ部門=イッツ・コミュニケーションズ(株)、信越支部 長野県協議会(全17局)、スターキャット・ケーブルネットワーク(株)、(株)ケーブルメディア四国&中讃ケーブルビジョン(株)&香川テレビ放送網(株)
▼CM(映像)部門=(株)遠野テレビ、(株)ジュピターテレコム、(株)中海テレビ放送
▼NET(モバイル・ウェブ)部門=エルシーブイ(株)
▼グッドプラクティス部門=入間ケーブルテレビ(株)、伊那ケーブルテレビジョン(株)、(株)上田ケーブルビジョン、玉島テレビ放送課部、四万十ケーブルテレビ

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パナソニック、ウェアラブルカメラの発売延期(15.5.15)

パナソニックは、ウェアラブルカメラ「HX-A1H」および別売アクセサリー6種の発売を延期すると発表した。ソフトウェア開発の遅れが生じたためとしており、当初の5月21日から6月11日にする。

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WOWOW、役員人事を実施。新社長にスカパー専務の田中晃氏(15.5.15)

(株)WOWOW(東京・港区、和崎信哉社長)は5月15日の取締役会において取締役の役員人事を内定した。6月23日開催の定時株主総会および取締役会で正式決定される予定。
今回の役員人事において、現代表取締役社長の和崎信哉氏は代表取締役会長への就任が内定。新代表取締役社長には、現(株)スカパーJSATホールディングス取締役/スカパーJSAT(株)取締役執行役員専務 有料多チャンネル事業部門長の田中晃氏が就任する。
役員人事は以下の通り。※新任・昇任のみ記載。名前後ろ( )内は現職
▼代表取締役会長=和崎信哉(代表取締役社長)▼代表取締役社長=田中晃((株)スカパーJSATホールディングス取締役/スカパーJSAT(株)取締役執行役員専務 有料多チャンネル事業部門長)▼専務取締役 経営戦略担当=橋本元(常務取締役 経営戦略担当)▼専務取締役 IR経理担当=佐藤和仁(常務取締役 IR経理担当)

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WOWOW、2014年度決算は増収増益。売上、利益とも過去最高を更新(15.5.15)

(株)WOWOW(東京・港区、和崎信哉社長)は平成27年3月期の連結決算を発表した。詳細は以下の通り。※( )内は前年同期比
▼売上高=726億3,100万円(+3.4%)▼営業利益=97億5,800万円(+35.8%)▼経常利益=103億7,100万円(+37.4%)▼当期純利益=66億1,900万円(+38.9%)
2014年度は全米オープンテニスでの錦織圭選手の活躍や、『連続ドラマW MOZU』、サザンオールスターズや氷室京介のライブ等が新規加入をけん引。また年間を通じたテニスコンテンツの編成や連続ドラマWの2ライン化によって解約も防止。その結果、年度末における加入件数としては過去最高の275万6,000件の加入を獲得。加入増によって過去最高の売上となり、加えて番組費や広告宣伝費の効率的な投下による費用減少等も重なり、利益でも過去最高の数値を記録した。また年間配当は120円となっている。
2015年度の収支計画は以下の通り。
▼売上高=742億円(+2.2%)▼営業利益=87億円(-10.8%)▼経常利益=90億円(-13.2%)▼当期純利益=60億円(-9.4%)

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