Cable news　Vol.5

• 東京・多摩エリアのJ:COMグループ局、FC東京とスポンサー契約（15.2.20）
• NTTぷらら、「ぷらら光」を提供開始（15.2.20）
• JCCとJ.COTT、「JC-data」と「cottio」の連携サービスを開始（15.2.20）
• ジェイコムウエスト吹田局、Wリボンプロジェクトに協賛。吹田市から感謝状（15.2.23）
• 湘南ケーブル、「ケーブルアクトビラ」で放送連動型VODサービス拡充（15.2.23）
• CCJグループのCTYとCNS、サービスエリアを舞台にドラマ制作、3月放送（15.2.24）
• J:COM、ロフト、ユニバーサルミュージック、新生活応援共同プロモ実施（15.2.24）
• イッツコム、新たなMVNOサービスを4月開始（15.2.25）
• 京阪電鉄＆京阪電鉄不動産、J:COM「エコレポ」連携し、国内初の家電や照明を制御可能なマンションシステム導入（15.2.25）
• TCN、6月からFTTHによる「TCN光」開始（15.2.25）
• NTTぷらら、ひかりTVで購入可能VODサービス開始（15.2.25）
• ジェイコムイースト 西東京、小平市で防災情報サービス開始（15.2.25）
• スカパー、東南アジアでの日本コンテンツ受容実態調査を実施（15.2.26）
• Hulu、バイアコムと日本におけるパートナーシップを締結（15.2.26）
• BS/CS放送6チャンネルを加えた「NOTTVパック」3月2日先行販売開始（15.2.27）
• JEとJDS、「milplus（みるプラス）」のプラットフォーム事業譲渡に関する基本合意書を締結（15.2.27）
• WOWOW、株式分割を実施（15.2.27）
• ジェイコムイースト 東関東局、千葉・鎌ヶ谷市で「防災情報サービス」を提供（15.2.27）

東京・多摩エリアのJ:COMグループ局、FC東京とスポンサー契約（15.2.20）

（株）ジェイコム東京（東京・練馬区、國分孝夫社長）ら東京・多摩エリアのJ:COMグループ会社10社は、東京を本拠地とするプロフットボールクラブ「FC東京」（東京フットボールクラブ（株）、東京・江東区、大金直樹社長）とスポンサー契約を締結した。
これにより同J:COMグループ局は、FC東京オフィシャルサイトへのリンクバナー設置や、ホームゲームのインタビューボードへのJ:COMロゴ掲出などを行う。またFC東京応援番組『FC東京ビバパラダイス』の制作・放送、加入者を中心としたサッカー教室や観戦ツアー実施等を通じて、FC東京をサポートしていく。

NTTぷらら、「ぷらら光」を提供開始（15.2.20）

（株）NTTぷらら（東京・豊島区、板東浩二社長）は2月23日より、NTT東西が提供する「光コラボレーションモデル」を活用した新サービス「ぷらら光」を提供開始する。
ぷらら光の料金は戸建てが月額4,800円、集合住宅が3,600円（ともに税抜）。スマートTVサービス「ひかりTV」とのセットで月600円割引、LTE対応高速データ通信サービス「ぷららモバイルLTE」とのセットで1契約月200円（ともに税抜）となるセット割引も提供する。また2年間の継続利用を前提に割引となる「2ねん割」も用意する。

JCCとJ.COTT、「JC-data」と「cottio」の連携サービスを開始（15.2.20）

ジャパンケーブルキャスト（株）（東京・千代田区、田中慶彦社長、以下JCC）と（株）J.COTT（東京・千代田区、遠藤昌男CEO）は、JCCの提供するセンター配信ASP型データ放送サービス「JC-data」と、J.COTTが提供するスマートTVサービス「cottio」を連携させ、JC-dataで提供されている各種情報をcottio上でも利用可能とするサービスを開始した。
これにより2つのサービスを採用しているケーブルテレビ局は、JC-dataで配信可能なほぼ全ての情報と、cottioで提供中のコンテンツを一括してcottioで提供することが可能となる。
JC-dataは、コミュニティチャンネル向けデータ放送として、各種緊急情報やLアラートの災害情報、生活・交通情報等を配信している。一方cottioは緊急地震速報や地域情報、エンターテイメントVODサービスなどを提供している。

ジェイコムウエスト吹田局、Wリボンプロジェクトに協賛。吹田市から感謝状（15.2.23）

（株）ジェイコムウエスト吹田局（大阪・吹田市、坂口守利局長）はこのほど、吹田市が推進する、子どもたちへの虐待防止と女性への暴力根絶を願う取組み「W リボンプロジェクト」に協賛。吹田市から感謝状が贈呈された。
同社は、吹田市のこの取組みに賛同し、14年9月からプロジェクトに協賛、活動に取り組んできた。また、井上哲也吹田市長がJ:COMのコミュニティチャンネルに出演し、プロジェクトの活動や今後の取組みについて紹介した。
同社では今後も継続して活動していく方針。

湘南ケーブル、「ケーブルアクトビラ」で放送連動型VODサービス拡充（15.2.23）

湘南ケーブルネットワーク（株）（神奈川・平塚市、拍手茂社長、以下SCN）と、（株）アクトビラ（東京・港区、香西卓社長）は、「ケーブルアクトビラ」で専門チャンネルの放送連動型VODサービスを拡充する。
3月2日から、（株）AXNジャパンが運営する「AXN Plus」および（株）ミステリチャンネル運営の「AXNミステリー Plus」のサービスを開始。4月1日からFOXインターナショナルチャンネルズの「FOX PLAY」のサービス提供を開始する。
SCNは、14年8月から「ケーブルアクトビラ」をセットにした「スマートケーブルテレビ インターネット特別コース」の提供を開始。同年10月には、専門チャンネルの放送連動型VODとして、（株）アニマックスブロードキャスト・ジャパンの「アニマックスPLUS」を開始した。今回の提供開始で、さらなるサービス拡充を図る。
ケーブルアクトビラは、アクトビラが提供するIP-VODサービスのケーブルテレビ局版。現在50局に採用されている。

CCJグループのCTYとCNS、サービスエリアを舞台にドラマ制作、3月放送（15.2.24）

（株）CCJグループの（株）シー・ティー・ワイ（三重・四日市市、塩冶憲司社長、以下CTY）と（株）ケーブルネット鈴鹿（三重・鈴鹿市、秋月修二社長、以下CNS）は、四日市市と鈴鹿市を舞台にしたドラマを制作し、3月に放送する。
「身近な所がテレビに出てくる」をコンセプトに、仕事に恋愛にと揺れ動く4人の日常生活を描いたオムニバスドラマ。暮らす街の風景のなかでストーリーが展開され、街の良さを再発見し、地域に関心を持ってもらえるように取り組む番組。
放送は3月1日～31日、月・木・土曜日の13時～他。また、ケーブルテレビ事業者間の全国番組配信システム「AJC-CMS」による配信も行われ、他のケーブル局でも放送可能になっている。

J:COM、ロフト、ユニバーサルミュージック、新生活応援共同プロモ実施（15.2.24）

（株）ジュピターテレコム（東京・千代田区、牧俊夫社長、以下J:COM）、（株）ロフト（東京・千代田区、内田雅己社長）、ユニバーサル ミュージック合同会社（東京・港区、藤倉尚社長）の3社は、2月25日から2カ月間、雑貨専門店「ロフト」54店舗で、新生活応援共同プロモーションを行う。
新生活での朝・昼・夜、それぞれのシーン別にJ:COMサービスとロフト商品を絡めたライフスタイルを提案。特設コーナーを設けて、ロフトのオススメ商品や、J:COMのサービスを訴求。また、店内に設置されたQRコードから応募できるプレゼントキャンペーンも行う。
また、J:COMのケーブルインターネットサービスのキャラクター「ざっくぅ」のグッズ専門店を期間限定でオープンするほか、ユニバーサルミュージックのショップもオープンする。ユニバーサルミュージックのアーティストによるスペシャル映像や、J:COMが応援する松田美穂やJ:COMテレビで放送中の音楽番組がレコメンドするBrian the Sunら、3組の楽曲が収録されたコンピレーションCDも販売される。

イッツコム、新たなMVNOサービスを4月開始（15.2.25）

イッツ・コミュニケーションズ（株）（東京・世田谷区、市来利之社長、以下イッツコム）は、新たなMVNOサービス「LTE高速データ通信対応SIMカード」と「モバイル端末（SIMフリー）」の提供を4月から開始する。
今回提供するのは、「LTE高速データ通信対応のSIMカード（2Gデータ通信付）」単体のプラン月額1,180円（税抜）と、同SIMカードとAndroid搭載モバイル端末をセットにしたプラン月額2,480円（同）の2種類。あまったデータ通信容量は翌月に繰り越される。イッツコム加入者には割引価格で提供する。
イッツコムは、音声付SIMカードプランの今秋開始する予定。

京阪電鉄＆京阪電鉄不動産、J:COM「エコレポ」連携し、国内初の家電や照明を制御可能なマンションシステム導入（15.2.25）

京阪電気鉄道（株）（大阪・大阪市、加藤好文社長）、京阪電鉄不動産（株）（大阪・大阪市、三浦達也社長）は、（株）ジュピターテレコム（東京・千代田区、牧俊夫社長、以下J:COM）と協力し、J:COMのマンション向けエネルギー支援サービスと連携し、家電製品や照明器具を制御できる国内初のマンション向けシステムを、「ザ・大阪レジデンス備後町」に導入する。同物件はガス給湯器の遠隔制御システムも併せて導入する。
同システムは、J:COMが15年3月から導入を開始するエネルギー管理支援サービス「エコレポ」と連携することで、電力の見える化・節電を実現するとともに、家電制御端末を介し、外出先などからスマートフォンやタブレットを用いて、照明・エアコン・給湯器などの遠隔操作を可能にするもの。

TCN、6月からFTTHによる「TCN光」開始（15.2.25）

東京ケーブルネットワーク（株）（東京・文京区、棟田和博社長、以下TCN）は、自社のFTTH設備を活用した「TCN光」サービスを6月から開始する。
6月から文京区の戸建住宅対象に開始し、10月には荒川区の戸建住宅に拡大する。それ以降、集合住宅にサービス提供を開始する。

NTTぷらら、ひかりTVで購入可能VODサービス開始（15.2.25）

（株）NTTぷらら（東京・豊島区、板東浩二社長）は、スマートTVサービス「ひかりTV」で購入型VODサービスを３月2日から開始する。
ひかりTVでは、これまで視聴期限付きのレンタル型VODサービスを提供。今回無期限にビデオ作品の視聴が可能な購入型サービスを導入する。開始当初は『るろうに剣心 伝説の最期編』（2,700円（税込））、『ワンピース フィルム ゼット』（4,320円（同））、『ホビット 決戦のゆくえ』（2,700円（同））など、約100本のビデオを取り揃える予定で、順次拡大していく。なお、一部作品はDVD等のレンタルサービスよりも先行して販売される。

ジェイコムイースト 西東京、小平市で防災情報サービス開始（15.2.25）

（株）ジェイコムイースト 西東京局（東京・東久留米市、海老澤孝一局長）は、3月1日から小平市においてJ:COMの「防災情報サービス」を開始する。
同サービスは、小平市の防災行政無線の内容を専用端末を通じて配信するもの。専用端末にはFMラジオも搭載されている。J:COM加入者は月額300円（税抜）、未加入者が月額500円（同）。

スカパー、東南アジアでの日本コンテンツ受容実態調査を実施（15.2.26）

スカパーJSAT（株）（東京・港区、高田真治社長）は、2月22日の海外向け日本コンテンツ専門チャンネル「WAKUWAKU JAPAN」開局1周年に際し、インドネシア、タイ、シンガポールを対象に、それぞれの国で日本の文化や日本のテレビ番組がどのように受容されているかを探る調査「現代テレビ考2015『東南アジア』編」を実施した。
同調査では、3カ国それぞれで15歳～29歳の男女200名（3カ国合計600名）に対し、日本の文化やテレビ番組の受け入れ方、日本のテレビ番組の魅力などについて訊いている。
その結果、日本の魅力については3カ国平均で「日本のアニメ・マンガ」が79.7％の最高値を記録。日本のテレビ番組の魅力に関しては、3カ国平均で「日本の文化や生活、日本語が勉強できるところ」（50.0％）、「映像がきれいなところ」（45.2％）、「出演しているタレントがきれい・かっこいいところ」（45.2）という結果が出た。
また視聴動向調査では全体で87.8％が「今後も日本のドラマやアニメを視聴したい」と回答。自国のテレビ番組との違いについての自由記述では「リアリティがある」「ユーモアがある」「独創的である」「ストーリー展開が優れている」といった回答が得られた。

Hulu、バイアコムと日本におけるパートナーシップを締結（15.2.26）

オンライン動画サービス「Hulu」を運営するHJホールディングスLLC（東京・港区、バディ・マリーニCEO）は、バイアコム・ネットワークス・ジャパン（株）（東京・港区、井股進社長）とコンテンツ・パートナーシップを締結し、バイアコム作品をHuluで提供開始した。
Huluで提供開始されたのはMTVのドラマやリアリティ番組など約20作品。『ナイトロ・サーカズ～激突！おバカ☆ライダー～』『ジャッカス』『フェイキング・イット～噂のカップル！？～』などが配信されている。『フェイキング・イット～噂のカップル！？～』はHulu独占配信となる。

BS/CS放送6チャンネルを加えた「NOTTVパック」3月2日先行販売開始（15.2.27）

（株）mmbi（東京・港区、眞藤務社長）が提供するスマホ向け放送局「NOTTV（ノッティーヴィー）」サービスは3月2日より、既存の有料2チャンネル（NOTTV1・NOTTV2）に、BS/CS放送で人気の6チャンネルを新たに加えた「NOTTVパック」を全国の販売店（ドコモショップ、量販店等）にて先行販売を開始する。本サービス開始は4月1日を予定している。
現在のNOTTV月額利用料400円（税抜）に235円をプラスするだけで（計635円（税抜））、スマホやタブレット等で多チャンネル放送が楽しめるようになり、契約者は3月18日開始予定の各チャンネルの試験放送も視聴できる（月額利用料の課金は5月1日から）。なお、NOTTVパックの視聴には、対応機種およびNOTTVアプリのバージョンアップが必要で、テレビリモコンをイメージした新UIのNOTTVアプリは3月18日移行に利用可能となる。
なお、NOTTVサービスのチャンネル編成見直しの一環として、現在放送中の無料2チャンネル（NOTTV3、NOTTV4）は3月31日をもって終了し、4月1日からは有料チャンネルのNOTTV1ではバラエティやドラマなどのオリジナル番組からスポーツ中継を、NOTTV2ではフジテレビの24時間ニュース「ホウドウキョク24」を届ける。
NOTTVパックの構成チャンネルは次の通り。
・NOTTV（NOTTV1、NOTTV2 by ホウドウキョク24）
・フジテレビONE スポーツ・バラエティ
・フジテレビTWO ドラマ・アニメ
・時代劇専門チャンネル
・AXN 海外ドラマ
・アニマックス
・スカサカ！24時間サッカー専門チャンネル

JEとJDS、「milplus（みるプラス）」のプラットフォーム事業譲渡に関する基本合意書を締結（15.2.27）

ジュピターエンタテインメント（株）（東京・千代田区、宮田昌紀社長、以下JE）と日本デジタル配信（株）（東京・渋谷区、河村浩社長、以下JDS）は2月25日、JEが提供するケーブルテレビ向けIP-VODサービス「milplus（みるプラス）」のプラットフォーム事業をJDSに譲渡する基本合意書を締結した。
JDSは2014年4月よりmilplusのコンテンツ配信プラットフォームに関するシステム管理運用業務などをJEより受託していたが、今回の事業譲渡により、今後はJEがmilplusにおけるコンテンツ事業を、JDSがmilplusのプラットフォーム事業を担当する形がより明確となる。両社はそれぞれの事業特性を活かしてmilplusのサービス利用促進に向け相乗効果を生み出したい考え。
両社は15年3月末までに本契約書を締結し、4月1日にプラットフォーム事業の譲渡を完了させる予定。各ケーブルテレビ局との営業窓口は従来通り（株）ジュピターテレコムが担当する。

WOWOW、株式分割を実施（15.2.27）

（株）WOWOW（東京・港区、和崎信哉社長）は、2月27日開催の取締役会において、株式分割の実施を決議した。
株式分割は3月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式1株につき2株の割合で分割する。これにより株式分割後の発行済株式総数は、分割前の1,442万2,200株から、2,884万4,400株に増加。株式分割後の発行可能株式総数は1億1,400万株となる。
WOWOWは、株式の投資単位当たりの金額を引き下げることで株式の流動性を高め、投資家の投資しやすい環境の整備と投資家層の拡大を図る考え。

ジェイコムイースト 東関東局、千葉・鎌ヶ谷市で「防災情報サービス」を提供（15.2.27）

（株）ジェイコムイースト 東関東局（千葉・柏市、平岩光現局長、以下J:COM東関東）は3月より、千葉県鎌ケ谷市で「防災情報サービス」を提供開始する。
同サービスは、これまで提供していた緊急地震速報サービスに加え、鎌ヶ谷市の防災行政無線の告知放送配信も行うもの。専用の端末を利用し、アナウンスと警報ランプで地震速報を報せるほか、鎌ヶ谷市の防災行政無線での告知放送も受信できる。また端末にはFMラジオも搭載されており、災害時には持ち出してFMラジオを聞くこともできる。
J:COM東関東ではすでに千葉県柏市、我孫子市で同様のサービスを提供していた。