皆さん、こんにちは。
「月刊B-maga」編集長の池和田です。
「平成30年7月豪雨」 により被災された皆さまには謹んでお見舞い申し上げます。
この豪雨により、120名以上の方が亡くなられ、
今も行方不明となっている方々が多数いるといいます。
その数週間前には、大阪府北部でマグニチュード6.1の地震が発生し、
4名の方が亡くなり、ガス等のライフラインの復旧までには
相当の日数を要しました(※豪雨被害はNHK報道、
地震は内閣府非常災害対策本部発表資料より)。
加えて、大きな被害はなかったようですが、
先週土曜日には、千葉県東方沖でマグニチュード6.0の地震が発生し、
大きな揺れが観測されました。
『月刊B-maga』7月号では、ケーブルテレビ特集を実施。
地域貢献事業や
斬新な取り組みをしているケーブルテレビ局に
スポットを当て紹介しています。
その特集内には、
「FM茶笛×入間ケーブルテレビ」の取り組みがあります。
掲載の切り口は、AIアナウンサー。
現在、AIアナウンサーを活用し、
平日日中に天気予報番組を放送しています。
入間ケーブルがコミュニティFMを設立した背景にあるのが、
「阪神淡路大震災」。
家屋や電柱の倒壊による惨状を目にした荻野社長は、
電柱・ケーブルを利用しないFMが必要と判断し、
FM茶笛を設立しました。
また、AIアナウンサーをいち早く採用したのも、
災害時での活用を想定したものだといいます(誤報を無くすメリット)。
一部報道によると、今回の豪雨では、
激しい雨音のため緊急防災無線が聞こえにくかった、
また防災無線の電源をOFFにしたままにしていたために、
肝心の避難情報が聞き取れずに
避難が遅れてしまった方もいたといいます。
取材時によく聞いていたこれらのことが
実際に起こっていたようです。
また、日頃から流れる警報に慣れてしまい、
今回も大丈夫だろうと判断し、
避難が遅れた方もいたといいます。
堤防等や防災無線等のインフラ整備強化も必要ですが、
同じくらい、日頃からの自助・共助の啓蒙活動と、
情報伝達・情報共有が大切だと感じました。
日頃から地域に接しているケーブルテレビは、
これらの側面でもきっと頼れる存在になるのではないでしょうか。
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