皆さん、こんにちは。
「月刊B-maga」の田中です。
私の20年来の友人であるIさん(ライター/女性)は、毎年この季節になると、
イギリスやスコットランドに取材旅行に出かけています。滞在期間は1カ月ほど。
今年もIさんは、5月中旬にイギリスへ出発しました。
その直後、5月22日にイギリスで開催されたアリアナ・グランデのライブで自爆テロが起こりました。
そして、6月3日にはロンドン橋で暴走テロが発生。
テロが発生するたびに心配になり、facebook経由でIさんに安否確認のメッセージを送信しました。
すると…、
「知人のお家に泊めてもらっていて、テレビがなかったから、テロのこと知らなかった」。
「メッセージをもらってから、ネットニュースを見て、ビックリした」。
と、どことなくのんびりしたムードの返信が届き、ホッ。
ですが、その数日後。
「ライブやミュージカルのシアターなど人の多い場所に行くと、ちょっと怖い」。
「現地の友人に、地震と同じ頻度でテロが起こると思っていたほうがいいと言われた」。
などと、緊張感あるメッセージが届くようになりました。
先週末、Iさんは無事日本に帰ってきましたが、
なんとも気持ちの落ち着かないイギリス滞在だったようです。
なぜ不幸しかもたらさないテロが、世界各地で実行されるのか。。
あらためて考えさせられた6月。
月刊『B-maga』6月号では、人気連載コラム『考えるメディア』で著者の福田淳氏が、
『テロのマーケティング』というテーマで考察しています。
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