《月刊『B-maga』12月号》極私的!!注目記事No.16~スカパー!のJリーグ中継終了にあてて(2016/12/20)

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また、弊社発行物をご購入いただいた皆様にお届けしています。


皆さま、こんにちは。
「月刊B-maga」の井上です。

先日スカパーJSATより、
2017年シーズンのJリーグ中継を行わないとの発表がありました。
第一報はプレスリリースではなく、スカパー!Jリーグサイトへの掲載。
高田社長の署名で、視聴者に向けた内容でした。

私自身、かれこれ20年以上、地方にある某Jリーグクラブを応援し続けています。
応援を始めた当時、そのクラブはまだJリーグにすら所属していませんでした。
試合は地元のローカル局が稀に録画放送してくれる程度でした。

それが今では毎試合、ホームでもアウェイでも、生中継をマルチデバイスで視聴できる。
20年前からは想像もつかないような環境です。

海外サッカーを見始めた頃、選手たちのスーパープレーはもちろん、
中継映像からあふれでてくる、スタジアムに漂う空気感に魅了されたことを
よく覚えています。
発煙筒がたかれたり、壮大なコレオグラフィが掲げられたり、
試合前に「おまえは一人じゃない」と大合唱が始まったり……
そういう、リーグやスタジアムそれぞれに根付いている、
サッカー文化のようなものに強く惹かれました。

現在、Jリーグにも、海外のリーグやスタジアムとは違う、
Jリーグらしい素晴らしいサッカー文化が醸成されていると感じています。
そして間違いなく、Jリーグ文化を育んだ大きな要因の1つとして、
スカパー!のJリーグ放送が挙げられるのではないでしょうか。

毎試合、好きなクラブの試合を見られる。
それだけでも本当に、自分とJリーグとの距離が縮まりました。
加えてハイライト番組やクラブ別番組など、さまざまな番組企画を通じて
Jリーグや各クラブ、スタジアムの持つ魅力を、色鮮やかに伝えてくれました。
スカパー!のJリーグ放送を見てJリーグをより好きになった人、
スタジアムに足を運ぶようになった人は、かなりいらっしゃるのではないでしょうか。

スカパー!さま、ひとまずは10年間にわたるJリーグ中継、本当にお疲れさまでした。
“最高の週末”を、ありがとうございました。

そして来シーズンよりJリーグをJ1・J2・J3全試合ライブ配信するのが、
英Perform GroupによるスポーツOTTサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」です。
現在発売中の月刊『B-maga』 12月号では、
この注目の「DAZN(ダ・ゾーン)」と、
ソフトバンクによるスポーツライブ配信サービス「スポナビライブ」について、
各社への取材記事を掲載しています。

ともにスポーツのライブストリーミングを行うサービスですが、
それぞれの方向性や目指す将来像には異なる部分も見受けられます。
もしよろしければ、小誌記事にてご確認いただければと思います。

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2016年も大変お世話になりました。
来年も、何卒、よろしくお願い申し上げます。
よいお年をお迎えください。

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