皆さんこんにちは。
月刊「B-maga」発行人の一瀬です。

最近ちょっとショックな出来事がありました。
聞いていただけますか。

私の母は今85歳。
年相応にガタはきているものの、
とっても元気なおばあちゃんです。
85歳でこのように元気でいてくれることは、
娘である私にとってはとてもありがたいことです。

ただ、母にはいくつか困った性分があり・・・。

一つは、まるで回遊魚のように、動きを止めたら
呼吸が止まってしまうのではないかと思うほど
とにかくジッとしていることが大の苦手。
大好きな韓流ドラマを見たり、麻雀ゲームに夢中になっている時でさえ、
隙あらばバタバタと動き回っています。

もう一つは、ジッとしていられないことにもつながりますが、
異常に”せっかち”。
外食しても、自分が食べ終わるとソワソワし始めて、
家族はゆっくり食べたり、会話を楽しむこともあまりできずに
お会計・・・という流れに。

また、賞味期限をまったく気にしないことも驚きの一つ。
母は胃腸がとても丈夫で、お腹を壊したことがないことをよく自慢しています(笑)。

そしてもう一つ、「なんでも捨ててしまう」こと。
片付けてもらうことは良しとしても、
「あれ?ここにあった〇〇はどこにあるのかな」と聞くと、
「もう使わないと思ったから捨てたわよ」と言われ、
びっくりしたことがこれまで何度あったことか。

ショックな出来事とは、この「なんでも捨ててしまう」ことに関連しています。
私は、アルバムを見ながら昔のことを思い出したりするのが好きです。
長女のせいか、妹たちよりも小さい頃の写真が
たくさんあり、懐古趣味だと笑われても、
その一枚一枚が私にとって大切な思い出だったりするわけです。
お気に入りの写真もたくさんありました。
若かりし頃の両親の写真を見るのも好きでした。

ある日、久々にアルバムを見ようと棚のトビラを開けると、
なんと跡形もなくアルバムたちが消えていました。
母に聞くと「ぜーんぶ捨てました」とキッパリ言うではありませんか。
私に何の断りもナシに・・・。泣くに泣けません。
母いわく、「私が死んだ後、あなたが片付けるのが大変だと思ったから」だと。
それはそれはありがたいことで・・・。
もう子供の頃の私を見ることは、永遠にできなくなってしまいました。
今でもこの日のことを思い出すと、とても悲しい気持ちになります。
皆さん、このやるせない気持ち、理解していただけるでしょうか?(トホホ)

さてさて、月刊「B-maga」9月号のご紹介です。
9月号の特集は、
「地域の命と生活を守るために～メディア&通信事業者の取り組み～」です。
静岡放送/静岡新聞社、JCOM、スカパーJSAT各社の取り組みを紹介しているほか、
シンクレイヤ、NHK、インターテックほか6社の
防災対策ソリューションも紹介しています。

このほかに、私がおススメしたい記事として
新・地域メディア最前線(筆者・兼古勝史氏)の
「ママ夢ラジオ～ママと地域をラジオでつなぐ」があります。
全国各地のラジオ局で、それぞれの地域で子育てをしているママたちが、
自分たちで番組枠を購入してさまざまな情報発信をしている「ママ夢ラジオ」。
これは、地域や企業からの情報の受け手という立場のママたちを
送り手へとすることで地域の担い手、新しい価値の提供者へと
変えていく新しく、そして面白い取り組みです。

本誌をまだご覧になったことがない方、
これを機会にぜひご一読ください。


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