《月刊『B-maga』3月号》極私的!!注目記事No.140~年数の重さを考える(2022/3/14)

本メルマガは、これまでサテマガBI/月刊B-maga編集部が名刺交換をさせていただいた皆様、
また、弊社発行物をご購入いただいた皆様にお届けしています。


皆さんこんにちは。
「月刊B-maga」発行人の一瀬です。

まさに三寒四温の季節ですね。
暖かかったり、寒かったり、お彼岸までの辛抱でしょうか。

毎年3月になると11年前の東日本大震災を思い出します。
三陸沖で発生したM9.0の地震により、岩手、宮城、福島の各県を中心に
大きな津波が襲い、その様子を映した映像は今でも忘れられません。
11年経った今でも「復興」にはまだほど遠いと感じています。

2011年3月11日、この日、東京・築地の事務所内にいた私は、
生まれて初めて震度5強の地震を体験しました。
揺れの激しさで、事務所の書籍が積まれた棚が今にも倒れそうになったので、
スタッフと思わず押さえてしまいましたが、あとから考えると
とても危険な行為をしてしまったものです。
帰りは電車も止まっていたため、スタッフはそれぞれが自宅まで時間をかけて
帰ることになりました。
私も3時間半ぐらいかけて歩いて帰りました。
心身ともに疲れましたが、翌日が土曜日だったのがせめてもの救いでした。

こんなにも大きくて不幸な出来事があった2011年、
弊社、サテマガ・ビー・アイは
創立10年という節目の年でもありました。
それからさらに11年が過ぎ、
2022年の今年、おかげさまで創立21年目を迎えることができました。
長いようであっという間…早いものですね。

現在発行している月刊誌「B-maga」の前身は、
1986年に創刊した「サテライトマガジン」という雑誌でした。
このメルマガを読んでくださっている方の中には
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

サテマガ・ビー・アイとなって、雑誌名こそ変わりましたが、
前身である「サテライトマガジン」の創刊以来、36年間もの月日を
この雑誌とともに過ごしてきたことを振り返ると、
とても感慨深いものがあります。
この21年間を振り返ると、出来事というよりも、
これまで関わってくれた人々のことが思い出されます。
やはり会社は「人」に支えられて存在できているんだなぁと思います。

紙媒体の衰退が言われている昨今、
時代の潮流は、やはりデジタルに向いているのでしょう。
長年、紙媒体を中心に発行してきましたが、これからはさらに
スピード感をもって変化していかなければならないと実感しています。

さて、月刊B-maga3月号の特集は、
「有料多チャンネル放送 2021年の総括と2022年の展望」と題して
衛星放送協会専務理事・岡本光正氏と上智大学教授・音好宏氏との対談、
データで振り返る有料多チャンネル放送市場、
多チャンネル加入純増を達成したケーブルテレビ局からのコメント、
3月開局のBS3チャンネル(BSよしもと、BS松竹東急、BSJapanext)の
紹介など、読み応えのある特集内容となっています。

そのほかにおススメの記事として、
兼古勝史氏による「新・地域メディア最前線Vol.111」。
今回は東日本大震災のボランティア活動がきっかけで
東京から福島県双葉郡に移り住み、現在、浜通り地方のリアルを伝える
ローカルライターとして活躍されている山根麻衣子さんの紹介です。
地域の人々とさまざまな出来事を一住民として共有しながら、
ローカルライターとして発信し続けている山根さんのひたむきな生き方が
丁寧な取材をもとに綴られています。

本誌をまだご覧になったことがない方は、
これを機会にぜひご一読いただければと思います。

最後に、戦禍に巻き込まれているウクライナの人々に思いを寄せたとき、
どんな言葉を以てしても、口にしてしまうと「空疎」なものになってしまいます。
ただひたすら民間人までも巻き込み人命を奪う戦争など、
決してあってはならないと強く思うとともに、
1日も早く平和と自由が取り戻せる日がくることを心から願っています。


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