《月刊『B-maga』2月号》極私的!!注目記事No.139~『香織くん』(2022/2/21)

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こんにちは。
経理・販売担当の一瀬(恵美子)です。

みなさんはカブキロックスというバンドをご存じでしょうか?
1980年代終わりに、TV番組「三宅裕司のいかすバンド天国」(通称イカ天)に出場し
歌舞伎の隈取をモチーフにした奇抜なメイクと衣装で、ブレイクしたバンドです。

私はイカ天が深夜番組だったことと、ロックは興味がなかったために
バンド名だけが記憶にあるだけでした。
イカ天ブームから数十年後、東日本大震災の翌年に、
卒業以来初めて高校の同窓会が千葉のホテルで開催されました。

再会した同級生の中に、演劇部だった香織(かおり)という名前の、
当時はその名にさほど違和感を感じない、綺麗な顔立ちの男子がいました。
お兄さんも一学年上の先輩だったのですが名前は美幸(みゆき)。
お兄さんも綺麗でした(笑)

その香織くんがカブキロックス(ドラムス)に在籍していたと同窓会で友達に聞き、
あーそんなバンドがあったよねぇくらいにしか思わなかったのですが・・

同窓会をきっかけに、同級生数人と香織くんともFacebookで繋がり、
驚いたことに彼はまだ情熱的にバンドを続けていることを知ったのです。
社会人(それも国家公務員)を10年も経験後、
音楽だけをやりたくて辞めたと言っていました。

何を隠そう私の息子もバンドマンなので(笑)、
コメントやメッセージで香織くんとは音楽やその他のことを
やり取りし、息子のバンドのことも温かい目で見守ってくれていました。
その後私はFacebookを退会したので近況はわかりません。

一方、息子が初めてギターを持ったのは中学一年生のときで、
それから高校、大学と、部活やサークルには脇目も振らず
ひたすらバンド活動に精を出し・・・。
学生時代にバンドをやっている人は卒業時点でやめるのがほとんどで
そのまま続けたとしても25歳が次の節目、次は27かな。
30を超えてくると、ずーっと続けることが多いらしいです(笑)。
うちもそのパターンで、やめる気は全くなさそうです。
バンドで食べていくのは夢の夢。
なので、年季の入ったバンドマンは大抵働きながら続けています。

いつだったか息子に尋ねたことがあります。
「バンドやりたい、続けたいと思ったきっかけはあったの?」
すると
「高校一年のときに地元の大会で最優秀ボーカル賞をもらったときかな」
「審査員に褒められてさ(笑)」

「私の同級生でカブキロックスというバンドにいた人がいるのよ」
と言うと
「へー!そのときの審査員がカブキロックスの氏神一番だよ!」

なんという縁でしょう!年代からして香織くんもその会場にいたはず(笑)。

認められたり、褒められたり、たった一言でも
その人の人生に影響を与えることはありますよね。
今度いつか香織くんに会えたときは、この話をしたいなと思います。
きっとたぶん今でもどこかで“太鼓”を叩いているでしょうから。

というわけで月刊B-maga2月号の私のオススメ記事は、
「スペースシャワーネットワーク×Waseda Music Records」のコラボによる
現役大学生限定アーティスト発掘企画『michikai』のスペシャルレポートです。

スペシャが運営する音楽ビジネスの総合サポートサービス、
「SPACE SHOWER MUSIC」と早稲田大学公認の音楽レーベルサークル
「Waseda Music Records」(通称ワセレコ)の共同企画、
学生アーティストによるライブハウスパフォーマンスオーディション『michikai』。
受賞者にはスペースシャワーおよびワセレコの支援を受けながら活動の道が開けます。

そのままプロへの道を駆け抜けていく若者や
模索しながら楽しみ、時には苦悩しながら続けていく若者、
卒業と同時に全く別の道に行く若者もいるでしょう。

こうした素晴らしい企画を通して、若者たちの生きる道を照らす灯りが
一つでも多く見つかることを願っています。


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