皆さん、こんにちは。
月刊『B-maga』の田中です。

長引くコロナ禍。みなさま、どうお過ごしでしょうか。
疲れがピークに達している方もいれば、すでにニューノーマルのライフスタイルに馴染んでいる方もいらっしゃるでしょう。
いずれにしても“直接的な触れ合い”がNGとされる現在、仕事でもプライベートでも「オンライン」がすっかり定着しています。

私自身も、オンライン取材やミーティング、オンラインイベント視聴、友人とのオンライン飲み会などなど、
会社でも自宅＆実家でも、PC＋Wi-Fiフル稼動です。
こんな生活になってみて、つくづく「自宅も実家もケーブルのインターネット（Wi-Fi）に加入しておいて良かった」と感じています。

今年留学を計画していた甥は、コロナの影響で断念。
しかたなくオンライン英会話に切り替えたものの、自室のネット環境が悪く、
海外にいる先生との会話がしょっちゅう途切れてしまうとのこと。
最近では、毎日わざわざ実家に来ては、快適なWi-Fiでオンライン英会話に励んでいるようです。

また、先日、病院の待合室にいた時のこと。
隣のスペースで、オンライン面会をしているご高齢の女性がいました。
今はコロナでお見舞いが一切禁止されているので、病院がタブレットによるオンライン面会サービスを提供しています。
その女性は、入院しているご主人の顔がタブレットに見えると
「お父さん！お父さん！手術の後の痛みはどう？ ちゃんと眠れてるの？
足をさすってあげたいけど、コロナで病室に行けないから、やってあげられないのよ」と、涙声で話し始めました。
ところが、タブレットから聞こえてくるご主人の声が途切れ途切れで、全く聞き取れません。
女性は「え？なに？ 大きい声で話してくれないと、私の耳が遠いから聞こえないよ」と叫び始めてしまいました。
寄り添っている看護師さんが「ネット環境が悪いせいですよ」と説明しているのですが、女性にはその意味が理解できません。
「歩けるようになったら帰ってこれるからね。いや、もう歩けなくても帰っておいで。どうしてるのか心配で心配で。。私はコロナが憎いよ」と、どんどん大きな声になっていきます。
パーテーション越しに座っていた私は、その女性が気の毒になってしまいました。
ネット環境さえ良ければ、ご主人の話が理解できて、もっと安心できたに違いありません。

コロナ禍によりオンライン全盛の時代を迎え、「どこでもつながる」ことが、ますます必要になっています。
月刊『B-maga』9月号では、巻頭のSpecial Reportで、宅内の無線環境を整備する「ZAQメッシュWi-Fi」を紹介。
AIによる自動分析で通信環境を快適にするなど、ケーブルインターネットをより高度化する機能を紹介しています。
また、日本インターネットエクスチェンジ（株）山添社長による
特別レポート「新型コロナウイルスによるトラフィックの変化について」では
ケーブルインターネットを安定的に運用する上で必要となるヒントを提供しています。

そして、Close-up Cable TVでは。
四万十ケーブルテレビの「4K水中ドローンからの生中継」と
となみ衛星通信テレビの「ICTによるスマート農業」を
取材しています。
ケーブルテレビの可能性を拓く先進的な取り組みの数々、ぜひキャッチしてください。


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