残暑お見舞い申し上げます。
「月刊B-maga」の田中です。
皆さん、夏バテしてないですか。
私はただでさえ夏に弱いのに（暑くなるとグッタリして、著しく機能低下）、
今年は7月初めから自宅マンションの
大規模修繕工事が始まり、
8月末まで、マンション全体がビニールのようなもので
きっちり覆われてしまい、暑さ倍増。
加えて、リオ五輪が開催されたものだから
夜な夜な～明け方まで熱戦に夢中。
この夏、よくぞ熱中症にならなかったと、
自分で自分を褒めてあげているところです。
そんな真夏に編集された月刊『B-maga』9月号の特集は…。
4K・8K、IPリニア放送、HDRと、話題満載です。
BSでの「リオ五輪」4K・8K試験放送開始(NHK)、
8月11日「山の日」に行われた
上高地と槍ヶ岳からの4K生中継(テレビ松本ケーブルビジョン)。
8月15日に行われた
「阿波踊り」の4K生中継(ケーブルテレビ徳島)。
そして、この夏から秋にかけて
大幅なチャンネル増が予定されているIPリニア放送。
10月4日より開始される世界初の4K HDR放送(スカパー！)。
いずれの取材も、猛暑もしくは豪雨の日に行われましたが、
皆さん、狙いや展望をクリアに語ってくれています。
アスリートもメディアも、
より美しく！より速く！
この飽くなき希求は、おそらく人間の本能で、
とどまるところを知らない。
そんなことを、この夏あらためて実感した次第です。
ところで、本誌の連載『考えるメディア』筆者の福田淳氏は
「これまでも、そしてこれからも、オリンピックを見ない」と
明言しています。
私はオリンピックもパラリンピックも
時間さえあれば観ますが、
福田氏の「見ない理由」には共感しますし、
オリンピックの見方が変わります。
今号で明快にその理由が展開されていますので、
ぜひご一読ください。
また、シリーズもので注目いただきたいのが、
メディア・ジャーナリスト猪股英紀氏の
『世界のメディア曼陀羅華』。
綿密な調査と独自の集計で、ケーブルテレビ業界や
ペイテレビ業界をさまざまな角度から分析、
メディア業界関係の読者から高い注目を集めている連載です。
猪股氏はこの夏の2カ月間、
毎日官報の決算公告をチェック。
その数、なんと1万件！
それら膨大な数字をもとに、
ケーブルテレビの売上高・増収額・経常利益・
経常利益増益額TOP20、
民放局の売上高TOP50、
そして、放送局全体(ケーブルテレビと民放局)での
増収額・経常利益増益額TOP30を集計しています。
2015年度の増収額ナンバー1はどの放送局だったでしょうか。
TOP30の中に、ケーブルテレビと民放局
それぞれどの局がランキングされているでしょうか。
ぜひ、月刊『B-maga』9月号でチェックしてみてください。
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