RIEDEL Communications Japan(株)/(株)ガンスイ

地域DXビジネスとして、ライブ中継を活性化する自社ファイバー網の活用

RIEDEL Communications Japan(株)および(株)ガンスイではケーブルテレビ局の最大の情報インフラである自社ファイバー網を活用したライブ中継システムを出展します。

■ ワイヤレスインカムシステム「Bolero」

ライブ中継で最も重要なのはスタッフ間のコミュニケーションです。RIEDEL Communicationsでは中継現場に最適なコミュニケーションツールとして活用可能なワイヤレスインカムシステム「Bolero」を中心に、局舎のスタジオでお使いの有線インカムと中継現場をファイバー網で接続して会話可能なシステムをご提案します。
「Bolero」は1.9GHz帯を利用する次世代DECTワイヤレスインカムです。スマートフォン等で利用されている2.4GHz帯無線LANの影響を受けにくく、ベルトパック本体とアクティブ・アンテナ間で約150m(屋外)の通信が可能です。1台のアクティブ・アンテナで10台までのベルトパックが接続可能で、アンテナを増設することでベルトパック数を増やすことも可能です。
アクティブ・アンテナ接続用に、「AES67対応メディアコンバーター」による光ファイバー接続で長距離伝送が可能なので、自社ファイバー網により、中継現場と局舎の有線インカムとの会話も実現可能です。さらに「Bolero」はBluetooth機能を搭載しておりベルトパックを装着しているスタッフのスマートフォンやBluetooth対応ヘッドセットとの連携も可能となっています。

■ 光ファイバー伝送機器「yellobrikシリーズ」

ライブ中継現場と局舎を自社ファイバー網で接続可能なシステムが、(株)ガンスイが日本総代理店となっているドイツの放送機器メーカーLYNX Techik AG社の放送用ミニコンバーターシリーズ「yellobrik」です。
「yellobrik」はSDI信号を非圧縮・超低遅延(SDI信号入力時のリクロック時間のみ)で伝送可能な光ファイバー伝送システムを多数ラインナップしていますが、そのフラッグシップとなる8Kファイバー伝送システム「OTR 1A42」はCWDM(光伝送の多重技術)機能を搭載し、12G-SD(I 3G-SDIの混在も可能)4系統を自社ファイバー網1系統で最長10kmまで伝送可能です。
さらに「OTR 1A42」は拡張ポートに1Gbit/sEthernet WDM搭載 光ファイバー トランシーバー「OBD 1510E」を接続した多重伝送にも対応しています。「OBD 1510E」はEthernetとAES67の混在も可能なので、旋回型リモートカメラとワイヤレスインカムシステム「Bolero」を組み合わせることでライブ中継運用の省力化を実現します。
多重伝送時は最長5kmの伝送となりますが、ファイバー網2系統であれば最長10kmの伝送にも対応可能です。

ケーブル技術ショー2022 展示概要
ケーブル技術ショー2022 展示概要
主な出展機器
主な出展機器
お問い合わせ先RIEDEL Communications Japan(株)TEL. 03-6233-7674 japan@riedel.net www.riedel.net
(株)ガンスイ Yellobrik事業部 藪元祥教 yabumoto@gansui.com http://www.gansui.com/

TOP