Cable news Vol.51

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大分ケーブルテレコム、チャリティゴルフ大会を開催(17.5.22)

大分ケーブルテレコム(株)(大分・大分市、中谷博之社長)は、5月19日に大分サニーヒルゴルフ倶楽部(大分・由布市)にて、チャリティゴルフイベント「J:COMチャリティカップ2017」を開催した。
同大会は加入者を対象としたゴルフイベント。1998年から昨年まで「OCTチャリティゴルフ」として開催されており、今回より「J:COMチャリティゴルフ」に名称を変更した。チャリティ募金は大分合同福祉事業団に寄付されており、これまでの寄付総額は551万2,880円に上っている。
今回の大会には155名の加入者が参加。チャリティ募金は13万8,000円が集まった。
大会の模様は7月にコミュニティチャンネル「J:COMチャンネル大分」で特別番組として放送される。

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TBS、日経、テレ東、WOWOW、電通、博報堂が動画配信プラットフォーム新会社を設立(17.5.23)

(株)東京放送ホールディングス(東京・港区、武田信二社長、以下TBSHD)、(株)日本経済新聞社(東京・千代田区、岡田直敏社長、以下日経)、(株)テレビ東京ホールディングス(東京・港区、高橋雄一社長、以下TXHD)、(株)WOWOW (東京・港区、田中晃社長)、(株)電通 (東京・港区、山本敏博社長)、(株)博報堂DYメディアパートナーズ(東京・港区、大森壽郎社長、以下博報堂 DYMP)は、有料動画配信サービス等を行う新会社「(株)プレミアム・プラットフォーム・ジャパン」(仮称)を共同で設立することに合意した。新会社の資本金は80億円(うち資本金40億円、資本準備金40億点(予定))で、出資構成はTBSHD31.5%、日経16.6%、TXHD14.9%、WOWOW14.9%、電通14.8%、博報堂DYMP7.3%。代表取締役社長には高綱康裕氏、代表取締役専務には船木隆氏が就く。設立日は2017年7月3日の予定。所在地は東京都港区となる。
新会社は、新しいスタイルの視聴体験を提供し、国内の映像文化の発展に寄与することを目的に設立。動画配信等に関するプラットフォームを構築し、さまざまなIPインフラを利用して、これまでの動画配信サービスの枠にとどまらない新たな形態のサービス提供を目指す。
具体的な新プラットフォームやサービスの特徴としては、▼視聴者に信頼される選りすぐりの優良コンテンツの提供▼株主各社の特色を生かしたコンテンツを随時更新(ドラマ・バラエティ・スポーツ・音楽ライブ・経済報道など)▼視聴者層の拡大を狙ったオリジナルコンテンツの制作(共同制作を含む)・配信(放送番組のスピンオフ企画、ショート・コンテンツなど)▼BS4K 放送に先駆けて4Kコンテンツを配信▼AIなどの最先端技術を活用▼他の放送会社などさまざまなコンテンツホルダーからも幅広く番組を調達、の6点が挙げられている。
新会社は18年4月にサービスを開始する予定。それに先出、17年秋以降を目途にプレサービスを開始する予定となっている。

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NTTドコモ、「ドコモ光」でケーブルテレビ事業者の映像サービス取次販売を開始(17.5.23)

(株)NTTドコモ(東京・千代田区、吉澤和弘社長)は6月1日より、光ブロードバンドサービス「ドコモ光」上で、ケーブルテレビ事業者の映像サービスの提供(取次販売)を開始する。
NTTドコモは2016年12月より、ケーブルテレビ事業者の卸FTTHサービスを利用した協業により、「ドコモ光 タイプC」を提供していた。今回はケーブルテレビ事業者がNTT東西の「フレッツ・テレビ伝送サービス」を利用した映像伝送により放送サービスを提供している場合、「ドコモ光 タイプA/B等」を利用するユーザー対し、ドコモが取次販売を行うもの。
まずは飯田ケーブルテレビおよび狭山ケーブルテレビとの取次契約を締結し、ドコモショップ等で両社の映像サービスの申込を取次する。

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神奈川県ケーブルテレビ8社、県高校バスケ決勝リーグ最終日を一斉放送(17.5.24)

神奈川県ケーブルテレビ協議会に参加するケーブルテレビ局8社は、6月25日にトッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川・平塚市)で開催される「第55回神奈川県高等学校総合体育大会バスケットボール競技」決勝リーグ最終日の男女4試合の模様を、各局のコミュニティチャンネルで7月1日・2日・8日・9日に一斉放送する。
同放送は、神奈川県内ケーブルテレビ局による番組制作・配信・イベント企画などを行う取り組み「かながわCATV情熱プロジェクト」の一環として行われるもの。
「第55回神奈川県高等学校総合体育大会バスケットボール競技」はインターハイ出場につながる大会で、男女全390チームが参加。決勝リーグでは予選を勝ち抜いた8チームが熱戦を繰り広げる。
番組では会場内に6台のカメラを設置し、実況・解説付きで、試合の模様をほぼノーカットで放送する。

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NTTドコモ、フジテレビおよびパナソニックと5Gに関する共同実験で合意(17.5.24)

(株)NTTドコモ(東京・千代田区、吉澤和弘社長)は、第5世代移動通信方式(以下5G)のパートナー企業との連携によるサービス創出に向けた取り組み「5Gトライアルサイト」において、(株)フジテレビジョン(東京・港区、亀山千広社長)とデモコンテンツの共同開発および5G技術を活用した実証実験やデモンストレーションを進めることで合意した。
すでに両社は3月29日に、放送関連業務における5G技術を活用した共同実験の協力に合意。今回は実証実験として、5Gとフジテレビの持つ技術との親和性について検証する。
具体的には、ジオラマ上にARでスポーツ選手を合成し、投影された映像を楽しめるコンテンツ「ジオスタ」の検証を実施。また音楽ライブ等の会場で、3Dスキャナで撮影した自身の映像を、スマートフォンを通してステージ上で共演しているかのような映像として楽しむことができるコンテンツの検証も進める。同コンテンツは8月4日~6日に東京・お台場で開催される「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」において体験できる予定。
さらにNTTドコモは、パナソニック(株)(大阪・門真市、津賀一宏社長)とも、5Gで高臨場・高精細映像を伝送する共同実験を実施することで合意した。同共同実験では、パナソニックのVRやAR、4K等の高臨場・高精細映像を、「5Gトライアルサイト」において伝送する実験を行う予定。

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ケーブル連盟とヒストリーチャンネル、4K共同製作番組企画第3弾『ニッポンの新・伝統工芸』採用12作品を発表(17.5.24)

(一社)日本ケーブルテレビ連盟(東京・中央区、吉崎正弘理事長、以下JCTA)と歴史エンターテイメント専門チャンネル「ヒストリーチャンネル」(ヒストリーチャンネル・ジャパン合同会社、東京・港区、アラン・ホッジス社長)は5月24日、両者の共同製作による4K番組企画第3弾『ニッポンの新・伝統工芸』シリーズに採用された12作品を発表した。
JCTAとヒストリーチャンネルは、ケーブルテレビ局が地元の歴史的背景のある遺産を4K映像で記録し、全国に発信する4K共同製作番組企画を2015年より実施。これまで『麗しき日本の神社仏閣』『水が育む歴史ある文化』の2シリーズを製作し、全国共通ケーブルテレビ4Kチャンネル「ケーブル4K」やヒストリーチャンネルで放送してきた。
新シリーズ『ニッポンの新・伝統工芸』では、地元の伝統工芸を扱う4K番組企画を全国のケーブルテレビ局から募集。元NHKアナウンサーで、ヒストリーチャンネル主催「ヒストリーアワード」審査委員長の松平定知氏が審査員長となって企画を審査し、12作品を新シリーズ製作番組として選出した。
選出されたケーブルテレビ局は番組を4Kで撮影。ヒストリーチャンネル制作の1本を加え、全13番組を17年12月以降に、ケーブル4Kで4K放送する。またヒストリーチャンネルでは18年2月以降にHDで放送する。番組制作にあたっては(株)東北新社が協力し、ケーブルテレビ局向けの4K撮影セミナーを実施する
選出された番組企画・ケーブルテレビ局と、ヒストリーチャンネル制作番組は以下の通り。
▼『角館の樺細工 ~秋田』(秋田ケーブルテレビ)▼『KIOKUGAMI 日本の記憶を呼び起こす和紙アート~千葉』(広域高速ネット二九六)▼『各国首脳が手に「日本伝統の灯り和ろうそく」~愛知』(ミクスネットワーク)▼『升~岐阜県 日本経済の目盛が新しい感性で蘇る~岐阜』(大垣ケーブルテレビ)▼『伝統の和釘を後世へ「火造りのうちやま」の挑戦~新潟』(エヌ・シィ・ティ)▼『若手職人の挑戦!新しい伝統工芸を開拓せよ~長野』(テレビ飯山)▼『神秘の音色。人生を賭けて、鉄を打つ~兵庫』(姫路ケーブルテレビ)▼『伝統をカラフルに~唐琴の畳縁~岡山』(倉敷ケーブルテレビ)▼『香川の漆 ~私たちが描くミライノカタチ~香川』(ケーブルメディア四国)▼『刺繍にかける伝統と進化  ~愛媛』(ハートネットワーク)▼『壱州鬼凧 歴史と伝説を繋ぐ夫婦の物語 ~長崎』(壱岐ビジョン)▼『 M.E.I(明)長崎ビイドロ 龍の眼の化身~長崎』(長崎ケーブルメディア)▼『千年の神業 日本刀』(ヒストリーチャンネル)

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ノキア、NTTドコモと5Gエコシステムの実現に向けて協力(17.5.24)

ノキアソリューションズ&ネットワークス(株)(東京都・港区、ジェイ・ウォン社長、以下ノキア)は、(株)NTTドコモ(東京・千代田区、吉澤和弘社長)と、日本における5Gエコシステムの実現に向けて協力することで合意した。インテルとも協力し、4.5GHz帯を使用したマルチベンダー環境において主要な相互接続試験を開始する。 
今回の合意を受けて、ノキアとNTTドコモは2017年に、観光地、ショッピング街、オフィス街などの密集したエリアや、ドコモが主催する主要な公共イベントを想定し、東京都内などで5G技術の試験を実施する。今回の実験ではNokia AirScale基地局を含むNokia 5G FIRSTソリューションが使用される。
また両社は、日本での使用が有力な周波数帯の1つである4.5GHz帯で、基地局とデバイス間無線でエンド・トゥ・エンドのアプリケーションの試験を実施する。

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ひかりTV、国内初のスマホ向けHDR対応4K-VOD作品を提供開始(17.5.24)

スマートTVサービス「ひかりTV」((株)NTTぷらら、東京・豊島区、板東浩二社長)は6月中旬より、スマートフォン向けにHDR対応4K VOD作品を提供開始する。商用サービスとしてスマートフォン向けに4K HDR VOD作品を提供するのは国内初。
対応予定スマートフォンはソニーモバイルコミュニケーションズ(株)の「Xperia XZ Premium」(SO-04J)。アプリ「ひかりTVどこでも」をインストールすることで、4K HDR VOD作品を視聴できるようになる。
スマートフォン向け4K HDR VOD作品のHDR方式はHDR10。符号化方式はH.265/HEVC Main 10 Profile 10bit、フレームレートは最大30fps。配信速度は約15Mbpsとなる。

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J:COM、スマホユーザー1,000人にアンケート調査実施。スマホでの生観戦を調査(17.5.25)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、井村公彦社長)は、全国の20~59才のスマートフォンユーザーを対象に、「スマホ生観戦に関する調査2017」を4月14日~18日にインターネットリサーチにより実施した。有効サンプル数は1000人(男性500人、女性500人)。ネットエイジア(株)が調査協力した。
生中継で見たいジャンルの1位はスポーツ、2位が音楽ライブ、3位がトーク番組。スマホでの生観戦の経験は32%となった。経験者の40%強がプロ野球中継を視聴したことがあると回答した。
スマホでの視聴シーンでは、通勤・通学時の電車やバス内が最も多く、自宅で寛ぎながらの視聴は4人に1人となった。

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ジェイコム千葉セントラル、レッドブル・エアレース千葉後援会から委託を受け、PR動画制作(17.5.26)

(株)ジェイコム千葉セントラル(千葉・千葉市、荒木節夫社長)は、6月3日と4日に幕張海浜公園で開催される「レッドブル・エアレース千葉」の集客推進を目的としたプロモーション動画をレッドブル・エアレース千葉後援会から委託を受けて制作した。
この動画は、訪日外国人に千葉市の魅力を訴求するもの。千葉市の観光スポット等を紹介している。制作言語は英語。レッドブル・エアレース千葉後援会HP、千葉市ホームページ等で配信されるほか、幕張メッセ前のビッグビジョンやイオンモール幕張新都心内のデジタルサイネージでも展開される。

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三重県ケーブルテレビ協議会、「情報通信月間 地方局長等表彰」を受賞(17.5.29)

三重県ケーブルテレビ協議会(塩冶憲司会長)は、総務省東海総合通信局主催の「電波の日・情報通信月間」記念式典において、「情報通信月間 地方局長等表彰」を受賞した。
今回の受賞は、三重県内のケーブルテレビ局全8社で「災害時の相互支援に関する協定」を締結し、被災地域におけるケーブルテレビ網の確保や情報提供体制を構築することで、地域への安全・安心に貢献している点が評価されたもの。三重県ケーブルテレビ協議会が同賞を受賞するのは2度目となる。

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J:COM東大阪、東大阪市の「事業所ふくしネットワーク事業」に参加(17.5.29)

(株)ジェイコムウエスト東大阪局(大阪・東大阪市、大林秀和局長、以下J:COM東大阪)は5月26日、社会福祉法人東大阪市社会福祉協議会 角田総合老人センターが展開する取り組み「事業所ふくしネットワーク事業」への参加に関する協定を締結した。
「事業所ふくしネットワーク事業」は、宅配や配達を行う事業所等と、地域の包括支援センターや民生委員、校区福祉委員が連携しネットワーク化を進めることで、高齢者世帯や一人暮らし高齢者に異変があった際、すばやく対応できる仕組み。
J:COM東大阪は昨年9月に東大阪市と、相互の協力を通じて地域社会の発展を目指す「包括連携協定」を締結。今回の「事業所福祉ネットワーク事業」参加に関する協定も、その一環として締結されている。
J:COM東大阪は今後、営業スタッフが高齢者宅を訪問した際、体調不良などの異変を察知した際には、速やかに地域の「高齢者地域支え合いセンター」と連携し、安否確認や緊急時対応を行なっていく。

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J:COM東葛・葛飾、葛飾区広報番組を7月放送開始(17.5.30)

(株)ジェイコム東葛葛飾(千葉・松戸市、平岩光現社長)は、東京都葛飾区(青木克徳区長)と広報番組の制作・放送に関する契約を結び、7月15日より葛飾区広報番組『カツシカデシカ』を放送開始する。
同番組は、葛飾でしか経験できないイベントや、葛飾でしか出会えない人、葛飾でしか食べられないものなど、葛飾区の魅力を区内外へPRする番組。番組メインキャラクターを葛飾区観光大使の内山信二が担当。番組ナレーションも葛飾区出身のフリーアナウンサー・吉田照美が務める。
番組は「ふるさと葛飾盆まつり」や「葛飾区産業フェア」「かつしかフードフェスタ」「かつしかふれあいRUNフェスタ」などの葛飾区主催イベントとも連動。2018年までに4番組を制作・放送する。放送はコミュニティチャンネル「J:COMチャンネル」のほか、葛飾区の公式YouTubeチャンネルでも配信される。

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日本ケーブルラボ、松本修一氏が「丹羽高柳賞」功績賞を受賞(17.5.31)

日本ケーブルラボ(東京・中央区、藤本勇治理事長)で専務理事を務める松本修一氏が、(一社)映像メディア学会(東京・港区、高畑文雄会長)の2016年度「丹羽高柳賞」功労賞を受賞した。
「丹羽高柳賞」は、映像情報メディアに関し優れた業績を上げた人物を表彰するもの。功績賞、業績賞、論文賞の3賞からなる。松本氏は、デジタル映像伝送技術の研究開発およびケーブル事業の発展への貢献を認められ、功労賞を受賞した。

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スカパー、5月末加入者発表。累計331万6,318件に(17.6.2)

スカパーJSAT(株)(東京・港区、高田真治社長)は、5月末のスカパー!加入者数を発表した。
スカパー!合計での新規加入件数は2万4,473件、再加入が8,791件。解約件数が4万8,495件発生し、前月から1万5,231件減少し、累計加入件数は331万6,318件となった。
内訳は、スカパー!サービスが前月から1万1,007件減少し、累計209万6,091件、スカパー!プレミアムサービスが前月から4,480件減少し、113万6,776件、スカパー!プレミアムサービス光が256件増え、8万3,451件となった。

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第2回 関西放送機器展、6月28日と29日に開催(17.6.2)

第2回 関西放送機器展が6月28日と29日に開催される。関西放送機器展は、映像、音声、コンテンツ制作などのプロフェッショナル・業務用危機などが一堂に会する関西最大級の総合展示会。
大阪南港ATCホールにて開催される。

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WOWOW、5月末加入件数発表。累計280万2,112件に(17.6.2)

(株)WOWOWは、5月末の加入件数を発表した。
5月に3万7,150件の新規加入を獲得したが、4万978件の解約が発生し、前月から3,828件減少。累計加入数は280万2,112件となった。

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J:COM MOBILE、新スマートフォン「SHARP AQUOS L2」を6月1日より販売開始(17.6.1)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、井村公彦社長、以下J:COM)は、「J:COM MOBILE」の新スマートフォン端末として、「SHARP AQUOS L2」を6月1日より全国のJ:COMエリアで販売を開始した。
「SHARP AQUOS L2」は、省電力ディスプレイ&大容量バッテリー搭載、防水・防塵仕様、カメラなど、多くの機能を持つほか、映像視聴時のデータ通信量がカウントフリーとなり、「J:COM TV」サービスで放送中の番組や「J:COMオンデマンド」の映像を通信料を気にせず視聴可能。加入時の初期設定・操作説明の無料訪問サポートや電話による遠隔サポートも受けられる。

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エンルート、土砂災害時にドローンによる埋没車両の探査を目指す電磁探査システムでの特定実験に成功(17.6.5)

(株)エンルート(埼玉・ふじみ野市、瀧川正靖社長)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(古河一夫理事長)のプロジェクトにおいて、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(中鉢良治理事長)、(株)日立製作所(東原敏昭執行役社長兼 )、八千代エンジニヤリング(株)(出水重光社長)と共同で、土砂災害時に地中に埋没した車両を空中から探査するシステムを開発した。
本システムはドローンと地下電磁探査センサーで構成され、探査センサーをつり下げて安定航行するための技術と、より正確に埋没位置を特定するためのさまざまなセンサーにより、自動飛行による網羅的な探査や手動操縦による精密な探査ができる。今回、実際に車両が埋設された静岡県内の実験サイトで検証実験を行い、地下1.5 mの土砂内の埋没車両の位置の特定に成功した。今後は実用化を促進し、人の立ち入りが困難な災害現場での埋没車両の位置を特定、迅速な救出活動への貢献を目指す。

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J:COM、2017年度事業説明会開催。7月に企業内大学「J:COM UNIVERSITY」開校(17.6.7)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、井村公彦社長、以下J:COM)は7日、本社のセミナールームにおいて「2017年度の事業説明会」を開催した。
今年4月に取締役社長に就任した井村社長より、J:COMのビジョン、事業概要、J:COMの強みそれぞれの説明があった。引き続き、2016年度を振り返り、電力やモバイルなどのサービス強化、や大分ケーブルテレコム等の連結子会社化などの主なトピックを挙げながら、チャレンジの一年であったこと、また、2017年3月期は前年同月と比較し、増収増益を達成したと話した。
2017年度の事業方針、取り組みとして、「モバイル、電力を加えた5サービス推進体制」「地域連携強化」「4Kの取り組み強化」「コンテンツ強化」「人材育成・活用」などを挙げた。
特に「4K・8K商品ロードマップ」を示し、4K・8K実用放送に対応するため、HDRや音声検索などもサポートする第3世代STBを2018年12月の投入に向け開発していると発表した。
また、人材育成・活用の新たな取り組みとして、今年7月より企業内大学「J:COM UNIVERSITY」を開校すると発表。J:COMの会長、社長を学長とした7学部体制で、年間100以上の講座を開き、社員が成長し、未来を共創する「学び舎」を目指すとしている。

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メディアキャスト、低コストでデータ放送を運用可能なクラウドサービス「DataCaster LimiC」を提供開始(17.6.7)

(株)メディアキャスト(東京・品川区、杉本孝浩代表取締役)は、データ放送を低コストで簡単に開始することが可能なクラウドサービス「DataCaster LimiC (データキャスター リミック)」を発表、2017年7月より販売を開始する。
「DataCaster LimiC」は、統合型データ放送システムソリューション「DataCaster M3(データキャスター エムスリー)」をベースとしたもので、データ放送に必要なコンテンツ制作、送出、運用機能をクラウドで提供する。利用者は最小限の導入機器と簡単な操作のみでデータ放送サービスを実施できる。

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ソニービジネスソリューション、テレビ朝日に「オプティカルディスク・アーカイブ第2世代」を納入(17.6.8)

ソニービジネスソリューション(株)(東京・港区、宮島和雄社長)は、(株)テレビ朝日に対し、大容量アーカイブメディアとして「オプティカルディスク・アーカイブ第2世代」を納入することが決定した。
納入されるのは、オプティカルディスク・アーカイブPetaSite拡張型ライブラリー「ODS-L30M」、オプティカルディスク・アーカイブドライブユニット「ODS-D280U」「ODS-D280F」、オプティカルディスク・アーカイブカートリッジ「ODC3300R」など。
して「オプティカルディスク・アーカイブ第2世代」は、光ディスク技術を活用した大容量アーカイブストレージシステム。テレビ朝日はHD映像などのテープメディア保存を目的にシステムを導入。光ディスクの堅牢性や、データマイグレーションの削減による運用負担・コストの削減などといった特徴が評価され、採用に至った。

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ソニービジネスソリューション、静岡放送よりIP伝送技術を活用したスタジオサブシステムを受注(17.6.8)

ソニービジネスソリューション(株)(東京・港区、宮島和雄社長)は、静岡放送(株)より、ソニーの提唱するIP伝送方式「ネットワーク・メディア・インターフェース」(以下NMI)を活用したスタジオサブシステムを日本国内で初めて受注した。
今回ソニー受注した静岡放送のスタジオサブシステムでは、マルチフォーマットスイッチャー『XVS-7000』、IPライブシステムマネージャ『PWS-110NM1』、シグナルプロセッシングユニット『NXL-FR318』、SDI-IPゲートウェイ『NXLK-IP40F』、IP伝送ユニット『NXL-IP55』、マルチポートAVストレージユニット『PWS-4500』などの製品を利用。4K制作やIPによる遠隔操作運用などが行える。遠隔操作運用では、映像や音声、タリー、制御等の信号を全てIPでスタジオサブにライブ伝送し、中継現場はカメラなど最低限の構成のみで映像制作を行うことができる。
すでに5月23日・24日に、ソニービジネスソリューションと静岡放送、TOKAIコミュニケーションズの3社が共同で遠隔操作運用のテストを実施。静岡放送本社(静岡・静岡市清水区)とヤマハスタジアム(静岡・磐田市)を1GbpsのIP回線で接続し、映像・音声・タリー・制御信号をIPライブ伝送しつつ、スタジアム側のカメラをスタジオサブから遠隔操作することに成功している。
スタジオサブシステムは2018年2月の納入後順次稼働を開始する予定。ソニーはNMIをコア技術にしたシステムソリューションを「IP Liveプロダクションシステム」と呼称し、提案していく。

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千葉県内ケーブルテレビ局9社、高校野球 千葉大会を生中継(17.6.9)

千葉県内の(株)ジュピターテレコムグループ6社と(株)高速広域ネット九二六、(株)いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ、(株)イースト・コミュニケーションズは、「第99回 全国高等学校野球選手権 千葉大会 生中継」を共同制作し、7月12日から各社のコミュニティチャンネルで放送する。千葉県内における視聴可能世帯数は約167万5,000世帯となる。
番組では柏の葉公園野球場で行われる1回戦~5回戦の模様を実況・解説付きで生中継する。

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