Cable news Vol.44

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NHK放送技術研究所、「第71回技研公開」を5月25日より開催(17.1.30)

NHK放送技術研究所(東京・世田谷区、黒田徹所長)は、5月25日~28日に同研究所にて、「第71回技研公開」を開催する。
「技研公開」はNHK放送技術研究所の最新の研究成果を広く一般に公開することを目的に開催されるもの。今回は放送技術だけでなく、情報通信分野の急速な発展が期待される2020年をターゲットにした研究開発なども紹介。また東京五輪会場の興奮を世界に伝える映像表現技術、AIやビッグデータ解析を駆使した番組制作支援技術「スマートプロダクション」、インターネットを活用した放送サービス、立体テレビ技術、放送用デバイス技術にスポット当てた、約30項目の研究成果を展示する予定。

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千葉県ケーブルテレビ11社、『ちば情熱アスリート』を共同制作(17.1.30)

千葉県内のケーブルテレビ11社は共同で、新番組『ちば情熱アスリート』を制作し、2月1日より各社一斉で放送開始する。視聴可能世帯数はあわせて約139万世帯となる。
『ちば情熱アスリート』は、主に若いアスリートを対象に、世界を目指して活躍する千葉の未来のトップアスリートたちに密着し、スポーツと向かう姿を紹介するドキュメンタリー番組。番組ナビゲーターを池谷幸雄、千葉真子、森本稀哲が務める。
第1回放送では体操競技で活躍する谷川翔選手と、パラリンピック種目「ボッチャ」で日本ボッチャ選手権大会3連覇を達成している藤井金太朗選手を紹介する。

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WOWOW、2016年度第3四半期決算は増収増益(17.1.31)

(株)WOWOW(東京・港区、田中晃社長)は、2016年度第3四半期の決算を発表した。詳細は以下の通り。※数字後ろ( )内は前年同期比
▼売上高=584億5,900万円(+4.3%)▼営業利益=88億5,800万円(+24.5%)▼経常利益=87億2,800万円(+17.7%)▼親会社株主に帰属する四半期純利益=60億4,800万円(+22.1%)
累計正味加入件数が第3四半期末では過去最高となる284万2,942件となり、加入件数増加や子会社のWOWOWコミュニケーションズの外部売上増により増収を達成。また広告宣伝費や番組費の効果的・効率的な費用投下等により増益を達成した。
田中社長は決算会見で、来年度以降の展開について「10年先を考えての来年度の方向性として、ネットの世界に軸足を作ることを掲げて各所が取り組んでいる。有料放送マーケットの成長が鈍化しているのも事実なので、気を引き締めて取り組みたい。それ以前に、これまで以上にコンテンツの差別化によって、突出した存在感を発揮していく。また顧客データの高度化で会員基盤を強固にしていく」と話していた。

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ジェイコムウエスト、「J:COMガス supplied by 大阪ガス」を4月より提供(17.1.31)

(株)ジェイコムウエスト(大阪・大阪市中央区、西森英樹社長)は4月より、大阪ガス(株)(大阪・大阪市中央区、本荘武宏社長)の取次事業者として、都市ガス小売サービス「J:COMガス supplied by 大阪ガス」を提供開始する。2月2日より先行申し込み受け付けを開始した。
同サービスは4月1日より都市ガス小売り全面自由化が実施されることを受けて開始されるもの。ジェイコムウエストは「J:COMガス」として、大阪ガスが提供している「GAS得プラン」(もっと割料金、エコジョーズ料金、床暖料金、ハウス空調料金、マイホーム発電料金)、および一般料金と料金が同一のガス料金メニューを販売する。このうち「もっと割料金コース」をJ:COMサービス(長期契約プラン)とあわせて契約すると、J:COMサービスの利用料金より月額100円を割り引く。
対象はジェイコムウエストサービスエリア内で、大阪ガスから都市ガス供給を受けられる一戸建ておよび集合住宅各戸となる。

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パナソニックと産総研、「先進型AI連携研究ラボ」を設立(17.1.31)

パナソニック(株)(大阪・門真市、津賀一宏社長)と国立研究開発法人産業技術総合研究所(東京・千代田区、中鉢良治理事長、以下産総研)は、2月1日に「パナソニック-産総研 先進型AI連携研究ラボ」を設立する。
同ラボは、2016年4月に制定された産総研連携研究室制度を活用して設立されるもの。産総研の情報・人間工学領域が持つ人工知能・ロボット技術と、パナソニックの家電・住宅・車・産業などの事業領域で、今後想定される社会課題や顧客課題とを掛け合わせ、より良い暮らしと社会の実現に貢献する先進型AI技術の研究を行う。
具体的には少子高齢化に伴う労働不足を鑑み、健康・介護分野、流通・接客分野において、先進の対話技術やロボット技術による業務支援に関する研究開発を行う。またAI技術向上による膨大な計算能力の必要性をふまえ、計算機環境に関する共同開発も行う。

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J:COM八王子、「八王子学生CMコンテスト」を放送(17.1.31)

(株)ジェイコム八王子(東京・八王子市、蒲原正之社長、以下J:COM八王子)は、1月29日に行われた八王子市制100周年記念プレイベント「八王子学生CMコンテスト」の上映会・表彰式の模様を、コミュニティチャンネル「J:COMチャンネル八王子」で3月4日に特別番組として放送する。
「八王子学生CMコンテスト」は、「学生ならではの視点で八王子の魅力を動画30秒で表現する」をテーマに学生制作によるCMを募集し、優秀作品を表彰するコンテスト。2013年にJ:COM八王子が創設した。今回は主催を大学コンソーシアム八王子に引き継ぎ、J:COM八王子は運営全般に協力している。今回の最優秀賞には、東京造形大学メディアデザイン研究室制作「Eight Prince Project2」が選出された。

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J:COM、電子雑誌読み放題サービス「J:COMブックス」を開始(17.2.1)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、牧俊夫社長、以下J:COM)は、電子雑誌読み放題サービス「J:COMブックス」を提供開始した。
「J:COMブックス」は、J:COMのテレビ、インターネット、固定電話、モバイル各サービスの加入者を対象に提供される電子雑誌読み放題サービス。(株)オプティム(東京・港区、菅谷俊二社長)のプラットフォームを利用し、500誌以上の雑誌が読める「雑誌読み放題サービス」(月額500円)と、(株)NHK出版(東京・渋谷区、小泉公二社長)の語学テキストや趣味実用誌を読める「NHKテキストコース」(月額400円~500円)の2コースを用意している。NHKテキストコースでは月額700円でジャンルパック「NHK 英語パックコース」「NHK くらしパックコース」も提供する。またテレビサービスのガイド誌「ジェイコム マガジン」も無料で最新号を閲覧できるようになる。
対応端末はスマートフォン、タブレット、PC(ブラウザ)となっている。

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J:COM、MVNOサービス加入数が10万件を突破(17.2.1)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、牧俊夫社長、以下J:COM)は、同社の提供するMVNOサービスの累計加入数が1月末時点で10万件を突破したと発表した。
J:COMでは2015年10月よりMVNOサービスを開始。スマートフォン利用者向け「J:COM MOBILE」とタブレット向け「J:COMタブレット」を提供している。

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サイバーエージェント、人工知能のアドテクノロジーで東京工業大学と連携(17.2.1)

(株)サイバーエージェント(東京・渋谷区、藤田晋社長)のアドテクノロジー分野の開発を手掛けるアドテクスタジオは、人工知能をアドテクノロジーに活用するためのAI開発組織「AI Lab」において、東京工業大学との連携を開始した。
アドテクスタジオは2016年7月より、人工知能を活用したチャットプラットフォーム「AI Messenger」を提供。その会話エンジンの研究・開発をAI Labで行なっている。
東京工業大学との連携は、AI Messengerの会話エンジンにおけるキャラクター性の付与を自動化するための「発話のキャラクター変換技術」の研究を目的に実施。同大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 奥村学教授および高村大也准教授と共同研究を行なっていく。これによりさまざまなキャラクターを持ったチャットボットの作成が容易になり、企業のブランドキャラクターやユーザー属性に合わせたチャットボットを生み出し、対話することが可能になるという。

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静岡新聞SBSとNTT西とNTT Com、地域情報ポータルサービス「@Sひかり」「@Sモバイル」を提供開始(17.2.1)

(株)静岡新聞社(静岡・静岡市、大石剛社長)と静岡放送(株)(静岡・静岡市、桂英治社長、以下SBS)は2月1日より、西日本電信電話(株)(大阪・大阪市、村尾和俊社長)およびNTTコミュニケーションズ(株)(東京・千代田区、庄司哲也社長)と協力し、静岡県に密着した情報提供を軸としたサービス「@Sひかり」および「@Sモバイル」を提供開始した。
同サービスは「地域密着型情報提供プラットフォーム」の確立を目指し、地域の新聞社と放送局が、地域に特化したコンテンツポータルと通信回線をセットで提供するもの。「@Sひかり」では光回線と地域情報ポータルサービスを、「@Sモバイル」ではモバイル回線と地域情報ポータルサービスを一体として提供する。
地域情報ポータルサービスでは、静岡新聞の一部記事やSBSの一部ニュース動画、イベント情報、生活情報などを提供する。PCやスマートフォンのほか、STB「光BOX+」を用いてテレビ画面で情報を閲覧することも可能。
利用料は、「@Sひかり」戸建てプランが月額3,990円~、同マンションプランが月額2,950円~、「@Sモバイル」(音声通話+データ通信1GB+端末代含)が1,880円~などとなっている。

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J:COMとジェイコム九州、熊本市に熊本城修復支援金を寄付(17.2.1)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、牧俊夫社長、以下J:COM)と(株)ジェイコム九州(福岡・福岡市中央区、徳田瑞穂社長)は1月31日、熊本市(大西一史市長)に熊本城修復支援金を寄付した。
熊本城は平成28年熊本地震により、石垣が崩れるなどの被害を受けた。J:COMでは2016年7月よりVODサービスを活用した募金「募金オンデマンド」による熊本城復旧支援の募金活動を実施。ユーザーからの支援金にJ:COMからの同額を加えた額と、ジェイコム九州からの寄付金を加えた239万5,000円を熊本市に寄付した。
募金オンデマンドによる熊本城復旧支援の募金活動は今後も継続する。

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パイオニア、ケーブルテレビ関連機器事業をテクニカラーに譲渡(17.1.31)

パイオニア(株)(東京・文京区、小谷進社長)は、同社のケーブルテレビ関連機器の開発・製造・販売に関する事業を、Techni color S.Aの子会社Techni color Delivery Technologies S.A.S(以下テクニカラー)に譲渡することを決定し、テクニカラーとの間で株式譲渡契約を締結することを決議した。
譲渡にあたっては、パイオニアのケーブルテレビ関連機器事業を吸収分割方式により、3月31日(予定)を効力発生日として、パイオニアの100%子会社であるパイオニアケーブルネットワーク(株)(以下PCN)に承継。同日付(予定)でPCNの発行済株式の51%をテクニカラーに譲渡する。
パイオニアはカーエレクトロニクス事業への経営資源の集中を加速させるため、それ以外の事業の選択と集中を推進。その中でケーブルテレビ関連機器事業を譲渡することを決めた。

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スカパー、2016年度第3四半期は減収減益(17.2.1)

スカパーJSAT(株)(東京・港区、高田真治社長)は、2016年度第3四半期の決算を発表した。詳細は以下の通り。※数字後ろ( )内は前年同期比
▼営業利益=1,181億2,400万円(-4.3%)▼営業利益=155億3,000万円(-16.3%)▼経常利益=158億7,000万円(-14.5%)▼親会社株主に帰属する四半期純利益=102億8,300万円(-15.3%)

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ミハル通信、イッツコムからFTTH設備機器を受注(17.2.2)

ミハル通信(株)(神奈川・鎌倉市、二ノ宮隆夫社長)は、イッツ・コミュニケーションズ(株)(東京・世田谷区、高秀憲明社長、以下イッツコム)からFTTH設備機器を受注した。
イッツコムは16年11月16日に「現行HGCからFTTH方式への移行」を発表。センターとサブセンターの局間、各サブセンター内にミハル通信の機器が導入される予定。4月から着工し、2年後の19年に完成する予定。
受注を受けた主な機器は、新型マルチポート型光ファイバー増幅器(MOAPN-FA2602P他)、デジタルヘッドエンドMDSRシリーズ、N+1光スイッチ(MOFP-OSW081他)、高度BS広帯域CS対応3.2GHzシリーズ(直接変調型光送信器・冗長増幅器・HE用分配器・混合器)。

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ケーブルテレビ品川、テレビ・プッシュで、特定エリアをグループ化し、特定情報を発信(17.2.2)

(株)ケーブルテレビ品川(東京・品川区、増田成寿社長)は、今夏からテレビ自動お知らせサービス「しながわ テレビ・プッシュ」で、東京都が指定する「急傾斜地崩壊危険箇所」などの特定エリアをグループ化し、グループごとに特定情報を配信する。
テレビ・プッシュは、防災情報や生活情報をテレビにプッシュ型で自動配信されるサービス。品川区と連携した情報を区内全域に配信してきた。
品川区との連携強化し、区内に点在する特定災害想定区域をひとつの情報配信グループに設定し、より細やかな情報発信を行う。これにより、特定グループに対して避難を促すメッセージや最寄りの避難所情報などの配信が可能になる。

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KDDI、あずみ野テレビに「ケーブルプラス光卸」の放送付きコースを提供(17.2.3)

KDDI(株)(東京・千代田区)は、「ケーブルプラス光卸」において、あづみ野テレビ(株)(長野・安曇野市、伊藤 勝社長、以下ANC)と、放送付きコースの提供に関して締結した。
放送付きコースは、ケーブルテレビ事業者が提供している放送サービスを光インターネットと同じ光ファイバーで伝送するサービス。ANCは、ケーブルプラス光卸のサービス開始に伴い、17年9月からKDDIの光ネットワークを活用した高速インターネットと電話、そして放送の3サービスを提供する。

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NHK、番組技術展を2月26日~28日に開催(17.2.3)

NHKは、2月26日~28日に、「番組技術展」を東京・渋谷のNHK放送センターで開催する。
技術展では、特別展示の8Kスーパーハイビジョン中継車をはじめ、8K制作機器、4K・8Kレンズ対応 フォーカスリモート、全方位カメラ、緊急報道サポートナビなど、34の製品が展示される。

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