Cable news Vol.20

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ジェイコム熊本、合志市と災害時における放送に関する協定締結(15.10.26)

(株)ジェイコム熊本(熊本・熊本市、前田貴敏社長)と合志市(荒木義行市長)は10月26日、災害時における放送等に関する協定を締結した。
災害や緊急を要する事態発生時、合志市からJ:COM熊本へ緊急情報の提供要請があった場合、J:COM熊本は、「J:COMチャンネル熊本」で告知や情報提供を行う。J:COM熊本は今回の協定で、サービスエリア内2市2町との締結を完了した。

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シンクレイヤ、情報発信型Wi-Fiソリューションの販売開始(15.10.26)

シンクレイヤ(株)(愛知・名古屋市、山口正裕社長)は、地域活性化と誘客促進に向けての情報発信型Wi-Fiアクセスサービス・ソリューションの販売を開始する。
同社のWi-Fiソリューションは、観光客が普段利用しているアプリで、Wi-Fiによるネット接続を可能にするもの。Wi-Fi接続後は、百貨店・ショッピングモール・テーマパーク・商店街に来訪したユーザーに対し、ユーザーの持つ属性に応じた情報を出し分けることができる。専用アクセスポイントを設置することで、普段使っているSNSのアカウントでWi-Fiサービスにログインができ、アクセスポイント設置エリアに応じたWebページ(SNS)に誘導ができる。

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ジェイコム札幌、コミュニティチャンネルでデイリーの生放送番組開始(15.10.26)

(株)ジェイコム札幌(北海道・札幌市、西尾武社長)は、11月2日から、コミュニティチャンネル「J:COMチャンネル札幌」で、J:COM札幌開局以来初となるデイリーの生放送番組『デイリーニュース』の放送を開始する。
同番組は、札幌市内で行われるイベントや取組みなどの情報を中心に放送する。放送は平日11時から。また、地元スポーツ応援番組『sapporo ジモスポ★』、サークル活動等を紹介する『みんなが主役さっぽろ SHOW』、対談番組『札幌人図鑑.TV』の3番組の放送も開始する。

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ネクストキャディックス、セールスフォースと提携し、設備設計・管理システムをクラウド化(15.10.26)

ネクストキャディックス(株)(東京・港区、豊田崇克社長)は、(株)セールスフォース・ドットコム(東京・千代田区、小出伸一会長兼CEO)とOEMパートナー契約を締結した。これにより、多くのケーブルテレビ局が求めるフィールド業務が、すべてクラウド上で実現することになる。
ネクストキャディックスの主力製品である設備設計・管理システムは、国内ケーブル局の約40%で稼動している。今回、セールスフォースの「Force.com」を利用した新製品の開発により、営業活動からフィールドメンテナンスまでの業務が全てクラウド上で行えるようになる。新製品は、来年1月頃から販売予定で、Cadix SFA Cloud(営業支援クラウドサービス)、Cadix FSM Cloud(工事・施工管理クラウドサービス)の2つをリリースする。

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ctcとCNCIが提携。CNCIの専門チャンネルパックをctc光ユーザーに販売(15.10.27)

中部テレコミュニケーション(株)(愛知・名古屋市、竹山博邦社長、以下ctc)と、(株)コミュニティネットワークセンター(愛知・名古屋市、多和田博社長、以下CNCI)は業務提携を行い、ctcの光インターネット接続サービス「コミファ光」ユーザーに専門チャンネルを楽しめる「コミファ光テレビ プラスチャンネル byCNCI」を11月1日から提供を開始した。固定通信事業者とケーブルテレビが専門チャンネルサービスの提供で提携を結ぶのは、東海地区では初。
ctcのコミファ光では、地デジとBS放送が楽しめる「コミファ光テレビ」を提供。専門チャンネルが視聴したいというニーズに応え、専門チャンネルが視聴可能なサービスを開始した。加入者が好きなジャンルから1つのコースを選択できる。

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「JCTA Next Generation Summit 2015」開催(15.10.27)

(一社)日本ケーブルテレビ連盟(東京・中央区、西條温理事長、以下JCTA)の人財育成推進委員会では、「次世代リーダー育成塾」の成果発表ならびに修了証の授与、そして現役の経営者たちとの交流を図るためのイベント「JCTA Next Generation Summit 2015」を開催した。人材育成の重要性の認識を業界あげて共有しようという趣旨で開催されたこのイベントに、当日は315名(プレス含む)の参加者が集った。
まずJCTA西條温理事長から「今年はケーブルプラットフォームのもとで、具体的なサービスがいくつかスタートするが、こうした新しい分野での取り組みにおいてもっとも大切なのは“人”であることは間違いない。この機会に人財育成推進委員会の活動に対し、業界関係者の皆様にはより一層のご協力とご参加をお願いしたい」との主催者挨拶があった。
続いて、来賓の総務省 衛星・地域放送課の鈴木信也課長より「昨今のケーブルテレビをめぐる情勢は、放送サービスの高度化については4Kへの対応、移動通信モバイルの分野においてもMVNO 、地域BWA、さらにはマイナンバーの導入に伴いID連携への対応などが必要になってくる。そのような中、日本ケーブルテレビ連盟を中心にケーブルプラットフォーム構想を打ち出し、各種取り組みをしていることに、総務省としても大変心強く感じている。このような取り組みの基盤、基礎となるのはやはり人材である。本サミットはそうした意味からも大変重要な役割を果たすものと受け止めている」と挨拶した。
引き続き、人財育成推進委員会の中谷博之委員長から開会にあたっての挨拶の後、「次世代リーダー育成塾」の各塾より成果発表が行われた。
成果発表は「地域コミュニケーション塾」(音好弘塾長(上智大学文学部教授)・塾生25名)、続いて「営業塾」(氏本祐介塾長(住友商事(株) ケーブルテレビ事業部長)・塾生36名)、「技術塾」(堀川広二塾長((株)ジュピターテレコム 技術サポート本部長)・25名)、「顧客対応塾」(坂本万明塾長(株)倉敷ケーブルテレビ 代表取締役社長)・26名)、そして今回初めて開塾した「リスクマネジメント塾」(熊谷堅塾長(KPMGコンサルティング(株) ディレクター)・20名)の順に行われた。まず塾長から講義の概要説明の後、塾生の代表者がそれぞれの成果、そして業界に向けての提案や提言を発表。その後、西條理事長より修了証が各塾生の代表に授与された。
続いて、「ケーブルテレビ業界の女性の活躍について」と題して、(株)秋田ケーブルテレビ取締役 経営戦略室 ゼネラルマネージャーの飯塚雅子氏の講演、(株)中海テレビ放送 代表取締役社長 秦野一憲氏による特別講演が行われた。
サミット終了後には、経営者と若き次世代のリーダーたちとの交流を目的に懇親会も開催され、盛況のうちに終了した。

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J:COM、初音ミクの4K映像をVODで配信(15.10.28)

(株)ジュピターテレコム(東京・千代田区、牧俊夫社長、以下J:COM)は11月1日から、4K番組『初音ミク「マジカルミライ 2015」特別編集版4K』をVODサービス「J:COMオンデマンド」で独占配信を開始した。配信期間は、11月30日まで。
同番組は、今年9月に開催された初音ミクイベントの日本武道館ライブと科学技術館での企画展の模様をまとめた4K特別版。4Kを視聴するには、STB「4K Smart J:COM Box」が必要になる。同番組を視聴するための追加料金はからない。

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J:COM九州、新番組『デイリーニュース』を放送開始(15.10.29)

(株)ジェイコム九州(福岡・福岡市中央区、徳田瑞穂社長)は11月2日より、コミュニティチャンネル「J:COMチャンネル北九州」にて、新番組『デイリーニュース』を放送開始する。
同番組は毎週(月)~(金)11時より、J:COM北九州局のスタジオから生放送する地域ニュースに特化した番組。番組キャスターは全員北九州エリアに在住しており、地元在住者ならではの視点で地域の情報を伝える。地域住民や行政と電話を繋ぎ、地域の生の声を発信する生電話コーナーも放送。また北九州エリア内の各自治体や警察、消防などと連携し、行政情報や防災・防犯情報なども伝えていく。

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NTTぷらら、「ひかりTVミュージック」に単品購入サービスを追加(15.10.29)

(株)NTTぷらら(東京・豊島区、板東浩二社長)は、音楽配信サービス「ひかりTVミュージック」において、定額制聴き放題サービスに加え、新譜などのシングル/アルバムを1曲/1枚から単品購入できるサービスを開始した。
単品購入サービスでは、ひかりTVミュージックwebサイトやひかりTV対応チューナーから楽曲を購入可能。主な販売価格はシングル250円、アルバム1,000円~2,500円。単品購入対応楽曲数は300万曲以上で、今後も順次追加していく。

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映像産業振興機構、10月末までの「J-LOP+」申請状況を公表(15.11.2)

特定非営利活動法人映像産業振興機構(東京・中央区、松谷孝征理事長)は、同機構が運営窓口となっている経済産業省の補助金「J-LOP+」の10月31日時点での採択結果を発表した。
「J-LOP+」は、地域経済活性化に資する放送コンテンツ等の海外展開を支援する補助金。10月末時点で同補助金に対する申請件数は914件。うち採択件数は741件で、補助金の予算に対し交付が決定した金額の割合を示す交付決定金額進捗率は93%に達している。

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ケーブルテレビ、「FMくらら857」を開局(15.11.2)

ケーブルテレビ(株)(栃木・栃木市、高田光浩代表取締役)は、11月2日に総務省関東総合通信局よりコミュニティFM放送局の本免許を取得。11月3日にコミュニティFM「FMくらら857」を開局した。放送周波数は85.7MHz。
「FMくらら857」は栃木県内初のコミュニティFM。栃木市エリアの情報を356日、7時~21時の14時間にわたって生放送で提供する。21時~翌7時は音楽番組を放送する。緊急時には災害情報等の放送も行う。

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スカパー、2015年第2四半期決算はSDサービス終了の影響で減収減益(15.11.4)

(株)スカパーJSATホールディングス(東京・港区、高田真治社長)は、2015年第2四半期の決算を発表した。詳細は以下の通り。※数字後ろ( )内は前年同期比
<連結経営成績(累計)>
▼営業収益=817億5,600万円(-0.8%)▼営業利益=108億7,100万円(-15.3%)▼経常利益=108億8,400万円(-14.7%)▼親会社株主に帰属する四半期純利益=70億3,500万円(-30.0%)
前年にスカパー!プレミアムサービス標準画質サービスが終了した影響で、前年同期比は減収減益となった。同社では経営計画通りの推移としており、通期予想に変更はない。

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WOWOW、10月末時点の累計加入件数は279万6,384件(15.11.4)

「WOWOW」((株)WOWOW、東京・港区、田中晃社長)は、2015年10月末現在の加入件数を発表した。
累計加入件数は前月比-6,972件の2,796,384件。うち複数契約が417,156件となっている。

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東急パワーサプライとイッツコム、電力サービスで業務提携(15.11.4)

(株)東急パワーサプライ(東京・世田谷区、村井健二社長)とイッツ・コミュニケーションズ(株)(東京・世田谷区、高秀憲明社長、以下イッツコム)は、2016年4月の電力小売全面自由化にあわせて東急パワーサプライが展開する電力サービスの販売等に関して、業務提携することで合意した。
この提携により、イッツコムは12月より同社サービスエリアで電力サービスの先行受付を開始する。東急パワーサプライの電力サービスをサービスメニューに加えることで、新規顧客の獲得や解約防止につなげたい考え。

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中海テレビ放送、電力小売り事業に参入(15.11.4)

(株)中海テレビ放送(鳥取・米子市、秦野一憲社長)は、2016年4月の電力小売全面自由化にあわせて電力小売事業に参入する。これに伴い、10月8日に経済産業省資源エネルギー庁へ小売電気事業者の登録申請を行なった。また10月よりマンション電力一括受電サービスを鳥取県米子市内のマンションで開始した。
中海テレビ放送では2012年より環境エネルギー事業を開始し、太陽光発電システムや蓄電池設備の販売も手掛けてきた。今後は電力小売サービスと放送・通信サービスのセットなどにより、従来の電力会社よりも割安な電力提供を行なっていく。さらに将来的には、地域の再生エネルギーを利用した地産地消型のエネルギーサービスの提供を目指す。

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スカパー、Inter BEE 2015で4K HDR映像の衛星伝送を実施(15.11.4)

スカパーJSAT(株)(東京・港区、高田真治社長、以下スカパー)は、通信衛星JCSAT-3Aを使用した4K HDR映像の伝送を実施する。伝送映像は11月18日~20日に幕張メッセ(千葉・千葉市美浜区)にて開催される「Inter BEE 2015」の協力メーカーブースで展示される。
今回の映像伝送では、4K HDR映像をスカパー東京メディアセンター(東京・江東区)より既存の施設を利用してJCSAT-3Aにアップリンクし、Inter BEE 2015の会場で受信する。4K HDR映像のガンマカーブはARIB(一般社団法人電波産業会)で標準化されたHybrid Log-Gamma(HLG)方式を採用。これまでにスカパーが収録した各種HDR映像や、東京メディアセンター内のスタジオからのライブ映像を伝送する。
Inter BEE 2015でスカパーの4K HDR伝送映像を受信するブースはソニー/ソニービジネスソリューション、東芝、アストロデザイン、共信コミュニケーションズとなっている。

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Over4K.com、オープンセミナーを幕張で開催(15.11.4)

Over4K.com合同会社(東京・千代田区、金森宏仁代表)は11月19日・20日に幕張テクノガーデン(千葉・千葉市美浜区)D棟1401・1402号室にてオープンセミナーを開催する。
Over4K.comは、4K 等の高精細映像における撮影・編集・アーカイブのワンストップサービスを提供する民間初のプロジェクト。パナソニック(株)AVCネットワークス社、トライネット・ロジスティクス(株)、富士通エフ・アイ・ピー(株)、(株)エフコムとの協業で実施する。
セミナーでは同サービスの紹介や提供機器のデモ展示、トークセッション等を実施する。参加申し込みはメール( info@over4k.com )で受け付けている。

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ジェイコム東葛葛飾局とジェイコムイースト 東関東局が、中学校駅伝大会を放送。VODでも配信(15.11.5)

(株)ジェイコム東葛葛飾局(千葉・松戸市、平岩光現局長)と(株)ジェイコムイースト 東関東局(千葉・柏市、吉田馨局長)は、10月17日に開催された「第69回 東葛飾地方中学校駅伝競走大会」の模様を、両局の「J:COMチャンネル」(葛飾エリアは覗く)で特別番組として放送。また、12月1日からは、VODサービス「J:COMオンデマンド」で無料配信する。

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ミハル通信、西東北出張所を開設。長野出張所を信越出張所に(15.11.5)

ミハル通信(株)(神奈川・鎌倉市、二ノ宮隆夫社長)は、11月16日付けで、西東北出張所(秋田)を開設する。また、長野出張所の名称を、信越出張所に変更する。
秋田に西東北出張所を開設し、秋田県および近隣各地への営業強化を図る。また、信越出張所と位置づけ、長野県内だけでなく、新潟県へも拡大する。
西東北出張所 :〒010-0923 秋田県秋田市旭北錦町1-14 秋田ファーストビル202

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WOWOW、定例会見で「Plus(+) Solution Service」を紹介(15.11.5)

「WOWOW」((株)WOWOW、東京・港区、田中晃社長)は、2015年11月度定例記者会見を開催し、その中で同社の子会社である(株)WOWOWコミュニケーションズが9月に発表した新ソリューション「Plus(+) Solution Service」を紹介した。
「Plus(+) Solution Service」は、コールセンターと顧客とのコミュニケーション等の中で顧客の「気持ち」を探り、それをデータベース化した上で、データコンサルティングや、データ分析によるマーケティング・コミュニケーションサポートを行うソリューション。WOWOWではこの仕組みを活用することで、一人ひとりの会員の気持ちに即したリコメンドを行い、解約では従来の3割減を達成できたという。
WOWOWコミュニケーションズでは「Plus(+) Solution Service」を、自動車や新電力等、顧客と接点を持つ会員ビジネスを行う企業に対し、導入を進めていく考え。

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エーディテクノ、3G-SDI対応ルーティングスイッチャ「RS」シリーズ3機種発売(15.11.6)

(株)エーディテクノ(東京・千代田区、長山誠人代表取締役)は、デジタルフォーキャスト社製の映像/音声信号変換・分配・延長製品「Bridge」シリーズから、3G-SDI対応ルーティングスイッチャ「RS」シリーズの16入力16出力「RS_16×16」、8入力8出力モデル「RS_8×8」、8入力4出力モデル「RS_8×4」の3機種を11月13日に発売開始する。
RSシリーズは、SMPTE規格に準拠したSD/HD/3G-SDI信号をシームレスに切替可能なルーティングスイッチャ。本体前面LEDボタンやリモートコントローラにより、SDI信号をシームレスに切替・出力する。各モデルともオープン価格だが、市場想定価格は16入出力モデルが57万円前後、8入出力モデルが40万円前後、8入力4出力モデルが21万円前後となる見込み。

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